ZBrush

Tips

ZBrushにクリースをインポートする方法

Maya、3ds Max、modoからZBrushにサブディビジョンサーフェイスの「クリース(折り目)」をインポートする方法について書いてみたいと思います。

一般的な3Dソフトのサブディビジョンサーフェイスには、クリースと呼ばれる鋭角なエッジを設定する機能が搭載されています。クリースは曲線と直線で構成された機械的なモデルを作るときに便利です。
FBXファイルはクリースの情報を保存することができるので、3DソフトからZBrushにクリース情報を持ったままモデルを読み込むことができます。

 

 

ZBrushにクリースをインポートする

一般的な3Dソフトではクリースに0~100など、重みを無段階で設定することが出来ます。しかし、ZBrushは特定の値が設定されたクリースしか読み込みまないので注意する必要があります。

 

Maya

Mayaからクリースを出力する場合は polyCrease で「折り目」の値を 10 に設定します。

 

3ds Max

Maxからクリースを出力する場合はエッジプロパティで「折り目」の値を 1.0 に設定します。

 

modo

modoからクリースを出力する場合はサブディビジョンのウェイトを 100% に設定します。modoではマイナスや100%以上の値で保存することができますが 100% 以外は無視されます。

 

ZBrushに読み込んだ結果

ZBrushにFBXをインポートし、ダイナミックサビディビジョンを適用したモデルです。エッジに破線が表示されクリースの設定が読み込まれるのを確認できます。

 

 

ZBrushからクリースをエクスポートする

ZBrushから クリースを出力する場合は「FBXエクスポートインポート」の「スムースレベルをエクスポート」をONにします。

「スムースレベルをエクスポート」はマニュアルに説明がないので何を意図した機能なのかわかりませんが、恐らくキャットマルクラークサブディビジョンの折り目(Crease、エッジウェイト)の出力に関連する機能だと思われます。
スムースレベルという名称なのでSubDivの値を変更してエクスポートして見ましたが、折り目の出力意外に目立った変化はないように見えました。

 

ZBrushのFBXは特定の値のクリースしか読み込まないという仕様が罠ですね。本来は無段階に設定できるクリースをZBrushではON/OFFしかできないのはいいのですが、その値がキャットマルクラークの実用的な値の範囲である0~50%ではなく最大値以外読み込まないのはわかり難いかもしれません。FBXインポート時には少しでも値が入ってたらクリースとして読み込んでくれる方が動作がわかりやすい気がします。

 

参考

このビデオではクリースを1000に設定していますが、ZBrush 2020でFBX2020で出力したファイルをMayaに読み込むとクリースの値は 10 でした。Mayaで出力する場合は一度ZBrushからファイル出力して値を確かめるといいと思います。

Tips

ZBrushの基本操作

ZBrushで利用頻度の高い基本操作や、ツール操作をまとめたページです。

ZBrushはモディファイヤキー(Ctrl Shift Alt)を組み合わせて使用しますが、キー入力後に別のキーを押したり、キー入力後にキーをはなしたり、一般的なグラフィックソフトのショートカットに比べると複雑に感じます。
またトランスポーズのように、1つのツールに複数の異なる機能が組み合わさっていることもあるため、初見ではなかなか操作方法がわからないことがあります。

しばらくZBrushを使わないと操作を忘れてしまうので、画像つきでまとめてみました。

 

ビュー操作

キャンバスの3Dナビゲーションに関する操作です。

移動

  • Alt + キャンバスドラッグ

 

回転

  • キャンバスドラッグ

 

回転を90度に制限

  • Shift + キャンバスドラッグ

 

Z軸回転

  • Shift + キャンバスドラッグ 中に Shift をはなす

 

ズーム

  • Ctrl + キャンバス 右ドラッグ
  • Alt + ドラッグ中に Alt をはなす

 

メッシュに表示を合わせる

  • F

 

 

メッシュの表示/非表示

ポリゴンメッシュの可視性に関する操作です。

四角選択

  • Ctrl + Shift + ドラッグで表示
  • Ctrl + Shift + Alt ドラッグで非表示

 

全て表示

  • Ctrl + Shift + キャンバスクリック
  • Ctrl + Shift + A

 

表示反転

  • Ctrl + Shift + キャンバスドラッグ

 

なげ縄選択

  • Ctrl + Shift + ドラッグで表示
  • Ctrl + Shift + Alt ドラッグで非表示

 

ループ非表示

  • なげ縄選択でエッジをクリック

 

選択領域の移動

  • なげ縄や四角選択ドラッグ中に Shift + Space

 

表示の拡張と収縮

  • Ctrl + Shift + X
  • Ctrl + Shift + S

 

縁のみ表示

  • Ctrl + Shift + O

 

マスクされてないメッシュを非表示

  • 可視性の「Pt非表示」クリック

 

選択したポリグループのみ表示

  • Shift + Ctrl + メッシュクリック

 

選択したポリグループを非表示にする

  • Shift + Ctrl + ダブルクリック

 

選択したポリグループを非表示にする

部分的に表示されている場合の動作です。

  • Shift + Ctrl +クリック

 

 

マスキング

マスキングに関する操作です。

マスクペイント

  • Ctrl を押しながらペイントで追加
  • Ctrl + Alt を押しながらペイントで削除

 

マスク反転

  • Ctrl + キャンバスクリック
  • Ctrl + I

 

全てマスク

  • Ctrl + A

 

マスククリア

  • Ctrl + キャンバスドラッグ

 

四角マスク

  • Ctrl + キャンバスドラッグで追加
  • Ctrl + Alt + キャンバスドラッグで削除

 

なげ縄マスク

  • Ctrl +ドラッグ で追加
  • Ctrl + Alt + ドラッグ で削除

 

