参考資料

AIを使用した高解像度化サービス「AnimeRefiner」

AIを使用した高解像度化サービス「AnimeRefiner」のページが公開されてます。
https://animerefiner.com/

サンプルを見ると線がシャープな状態でクオリティーが高そうです。意図的なのかわかりませんが、サンプルが汚く縮小されてるのが気になります。あにめたまご2018作品なので、等倍ピクセルを4k、8kにしたサンプルが見てみたい気がします。

AnimeRefinerとは

AnimeRefinerはアニメーションを綺麗に高解像度化することができるAIです。
どのようなアニメでも縦4倍、横4倍に高解像度化することができ、まるでそのサイズで制作されたかのような美しい映像に変換することが可能です。
HDサイズ(1280 × 720px)のアニメなら4Kサイズ以上に、フルHDサイズ(1920 × 1080px)のアニメなら8Kサイズに変換できます。
Deep learningを用いた独自の技術で開発を行っており、これまでの技術とは比較にならないほど美しく、アニメを高解像度化できます。

高解像度化例

 

AnimeRefinerの特徴

最先端のAI技術(Deep Learning)を用いて高解像度化

AnimeRefinerはDeep learning を活用することで、従来の画像を引き伸ばして中間を補間する変換(アップコンバート)技術では不可能だった、高品質な状態での高解像度化が可能です。
高解像度化AI「Photo Refiner」で培った独自のAIモデルにより、アニメを縦横4倍のサイズに高解像度化できます。低解像度な動画と高解像度な動画の特徴を大量に学習したAIは、これまでの技術とは比較にならないほど美しくアニメを高解像度化することができます。

変換前のアニメ

既存技術でのアップコンバート

AnimeRefinerで高解像度化

 

高スペックマシン不要

ハードウェア面では、高性能なGPUクラスタを採用し、ソフトウェア面でも特許出願中の高速推論技術により、高速な推論を実現しました。
例えば、CG分野では高品質な画像を得るためには、従来では時間を掛けて自社のマシンでレンダリングを行う必要がありました。AnimeRefinerを使えば、ご自身のハードウェアを動かすことなく、キレイなアニメ映像に変換することができます。

 

これまでの変換(アップコンバート)技術との違い

多くの変換(アップコンバート)技術は、動画を引き伸ばして中間を補間しています。そのためノイズをそのまま引き伸ばしたり、ぼやけが発生する場合がありました。AnimeRefinerは独自のAIモデルにより、様々なノイズを除去します。高解像度化による映像のぼやけを鮮明化できます。陰影も綺麗に表現することが可能です。

1.様々な種類のノイズの除去

2.拡大表示による映像のぼやけを鮮明化

3.陰影も綺麗に

リマスターおよび4K・8Kアニメ制作の時間とコストを削減

過去のアニメを低コスト・スピーディーに4Kリマスター化

アニメのリマスターの制作には、とても膨大な時間とコストがかかります。高解像度化したいサイズまで引き伸ばした後、ぼやけてしまった箇所を手で描きなおして修復。映像のノイズなどを除去しながら、1フレームずつキレイに修復する必要があります。 AnimeRefinerなら、AIが高解像度なアニメを推測してリマスタリングします。映像の中にあるノイズやゴミなどを取り除いて、美しいリマスター版を作ることが可能です。90%以上のリマスター作業をAIが代替してくれます。

 

4Kアニメーション制作の負担軽減

4Kテレビの普及に伴い、4Kコンテンツのニーズも高まっています。しかしながら、フルHDサイズで原画を描くのと比べ、4Kサイズで原画を描くのでは2倍以上の作業時間が必要です。AnimeRefinerを使えばHDサイズで描いた原画を4Kにアップコンバートするという新し制作手法が実現できます。これによりより低コスト・スピーディーに4K・8Kといった高画質なアニメを制作することが可能です。4K・8Kアニメーション制作の予算削減効果が期待できます。

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