シーグラフ開催中ですね。
CG界隈が賑やかでワクワクします^^
各社続々新製品を発表してますが
今回注目すべきはLW9!でしょうか。
LWユーザーさんのサイトを回ってみても
気になる機能のコメントを読むのが楽しかったので
私も書いてみようかと思いました。
細かながらも、晴らしい機能追加はあるものの
LW7、8のバージョンアップ内容は
社外開発のプラグインを吸収するという
私にとっては魅力的なバージョンアップではなかったのですが
9はコレまでとは違う変化が感じられていいですね。
レンダリング速度の向上はもちろん嬉しいのですが
私の一番の注目はCamera Lens Shader!
この機能は事体は、去年もどこかのソフトで目にしてたのですが
(messiahだったかな〜maxか?失念)
何となく可能性を感じます。
普段目にするTVや映画は、常にカメラのレンズを通した
ゆがんだ像を目にしてるわけです。
産まれた時からTVを見ることの出来る環境で育った私は
ゆがんだ世界を見続けて育ってるわけです。
基本的にCGはレンズを考慮したレンダリングはせず
意識して設定しない限り、ビルのような直線的なオブジェクトは
直線的にレンダリングされます。
これが見慣れた「ゆがんだ像」としてCGをレンダリングした時に
何か変化があるかも知れない!!!と思うわけです。
でもアニメの撮影がデジタルに移行した時
その違いにどれほどの差があっただろうか・・・^^;
波ガラスがデジタルに置き換わったのは
伝統表現の1つが亡くなった感はありましたけどね。。。
ちなみに、modo201にもレンズディストーション関連の機能がつきますね。
一種の流行か?
実際には後処理でレンズ効果を演出してる像は良く見かけますし
グローなんかのポストプロセスにもしっかり対応してるのかと考えれば
使用する可能性は極めて低そうではありますが・・^^;
HyperVoxel Particle Displacement Shaderは素直に嬉しいですが
ボリュームモードで質感のブレンドが出来るようにはならないですかね〜
Tension Mapは今までチャンネルリンクして再現していた物を
標準化したって感じですかね。
Relativity 2はこのプラグインが標準化するということですかな。
IK使用時の座標とかLWのexpressionは直感的じゃないというか、
回りくどくて、messiahに比べると気軽に使える代物じゃないので
気軽にセットアップに組み込める品質だと嬉しいのですが。
Quaternion Rotationsは・・・やっと付きますか^^;
今は亡き擬似Quaternionプラグイン使っているので
目新しさはないですが、標準化は良い事です。
モデリングツールがLayoutでも可能になる!?感じですが
やっぱり安定度が気になりますね。
レイトレースエンジンにも手が入るようですし・・・
現在のLW7.5の安定度は結構信頼してるだけに・・・
6.0の悪夢は回避して頂きたいところです^^;
メモ
http://visgraph.cs.ust.hk/MoXi/
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