カーブマスク

  • Ctrl +ドラッグでカーブの描画を開始し、ドラッグ中に Alt + クリック でカーブ
  • カーブ描画中に Alt を2回押すと直線

 

マスク領域の移動

    • なげ縄や四角マスク使用中に Shift + Space

 

マスクのブラーとシャープ

  • Ctrl + メッシュクリックでブラー
  • Ctrl + Alt + メッシュクリックでシャープ

ブラーとシャープの強さは「環境設定」のトランスポーズサブパレットの「マスクブラー強度」「マスクシャープ強度」で設定することが出来ます。

 

 

ブラシ

ブラシに関する操作です。

ドローサイズ

  • S
  • ] 設定した単位で大きく
  • [ 設定した単位で小さく

 

焦点移動

  • O

 

Z強度

  • U

 

ZAddとZSubを切り替え

  • Alt

 

最後のストロークを再生

  • 1

 

ストロークの記録と再生

  • 3 記録ストローク
  • 2 記録されたすべてのストロークを再生

 

カーソルの下の色を選択

  • C

 

シンメトリ

  • X

 

背面マスク

厚みが薄いメッシュをスカルプトする場合に、背面のポリゴンに影響をあたえないようにします。

 

直線

  • クリック後に Shift + ドラッグ

 

マスクで直線で引きたい場合は Ctrl を押してマスクペンに切り替えた状態で、ストロークメニューの「レイジーマウス」をONにします。

  • Ctrl + クリック後に Shift + ドラッグ

 

 

ギズモ 3D

ギズモ3Dは一般的な3DソフトのようにXYZ 3軸の矢印(ギズモ)を使用してメッシュを編集する機能です。

基本操作

  • E R ギズモ 3Dを有効
  • Q ドローモードへ戻る
  • Y  トランスポーズに切り替え

 

ギズモをサーフェス法線に合わせて再配置

  • Alt + クリック

 

ギズモを回転

  • Alt + ドラッグ

 

位置や回転のリセット

 

複数のSubToolを編集

  • 複数のサブツール アイコン

 

トポロジカルマスキング

トポロジーの繋がりを加味したマスキングです。

  • Ctrl + メッシュドラッグ

 

ポリグループをマスク

隣接するポリグループをクリックするとブラーになります。

  • Ctrl + クリック

 

複製

  • Ctrl + ドラッグ

 

等間隔複製

  • Ctrl + ドラッグ 中に Ctrl をはなし、そのままドラッグ

 

ネガティブメッシュ複製

ダイナメッシュの減算に使用するメッシュとして複製します。

  • Ctrl + Alt + ドラッグ

 

ポリゴン押し出し

  • マスクしてる状態で Ctrl +ドラッグ

 

膨張

  • Ctrl + ギズモ中心の四角ドラッグ

 

クリッピング

  • Ctrl + スケール軸ドラッグ

 

 

トランスポーズ

トランスポーズはギズモ3Dが追加される前からあるトランスフォーム編集ツールです。トランスポーズにしかできない操作があります。

  • トランスポーズの切り替えは W E をクリック後に Y
  • トランスポーズのリングはアクションラインに沿うようにドラッグして操作します

共通操作

アクションラインを再配置

  • メッシュクリックでサーフェス法線に合わせて再配置
  • 軸をクリックするとアクションラインの方向が切り替わる

 

ビューをZ軸回転

  • Ctrl + 終点の白色リング ドラッグ

 

描画中にアクションラインを移動

  • ドラッグ中に Space

 

描画後にアクションラインを移動

  • アクションラインをドラッグ
  • 中央のオレンジ色リングをドラッグ

 

アクションラインを15度ずつスナップ

  • Shift + ドラッグ

 

アクションラインの始点/終点の変更

  • 始点のオレンジ色リングをドラッグ

 

トポロジカルマスキング

  • Ctrl +メッシュドラッグ
  • CtrlShift +メッシュドラッグでマスク追加

 

移動モード

移動モードを使用したリングの動作です。

  • 始点 ドラッグ : 平面化
  • 中心 ドラッグ : 移動
  • 終点 ドラッグ : ストレッチ
  • 終点 右ドラッグ : 膨張

 

移動軸を制限

  • Shift + 中心の白色リング ドラッグ
  • アクションライン描画中に Ctrl クリックで描画を確定し、そのまま Shift

 

ベンド

  • Alt + 中心の白色リング ドラッグ

 

複製

  • Ctrl + ドラッグ
  • Ctrl + ドラッグ中に Shift を押すと移動軸を制限

 

ネガティブメッシュ複製

ダイナメッシュの減算に使用するメッシュとして複製します。

  • Ctrl + Alt + ドラッグ

 

ポリゴン押し出し

  • マスクしてる状態で Ctrl + 中心の白色リング ドラッグ

 

ポリゴンの分離

  • マスクしてる状態で Ctrl + 終点の赤色リング ドラッグ

 

スケールモード

スケールモードを使用したリングの動作です。

  • 始点/終点ドラッグ : 均一スケール
  • 中心ドラッグ : 垂直スケール

 

エッジループを作成してデフレート/インフレート

  • マスクしてる状態で Ctrl + 中心白色リングドラッグ

 

特殊なスケーリング

  • Alt + ドラッグ

 

回転モード

回転モードを使用したリングの動作です。

  • 始点/終点 ドラッグ : 回転
  • 中心 ドラッグ : Z軸回転

 

スナップ回転

  • Shift +ドラッグ

 

ツイスト

  • Alt + ドラッグ

 

メッシュ操作

ポリゴンメッシュに関する操作です。

メッシュの削除

 

メッシュの分割

  • サブツール「分割」の「マスク箇所を分割」「非表示分割」

 

レイヤー

レイヤーに関する操作です。

レイヤーでスカルプトした結果を部分的に消す

  1. レイヤーを作成してスカルプトする
  2. スカルプトしたレイヤーをOFFの状態で「MT格納」をON
  3. レイヤーをONに戻す
  4. 新規レイヤーを作成
  5. Morph ブラシを使用してスカルプトする

 

 

 

 

ポリグループ

ポリグループに関する操作です。

マスクからポリグループ作成

 

ZModelerのポリグループを適用

ブラシでZModelerを選択し、Space でメニュー表示して「ポリグループを適用」を選択します。

  • ポリゴンクリックでポリゴンに適用
  • エッジクリックでループ適用
  • Alt +ドラッグでペイント適用
  • クリック中に Alt でポリグループの色を変更

 

ポリグループの境界を滑らかにする

  • 変形の「ポリッシュ(グループ)」

 

 

参考

http://docs.pixologic.com/user-guide/keyboard-shortcuts/shortcuts-by-category/

Tips

ZBrushで作成したディスプレイスメントマップをmodoで使用する方法

ZBrushで作成したディスプレイスメントマップをmodoで使用する方法について書いてみます。使用バージョンはmodo 14.0、ZBrush 2020.1.4です。

 

ZBrushでディスプレイスメントマップを作成する方法

ディスプレイスメントマップ作成 オプション

ZBrushからディスプレイスメントマップを出力する場合の設定です。「スケール」1、「中央値」0.5であることが重要です。それ以外のオプションは必要に応じて設定します。

 

 

アダプティブ

アダプティブはポリゴンの領域計算が正確になります。しかし、このオプションは信頼性が低く大きな解像度では不要という情報を見かけます。使用するデータに合わせて見比べるのがよさそうです。

 

DPSubPix

DPSubPixはサブピクセルの精度で、値を上げると滑らかなピクセルになります。4が望ましいですが値を高くするとレンダリング時間が長くなります。高解像度のメッシュ(16mil以上)や、マップサイズが2048以下と小さい場合は2でも十分なようです。

中央値

ディスプレイスメントの押し出し基準となる値です。16bit画像はマイナス値を持つことが出来ないので、中央値がディスプレイスメントしないグレー色、凸が白色、凹を黒色のピクセルとして出力されます。

 

垂直反転

垂直反転はUVのV軸を反転します。modoからGozを使用してZBrushにメッシュを転送した場合、UVはmodoのUV方向と一致します。objやfbx形式でメッシュをインポートした場合はUVが「垂直反転」します。必要に応じて使用します。

 

マップを作成してエクスポート

「ディスプレイスメントマップ作成」で作成されるマップは16bitフロート固定です。16bitでも十分な結果が得られますが、32bitのマップが必要な場合は「マップを作成してエクスポート」を使用します。

 

32Bit

32bitをONにすると32bitフロート画像でファイル出力することができます。OFFの場合は16bit画像として出力します。32bit出力する場合は「3チャンネル」「32Bit」ONにして「マップを作成してエクスポート」を実行します。

「3チャンネル」がOFFの場合はグレースケールのファイルとして出力されるのですが正常です。しかし、「マップを作成してエクスポート」を使用した場合は以下の問題があります。

  • tif形式を使用した場合、壊れたtifが出力されます。
  • exr形式を使用した場合、Rチャンネルにマップを書き込むためmodoに読み込んだとき赤い画像になってしまいディスプレイスメントとして使用することができません。

マルチマップエクスポーター」はtifのグレースケール出力が正常に動作してるので、基本的にマップ作成はマルチマップエクスポーターを使用するのがいいと思います。UDIMを使用したモデルのマップを作成するときもマルチマップエクスポーターを使用します。

 

modoのメッシュにディスプレイスメントマップを適用する場合のマップ作成

modoで作成したメッシュをZBrushでスカルプトしてマップを作成し、そのマップをmodoのメッシュに適用する場合はモーフターゲットを使用した状態でディスプレイスメントマップを作成する必要があります。

ZBrushからGoZでmodoに転送したメッシュを使用する場合、この作業は必要ありません。

 

モーフターゲットを使用したマップの作成方法

  1. モーフターゲットサブパレットで「MT格納」をクリック
  2. 「インポート」を使用して元のメッシュを読み込みます
  3. 「切り替え」でモーフターゲットの状態になってることを確認して「ディスプレイスメントマップ作成」を行います

 

ZBrushで「ディバイド」したりスカルプトした場合、低SubDivのメッシュも変形します。このため元のメッシュにディスプレイスメントマップを設定する場合は、元のメッシュとスカルプトで変形したメッシュとの差をなくす必要があります。

モーフターゲットを使用してマップを作成することで、元のメッシュで正しい変形結果を得られるディスプレイスメントマップを作成することができます。

 

オリジナルメッシュ
立方体と平面

 

スカルプトしたメッシュ SubDiv7
立方体のみスカルプトで凹凸を作成

 

スカルプトしたメッシュの SubDiv1
スカルプトの影響で低SubDiv時のメッシュが変形している

 

モーフターゲットを使用しない状態で作成したディスプレイスメントマップ。立方体の角が膨らんでしまいます。

 

モーフターゲットを使用した状態で作成したディスプレイスメントマップ。ZBrushと同じ形状でレンダリングできます。

 

 

modoでディスプレイスメントマップを設定する方法

ZBrushから出力したディスプレイスメントマップをmodoで使用する方法です。modoでディスプレイスメントマップを正しくレンダリングするにはいくつか設定が必要です。

  • 画像レイヤーとマテリアルを設定
  • サブディビジョンをCatmull-Clarkにする
  • UV補間をリニアにする

 

画像レイヤーとマテリアル設定

画像が16bitと32bitで設定方法が異なります。

 

16bit画像

画像レイヤーで「下限値」「上限値」にZBrushのディスプレイスメントサブパレットの「強度」×100を設定し、マテリアルの「ディスプレイスメント距離」を500 mmに設定します。これはGoZを使用したときに設定される方法と同じです。

デフォルトのレンダリング設定だとポリゴンが荒いので、レンダー設定の「ディスプレイスメント評価間隔」に小さい値を設定します。「ディスプレイスメント評価間隔」は小さいほど良好な結果になりますが、レンダリング時間が長くなります。

ZBrushのディスプレイスメントサブパレットの「強度」の値。「強度」はZBrushが作成する画像ファイル名にも追加されます。

 

32bit画像

画像レイヤーの「下限値」-100%、「上限値」100%に設定して、「ディスプレイスメント距離」を500 mmに設定します。ただし、マップに保存されている値が1より大きい場合、デフォルトではディスプレイスメントがクランプされてしまいます。

 

このような場合はチャンネルビューポートで「source High」の値を高く設定します。「source High」はプロパティに表示されないチャンネルなので、ちょっと不親切ですね。

 

ディスプレイスメント距離の「500 mm」という値は、modoのレンダラーが使用するディスプレイスメントの基準値と思われます。

3Dソフトはソフト内で使用する基準となる大きさがあり、modoの場合は1 mが基準になっています。ディスプレイスメントマップには何センチのように絶対的な距離が保存されているわけではないので、ディスプレイスメントの押し出し方向 ±500 mm の基準値+マップの値でディスプレイスメントされます。

 

 

サブディビジョンをCatmull-Clarkにする

modoには2種類のサブディビジョンが搭載されています。modoオリジナルのサブディビジョン(Tab)と、Catmull-Clarkサブディビジョン(Shift+Tab)です。
ZBrushの「ディバイド」はCatmull-Clarkサブディビジョンを使用しているので、ZBrushからディスプレイスメントマップを出力してmodoで使用する場合は、Catmull-Clarkサブディビジョンを使用すると形状が一致します。

下の画像はmdooのCatmull-Clarkサブディビジョン(白色)と、ZBrushでディバイドしたメッシュ(赤色)を同じ位置に重ねてレンダリングしたものです。形状が一致してるのが確認できます。

まだら模様に見えるのはレンダラーの特性によるものと思われます。ポリゴンが同じ位置にある場合どちらのポリゴンを前面にレンダリングするか優先順位がポリゴンごとに変わっているため、まだら模様が発生しています。Dキーを使用して細分化したメッシュや、ジオメトリキャッシュを比較すると頂点位置が一致していることが確認できます。

 

MayaのArnoldでメッシュスムーズプレビューをレンダリングした画像、同じく形状が一致してます。

ZBrushのSubDiv4はmodoの「レンダーレベル」3に対応します。同様にMayaのMesh Smoothも3になります。

 

UV補間をリニアにする

modoはサブディビジョンをONにしている場合、UVマップに対してもサブディビジョンを適用します。ZBrushから出力したマップを使用する場合は、メッシュのプロパティで「リニア UV」をONにします。

 

ZBrushのマップ作成オプションに「スムーズUV」というオプションがありますが、modoでUVを一致させるには「スムースUV」をOFFの状態でマップを作成する必要があります。

 

ZBrushの「スムーズUV」は他のソフトでも基本OFFがいいように思います。3dsMaxはOpenSubdivモディファイヤにUV補間に関するオプションがあります。Mayaも同様にUV境界のスムーズ設定があるのですが、ZBrushの「スムーズUV」とは計算が一致しません。ZBrushの「スムーズUV」と同じような補間が出来るのは、Arnoldの「pin_borders」が近いように思います(試したけど微妙にずれる気がする)。

 

メッシュの比較

modoでディスプレイスメントマップを適用したモデル(白色)と、ZBrushから出力したハイメッシュ(青色)の比較です。だいたい同じような形状になってるのが確認できます。

 

 

ノーマルマップを作成/使用する方法

おまけでZBrushからノーマルマップマップを出力する場合の設定です。

 

Gozで読み込んだ法線マップはカラースペースの設定が「デフォルト」になってます。この状態だと法線マップによるシェーディングがおかしな状態になることがあります(カラーマネジメントの設定によります)。そんな時はカラースペースを「リニア」にすると解決します。

 

 

参考

ZBRUSH DISPLACEMENT IN MODO

modoのチュートリアル。
http://www.xuanprada.com/blog/2014/7/30/zbrush-displacement-in-modo

このチュートリアルではマップ作成時に「中央値」0、modoのレイヤー設定では「下限値」0%「上限値」100%、「ディスプレイスメント距離」1mに設定しています。

私の記事で「中央値」0.5を使用したのは16bitと32bit画像で共通して使用する設定にするためです。Arnoldと設定を合わせたい場合は「中央値」0の方がいいかもしれません(ArnoldのScalar Zero Valueで合わせられる気もします)。

 

ACCURATE DISPLACEMENT WORKFLOW

ディスプレイスメントの基本的から解説されてます。
https://www.cggallery.com/tutorials/displacement/

Tips

modoとZBrushを併用する場合の注意点

modoとZBrushを併用する場合の注意点について書いてみます。

ZBrushは他の3Dソフトに比べて独自の制限や動作があります。全てZBrush内で作業が完結するのであれば問題ないかも知れませんが、modoで作成したモデルをZBrushに読み込んで使用すると高確率で制限につまずいてしまいます。基本的な仕様について書いておきます。

 

三角、四角ポリゴン以外は使用しない

ZBrushは三角、四角ポリゴンで構成されるポリメッシュのみ使用可能です。五角形以上のいわゆるN-gonはGoZしても面が生成されることがなく、穴が開いた状態になります。modoのカーブもN-gon扱いになるようです。

 

三角、四角しか使えないのはやや不便に感じますが、メモリ使用量を少なくし処理速度を早くするための仕様ではないか?ということらしいです。

 

UV座標の0.0、1.0上に頂点を配置してはいけない

ZBrushは0.0、1.0上の頂点を結合してしまい、正常なマップが作成できなくなります。3DソフトのプリミティブはUV空間を広く使うように展開されていますが、プリミティブをZBrushに持ち込んで使用する場合は注意が必要です。

 

UVを少し小さくスケールすると、UVを正しく使用することができます。

 

 

マルチUVに対応してない

ZBrushはマルチUV、複数のUVデータの読みこみに対応していません。modo、3dsMax、Mayaなど多くの3Dソフトは1つのメッシュに複数のUVマップを作成することができますが、ZBrushでは読み込めるUVマップは1つに制限されています。

  • modoから複数のUVマップを持ったデータをGoZした場合は、どれか1マップ転送されます。メッシュの一部にしかUVがない場合、UVは転送されません。
  • MayaからGoZした場合は「既定のUVセット」のみ転送されます。
  • 3ds MaxからGoZした場合は「マップチャンネル 1」を転送します。

ZBrushでマルチUVを使用したい場合にはUDIMのように、1つのUVマップにメッシュを配置して使用します。

 

 

久々にZBrush使おうとすると毎回基本的なところを忘れてしまうので、忘れないようにメモしておこうと思いました。

CG News

ZBrush 2021リリース

ZBrush 2021がリリースされました。クロスダイナミクスが搭載されて、リアルな布を手軽にスカルプトできるようになりました。動作も軽くて楽しいです。

https://pixologic.com/features/

 

ZBrush 2021

ZBrush 2021では、制御されたクロススカルプティングやダイナミックサブディビジョン機能の再検討に加えて、ダイナミクスシステムが導入されています。
また、ZModelerに新機能を追加したほか、ZBrushにiMage 3Dサポートを導入し、ZBrushCoreMiniで作成したネイティブフォーマットのファイルを開くことができるようになりました。

ZBrushエンジン自体も強化され、全体的にパフォーマンスを向上させる方法を見つけました。ZBrush 2021では、よりスムーズなスカルプトが可能になり、DynaMeshなどの他の操作にかかる時間も短縮されています。

ダイナミクスの紹介

 

ダイナミクスシステムを使って、あらゆるサーフェスを収縮、拡張、膨らませたり、重力でドレープさせたりすることができ、スカルプティングを強化できます。
マスキングを使ってメッシュの一部をピンで固定して注目点を作ったり、マスクを使って独自のインタラクションを作成して、表面を自分で転がすことができます。低解像度の平面でも、リアルな布の折り目を作成できます。

メッシュを配置し、コリジョンボリュームと任意のコントロールをオンにしてから、ZBrushが他の見えているメッシュの上に布メッシュをドレープしていく様子を見てみましょう。

 

制御された布スカルプト

 

ダイナミクスエンジンを使用した特別なブラシが導入され、布の表面と対話するためのユニークな機能が提供されています。

例えば、折り目の位置を選択したり、ジオメトリを掴んでワークスペース内で自由に動かし、リアルタイムで折り目を作成したりすることができます。
クロスツイスターブラシは、ねじれた布をシミュレートします。
クロスウィンドは、方向性のある動きを可能にします。
クロスピンチトレイルは、ブラシのストロークがサーフェス上のどこにあっても、布を挟んで縫い目を作ります。

 

ダイナミックサブディビジョンの再表示

ダイナミックサブディビジョンでは、ベースとなるポリゴン数を増やすことなくサブディビジョンレベルをプレビューすることができます。

この機能は平面ジオメトリの任意の単一ピースに調整可能な厚さを追加することができるようになり、さらに一歩進んだものとなりました。

ジオメトリの一部を完全にインタラクティブなインスタンスとして各ポリゴンに追加することもできます。
プリセットのライブラリから選択して、表面をキャンバスやデニムジーンズのように見せることができます。
鎧の一部を選択して、繰り返し使用できるチェーンメールを作成することもできます。

 

パフォーマンス

ZBrush には、さらに多くのパフォーマンス強化が追加されました。他の多くの人気のある機能とともに、スカルプトブラシの背後にあるシステムを再検討しました。
高ポリゴンモデルでのレスポンスタイムの高速化、DynaMeshの速度向上など、すべてのセクターで速度が向上しました。
さらにマルチスレッドをスマートに管理するための新しいOptimalオプションは、最高のパフォーマンスを実現するために、お使いのシステムでZBrushが必要とする適切な量のスレッドを常に維持します。

 

ZModelerがアップグレード

すでに強力なZModelerブラシシステムに新機能が追加されました。

エッジの押し出し

想像通りの平面を構築したり、既存のスカルプトにフィットする全く新しいジオメトリを構築したりするのが、これまでになく簡単になりました。

新しいエッジ押し出し機能では、1つのエッジ、複数のエッジ、完全なエッジループやポリループを使って、インタラクティブなエッジスナップを使ってビルドすることができます。エッジを押し出して隣接する面にスナップするだけでなく、SnapToSurfaceを有効にして、新しいエッジを下地のサーフェスにスナップできるようにすることもできます。

 

等間隔インセット

等距離インセットを使用すると、単一のポリゴンまたはポリゴンの領域をインセットすることができ、新しく作成されたすべてのトポロジーは既存のトポロジーから等距離になります。その結果、完璧なポリゴンの新しいセットができあがります。

 

よく見ると

モデルの基礎となるジオメトリが表示されます。

 

ナノメッシュの改造

ZBrush 2021ではNanoMeshの強力なインスタンスシステムをさらに拡張し、シーン内でインスタンスメッシュを編集できるようになりました。スプリットスクリーンとNanoMeshを組み合わせることで、面倒な数のポリゴンを追加することなく、作成や調整が可能になります。

 

iMage3DのGIFとPNGフォーマット

iMage 3Dフォーマットは、あなたの作品のイメージと3Dモデルの両方を、1つのGIFまたはPNGファイルにまとめて他の人と共有するユニークな方法を提供します。このファイルは、通常の2Dイメージとして表示され、ZBrushで開くと、すべてのサブツールで完全なモデルを編集する準備ができているウェブサイトに掲載することができます。

 

リリースノート

  • 可変カーソルサイズ調整
  • ファイル拡張子 Collada (DAE) と Alembic (ABC) のインポート/エクスポート機能
  • ポリゴンオプションに ZModeler Set Camera Perpendicular オプションが追加されました。
  • ZModelerの追加で一時的に白いポリグループを塗るようにしました。(ZModelerのポリゴンモードでALTキーを押しながら)
  • ファイル拡張子 Collada (DAE)、Alembic (ABC) と 3MF のインポート/エクスポート機能
  • 最適なパフォーマンスの強化が追加されました
  • ギズモ精密ムーブメント追加
  • 3DSMAX 2021に向けてGoZアップデート
  • いくつかのマクロの追加
  • Spotlight Snapshot 3Dはポリグループ化としてカラーを処理するようになりました。
  • ストロークの追加
    • ジッター機能により、アルファがストロークのパスに沿って跳ね返るようになります。
    • 不完全性機能は、ストロークにサーフェスノイズを適用します。
Tips

GoZ for Modoのインストール方法と使用方法

たまにしかインストールしないので、GoZ for Modoのインストール方法をメモしときます。今回はmodo 14.0とZBrush 2020.1を使用しました。

 

GoZ for Modoのインストール方法

GoZ for Modoとは

GoZはmodoとZBrush間でメッシュやテクスチャをワンクリックで転送できる便利ツールです。901以前はPixologicがmodo用のGoZを開発していましたが、10.1以降はFoundryがGoZを開発しています。

modo 10.1以降用のインストーラー

http://modogroup.jp/modo/free_kits/goz

modo 901 用のインストーラー

http://download.pixologic01.com/download.php?f=Plugins/ZBrush4R7-WIN/GoZ_for_MODO901SP1_Installer_WIN.exe

 

GoZ for Modo インストール手順

インストールの流れは以下の通りです。

  1. ZBrushのインストール
  2. GoZ for Modoのインストール
  3. GoZで使用するmodoのパスを設定

 

1. ZBrushのインストール

GoZを使用するにはZBrushとmodoがインストールされている必要があります。

 

2. GoZ for Modoのインストール

GoZ_win.exeを使用してGoZ for Modoをインストールします。

 

3. GoZで使用するmodoのパスを設定

ZBrushを起動して「環境設定」で「Path to Modo(New)」をクリックし、一覧から使用するmodo バージョンを選択します。

ZBrushを再起動すればGoZが使用できるようになります。

 

GoZ for Modoがインストールされていない場合は、「Path to Modo(New)」は表示されません。ZBrushを起動した状態でGoZ for Modoをインストールした場合は、ZBrushを再起動する必要があります。

Mayaや3dsMaxはmodoと異なり、ZBrushのパス設定ボタンからGoZインストーラを起動することができます。

 

 

GoZ for Modoの使用方法

modoからZBrush

GoZ for ModoがmodoのKitパスにインストールされている場合、「modoツールバー」の右端にあるキットボタン内にGoZが表示されます。

 

適当にTeapotを作成してGoZボタンを押すと、ZBrushにTeapotを転送することができます。

 

 

ZBrushからmodo

ZBrushからmodoへデータを転送するにはGoZボタンを押せばいいのですが、せっかくなのでmodoから転送したTeapotを「ディバイド」して適当にスカルプトしてみます。

 

スカルプトが完了したら「SubDiv」を1にして「ディスプレイスメントマップ作製」を実行します。

 

「ツール」のGoZボタン押すと、modoにTeapotとディスプレイスメントマップが転送されます。modoのデフォルトのレンダリング設定では「マイクロポリゴンディスプレイスメント」の評価間隔が荒いので、小さな値を設定します。

 

新規シーンにGoZした場合、アイテムとマテリアルは「Teapot_GoZ」のようなグループにまとめられます。

 

GoZの保存先のディレクトリ

GoZで使用されるマップやメッシュのデータは以下のディレクトリに保存されています。

C:\Users\Public\Pixologic\GoZProjects\Default

 

 

GoZをインストールしておくとメッシュとマップを転送することができるので便利です。

CG News

ZBrush 2020

ZBrush 2020が11月13日にリリースされるそうです。既存ユーザーは無償アップグレード。
https://pixologic.jp/zbrush/zbrush-2020/

 

モーフUV

UV展開をした開きの状態のモデルへ、スカルプトやペイントができるようになりました。

 

XTractorブラシ

これら2つのブラシは、モデルのディテールをアルファとテクスチャに変換し再利用することができる機能です。

 

History Recall

このブラシはディテールのスカルプト後に、一部だけモデルを元の状態に戻します。モデルのアンドゥ履歴を利用しますが、ブラシでなぞった部位のみに効果を制限します。また、トポロジーに依存することなく、別のモデルのアンドゥ履歴のモデルに、もう片方のモデルを投影できるようになります。

無限深度

ブラシアイコンに位置するすべてのディテールに対してブラシの効果が適用されるオプションが追加されました。例えば前面にボリュームを足したり、犬の足を曲げたり、マスクを適用することなく、複数の頂点をまとめて移動させることができます。

テクスチャのカラー調整とポリペイントのカラー調整

ポリペイントやテクスチャが適用されたモデルに対して色相、彩度、コントラスト、ガンマ、ティントなどのカラー調整と、マスクの機能を利用した変更ができます。

カラーピッカーを利用して、モデルの一部にマスクや非マスク領域を指定できます。

 

 

厚み解析

この機能はポリペイント機能を利用して厚みが必要なメッシュの位置を視覚的に見せることにより、CNCや3Dプリンターなど他のラピッドプロトタイピングメソッドへ送る前に厚みの追加が必要な位置を見つけやすくなります。
好みの最小と最大の厚みを指定しボタンをクリックします。これでカラーで視覚化されたデータ見ながら補正し、再度解析をすることで正しく修正されたかを検証できます。

ドラフト解析

ドラフトオプションは、モデルを2面型用の原型や、CNCプリンティングなどの製造をする上で必要となるモデルの準備ができるようになります。
カメラ平面を利用してドラフトの抜き方向の指定を行い、リアルタイムでモデルが製造上問題なく利用できるよう検証できます。このドラフト解析機能はポリペイントとしても利用でき、マスクやテクスチャマップとしても結果を保存できます。

 

表面積解析

表面積と体積の解析をワンクリックで簡単に求められるようになりました。ワンクリックでバウンディングボックスのサイズ、メッシュの体積、表面積を計算してくれます。同時に、メッシュに穴がない状態(ウォータータイト)であるかを確認し、これでプリントが正常にできるよう手助けするだけでなく、実際に制作した際にどの程度材料を使用するかを予測できます。

カメラビュー

新しいカメラビューの機能により、モデルが仮想世界のどの位置にモデル存在しているかを把握できるようになります。これでXYZ空間を正確に理解できるようになると共に、正面と背面、左側面、右側面とカメラビューのアイコンをワンクリックすることで切り替えられます。

ドキュメントのシルエット表示

新しいドキュメントのシルエットビューでは、モデルの全体的な形状を小窓で確認することや、メインのドキュメントですべてのペイント情報、スカルプトディテールを確認しながら作業ができます。

Zスフィアのマネキンライブラリ追加

Deco Curveブラシ

2.5Dで定評のあったデコブラシが3Dになりました。モデルをスカルプト・ペイントする際に、カーブに沿ってテクスチャとアルファを引き伸ばす事ができます。

モデルのペイントフェード透明度

モデルにポリペイントやテクスチャが存在して見づらい場合に、スカルプトしたディテールや色をフェード、または置き換えることにより見やすくすることができます。

前後なしのストロークオプション

このオプションを有効にすると前方向にストロークした場合のみにブラシが適用されるようになります。レイジーマウス バックトラック オプションと組み合わせると、ペンを持ち上げたりマウスボタンを離したりすることなく、まったく同じ長さのストロークを適用できます。

新しいインポート/エクスポート・オプションウィンドウ

インポートまたはエクスポート時の制御が容易になり、さらに多くのフォーマットを1か所でサポートします。

インポート:FBX、STL、PLY
エクスポート:拡張OBJ、STL、FBX、VRML、PLY

CG News

ZBRUSH 2019.1

ZBRUSH 2019.1が公開されたようです。
https://www.zbrushcentral.com/t/zbrush-2019-1-now-available/216270

 

機能追加

ZBrush 2019.1はワークフローの改善や、ZBrushの使用感を強化する複数の内容を追加いたしました。

  • 新しい分割表示モードが追加されました。 現在のサブツールを他のサブツールから孤立表示にし、残りのサブツールを片側のスクリーンにて表示を行う機能です。
  •  ZBrushCentral.com コミュニティからキュレーションが行われた画像が、(一定時間経過後)スクリーンセーバーとして表示される機能が追加されました。他のOSのスクリーンセーバーと異なり、こちらはZBrushのアプリケーション画面にのみ影響を与えます。
  •  新しい”グループ交差”モードがスムースブラシモディファイアに追加されました。
  •  GOZにアップデートが加えられ、Adobe Photoshop® 2019、 Autodesk Maya 2019 と Autodesk 3DS Max 2020に対応しました。
  •  FBXフォーマットにて、カメラのインポートやエクスポートを行う際に最大64カメラ分サポートを行えるようになりました。インポートされたカメラは、ドローパレット内のカメラ選択機能のリストにて確認が行えます。FBXは、2019のバージョンに対応いたしました。

 

プラグイン

複数のプラグインが2019の追加機能に対応し、安定性や、パフォーマンス改善が行われました。

  •  サブツールマスターに、新しく、非表示頂点を表示する機能が追加されました。
  •  ZAppLink
  •  スケールマスター
  •  3Dプリントハブ、大型STLファイルへの対応や、インポートの際により多くのSTLフォーマットに対応するようになりました。
  •  インターセクションマスカー
  •  FBXインポート/エクスポート
  •  ZBrush to Photoshop
  •  ZColor
  •  デシメーションマスター
  •  画像平面

 

改善点

以下が、ZBrush 2019.1にて改良や、挙動の変更などが加えられた点です。

  •  Editモードを抜ける際に、確認を行うポップアップメッセージが表示されるようになりました。
  •  サブツールフォルダーが上に移動や、下に移動を行う機能に対応しました。
  •  スポットライトにて表示を行われていた参考画像にてダイナメッシュのブーリアン処理を行わないようになりました。(2019と同様にダイナメッシュにて切り抜きを行うにはスポットライトにて“減算”を押す必要があります。)
  •  macOSのショートカットにアップデートが加えられ、Command + Fを押すことでフォルダーを作成できます。
  •  macOSのショートカットにアップデートが加えられ、Command + Ctrl + Fにて新しいフォルダーを作成する代わりにフルスクリーンに切り替わるようになりました。
  •  ネットワークを経由した、ファイルの保存や読み込みに改善が加えられました。

 

安定性や修正項目

ユーザーや、ベータテスターによって挙げられた問題点がZBrush2019.1リリースにて修正されました。

  •  Ctrl + Shiftブラシはスペースキーを押した際に飛ばなくなりました。
  •  すでに利用されているホットキーを割り当てる際に警告が表示されるようになりました。
  •  スナップショット3Dのスナップポイントがキャンバスのズームも考慮してくれるようになりました。
  •  .jpegと.tiffの画像ファイル形式に対応するようになりました。
  •  合計頂点数表示が改善されました。
  •  ブーリアンの生成が改善されました。
  •  クリースレベルスライダーはダイナミックサブディビジョンが有効な際に結果を更新するようになりました。
  •  透過モードが有効な際には、ドットディスプレイモードが無効になるようになりました。
  •  サーフェスノイズエディターの安定性が改良されました。
  •  Editと移動モードに素早く切り替えた際の安定性が改良されました。

 

更新方法

サブスクリプションライセンスを含むシリアル番号を持つユーザーには、使用できる3つの方法があります。

  1. ZBrushを閉じて、それからあなたのコンピュータのそのフォルダを参照してください。そこにあるZUpgraderアプリケーションを実行してください。画面の指示に従ってアップデートをダウンロードしてインストールします。
  2. Windows またはmacOS 用のアップデータアプリケーションをダウンロードしてください。実行する前に、このアプリケーションをZBrush 2019フォルダに置いてください。その後、画面上の指示に従ってください。
  3. ZBrush 2019をアンインストールし、そのフォルダを削除します。次にMy Licensesに ログインします。ここでスタンドアロンZBrush 2019.1インストーラをダウンロードすることができます。それを実行してZBrushを再インストールしてから(要求された場合)再度アクティブにします。

フローティングライセンスをご利用の場合は、ITチームに更新指示を受け取るためのサポートチケットを送信してもらいます。

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ZBrush 2019

ZBrush 2019が発表されました。大きく扱われてるのはNPRですが、フォルダー機能、インターセクションマスカー、Zリメッシャー v3.0が便利そうですね。今回から月額プランが追加になったようです。
https://pixologic.jp/zbrush/zbrush-2019/

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ZWrap for ZBrush

ZWrap for ZBrushがリリースされたようです。ZWrapは既存のトポロジを自動的にモデルにフィットさせるプラグインで、3Dスキャンされた人物のトポロジに変換を高速化するツールです。価格は$ 99 /年。
https://www.russian3dscanner.com/zwrap/

以前から似たようなソフトがあったなと思いましたが、スタンドアロンソフトのWarpXをZBrushに移植したものみたいです。

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ZBrush 2018 リリース

ZBrush 2018 がリリーされたようです。ダイナミックテッセレーション「SCULPTRIS PRO」が気になります。
http://pixologic.com/features/index.php

Sculptris Proデモとして、ベータテスターが球体からスカルプトした画像が公開されています。
http://pixologic.com/features/spheres.php

SCULPTRIS PRO

ダイナミックなテッセレーションスカルプティングのワークフローであるSculputris Proは、ポリゴンによる制限を考えることなく、ただスカルプトすることができます。

 

プリミティブ投影

メッシュのリシェイプ、サーフェスへのカットイン、別なメッシュからの構築などのために、複数のプリミティブを使用することができます。

POLYGROUPIT

PolyGroup Itが提供されます。PolyGroupを削除、追加、コピー&ペースト、拡張または縮小、シンメトリに作成することや、さらにPolyPaint(ポリペイント)を使えば、あなたがまさに見たいと思っているPolyGroupを描画することができます。

 

その他
  • Curveモードの弾性オプション
  • Curveモードの液状オプション
  • Equidistant Gizmo Mesh Duplication
  • 描画サイズの記憶
  • 描画サイズ用Dynamicモードの記憶
  • Tessimate ジオメトリ
  • Normal アルゴリズムによる新しいPolyGroup
  • 3D プリントハブ用の出力サイズ増大
  • SculptrisPro用の新しい Snake Hook ブラシ
  • スタートアップ・デフォルト・ マテリアルの保存オプション
  • QuickSaveで、ついにあらゆるハードドライブへの保存が可能
  • ユニークログインサポートが附属した、新しいアクティベーションおよびライセンス管理システム
  • HDジオメトリのレベルが示されている場合、最高位のサブディビジョンレベルからディスプレイスメントマップを作成
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Goz for Modo アップデート

Modo用のGoZを使用すると、ノーマル、ディスプレイス、テクスチャマップでシェーディングネットワークを再現する手間は必要はありません。
ワンクリックでGoZはZbrushシーンをModoに転送し、適切なシェーディングネットワークがすべて完成します。
メッシュをZBrushに送り返すことも簡単です.Mozoのトポロジーを大きく変えたとしても、GoZは既存の高解像度の詳細をメッシュに自動的に再マッピングします。
GoZはポイントやポリゴンの順番や完全な再マッピングが必要な操作など、メッシュエラーの修正を管理します。更新されたメッシュはマップの作成とModoへの転送の詳細がすぐにわかります。
https://community.foundry.com/discuss/post/1076158

特徴

  • GoZ for ModoはZbrushとModoの間のシームレスなブリッジを可能にし、素早く創造的なワークフローのために、スカルプトのディテール、トポロジー編集、マテリアルマップなどを自動的に運搬します。
  • GoZはZBrushのコア機能に基づいています。サポートされていないアプリケーションでもGoZの機能のZBrush部分を使用することができます。
  • GoZはZBrushとそのターゲットアプリケーション間で複数のツールやサブツールの転送をサポートします。