Software

参考資料

Project Lavina | SIGGRAPH 2019

CHAOS GROUPがSIGGRAPH 2019でデモしたProject Lavinaのビデオが公開されてます。Project Lavinaは、100%レイトレース環境内でV-Rayシーンをリアルタイムで操作するChaos Group製品です。

Project Lavinaで現在サポートされている機能。

  • アニメーションのサポート
  • 複数のRTXカードのサポート
  • 強化されたカメラコントロール
  • 新しいノイズアルゴリズム
  • 衝突検知
  • マテリアル交換
  • LUTの追加
  • シーンのマージ
  • オブジェクトの変換/選択
  • インタラクティブな被写界深度
参考資料

顔のアニメーションを自動生成するAIエンジン「DeepAnime」

人工知能技術を使用し、1枚のイラストからキャラクターの顔のアニメーションを自動生成するAIエンジン「DeepAnime」を開発、提供開始されたようです。

人のフェイシャルから学習してたりするのかな?口閉じ回数がアニメより少ないので、あまりいい口パクに見えないですが、今後改善が進めば色々活用できるかもしれない。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000040318.html

 

 「DeepAnime」 特徴

  • 自然なアニメーション
  • 入力は1枚の画像のみ
  • 音声など状況に合わせて生成可能

 

 背景

今日、深層学習技術の発展に伴い、静止画に対する認識/生成技術は急速に進歩してきました。イラストコンテンツに関しても同様に、自然なイラストの自動生成や自動着色など、深層学習によりその表現力が拡大されてきました。一方で未だ動画の認識や生成に関しては未解決課題が多く、アニメーション等の動的コンテンツの生成における成果は限定的でした。
AlgoAgeは、自然なアニメーションの生成に焦点を当て、研究開発を行ってきました。そこでこの度、1枚のキャラクターのイラスト画像からアニメーションを自動生成する「DeepAnime」を開発いたしました。
「DeepAnime」により、これまで複雑で時間がかかっていたプロセスを簡単化し、誰もが気軽にアニメーション作成ができる未来を目指します。

 

ユースケース・想定導入例

エンタメサービス
  • 任意のキャラクターイラストに好きなセリフを話させるエクスペリエンス
  • 任意のイラストをアバターとして用いるコミュニケーション

 

アニメーション制作
  • 動き生成の自動化によるクリエーターの手間の削減
ゲーム
  • キャラクターの話す、瞬きする等アニメーションの自動生成によるコスト削減
参考資料

機械学習を使用したカラーグレーディングツール「MagicTints」

MagicTintsは機械学習エンジンを使用して、元のコントラストを維持したまま別の画像から、別の画像色を自動的に割り当てるカラーグレーディングツールです。映像向けに使えたら面白いかも。

動作環境はAdobe Photoshop、Illustrator、InDesign、Lightroom、XD、Affinity Photo, Sketch, モバイル: iOS,、Android、スタンドアロンデスクトップ:macOS、Windows。価格はPhotoshop、Illustrator、InDesign用が$39、現在はセール中で$19です。
http://anastasiy.com/magictints

参考資料

Cascadeur:ディープラーニングポーズ予測ツール

Cascadeurのディープラーニングを使用したポーズ予測ツール(アルファ版)のムービーが公開されてます。
システムはキャラクターの体の6つのポイントを追跡します。首、腰、手首、足首の1つが動かされたとき、ソフトウェアはディープラーニングに基づいて自動的に他のものの位置を調整するようです。

フルボディーIKよりは気が利いてそうに見えます。ポーズが勝手に動くのは好みじゃないけど、細かいこと気にしなければ便利なのかな。

参考資料

映画撮影シミュレータ「Cine Tracer」

Unreal Engineをベースとした映画撮影シミュレータ「Cine Tracer」がリリースされました。照明、カメラ、小道具をデジタルで再現したバーチャルセットを使用して、ショットを計画したりストーリーボードのフレームをキャプチャしたりできます。現在早期アクセス中で価格は¥ 9250。

3Dソフトの複雑な操作を覚えなくても、ゲーム感覚で習得が簡単なツールという物のようです。リアルタイムレイトレーシングのサポートによりレイトレーシングシャドウ、反射、AO、半透明、GIでショットをプレビューができるようです。

VRoidもそうでしたがゲームエンジンを使用したアプリケーションというのが面白いですね。今後もこういうソフトが増えるのかしら。
https://store.steampowered.com/app/904960/Cine_Tracer/
https://www.cinetracer.com/

概要

Cine TracerはUnreal Engineで作られたリアルタイムの映画撮影シミュレータです。ハイブリッドゲーム/アプリは、現実的なシーンを視覚化してストーリーボードに取り込むために、現実世界のカメラとライトをユーザーに制御させます。

Cine Tracerシステム

Cine Tracerには、製品の仮想環境を実現するために連携して動作するいくつかのコア「システム」が含まれています。これらには、カメラ、照明とグリップ、建物、小道具、そしてアクターが含まれます。

カメラ

  • フロートカメラ
  • 三脚
  • ハイハット
  • トラック付き台車
  • 伸縮クレーン
  • ハンドヘルドカメラ

照明とグリップ

  • だ円
  • 小型パネルライト
  • 4×4フレームライト
  • 12×12フレームライト
  • 実用ライト

建築システム

  • ブロックシステム
  • スタジオシステム

小道具

  • たくさんの小道具

アクター

  • 3Dスキャン
  • CCアクターズ
  • 単純なアクター

 

 

 

 

参考資料

1枚の肖像画だけでリライティングする研究

リフォルニア大学サンディエゴ校およびグーグルの研究者が、ニューラルネットワークを使用して肖像画をリライティングする論文を発表してるようです。

この手法では、1つのRGBイメージを環境マップを使用してリライティングできます。デプスデータは必要ありません。携帯電話で撮影した写真をリライティングするアプリなどでの利用を考えているようです。精度高そうで面白い。

CG News

LightWave3D 2019.1リリース

LightWave3D 2019.1がリリースされました。今年の4月にNewTekがVizrtに買収されたため、今後の開発がどうなるか不安でしたが開発が継続してるようです。
https://blog.lightwave3d.com/2019/07/lightwave-3d-2019-1-is-available-now/

 

ワークフローの向上

モデラーの機能強化

レイヤーパネル
  • ウィンドウの名前変更はサイズ変更可能
  • 右クリックして選択したようにレイヤーをフリーズ/フリーズ解除します
  • リストモードでの簡単な挿入/交換レイヤーオプション
  • オブジェクト行の目のアイコンをクリックすると、レイアウトに表示されているすべてのレイヤーが選択されます。

 

頂点マップパネル
  • パネル上部に名前フィルタフィールドを追加
  • 新しい右クリック機能:マップ内のすべてのポイント、エッジ、またはポリゴンに対して[マップ別 ]を選択
  • 削除で、同じ種類の複数のVMapを一度に削除できるようになりました

LayoutとModelerの新しいナビゲーションオプション

  • ホットキー、マウス、スクロールホイールを組み合わせた新しいゲームスタイルのナビゲーションモード。ビューポート内での移動、ビューの調整、およびシーンの再生ヘッドの移動を行います。
  • ナビゲーションパネルから代替の制御対象とスタイルを変更できます。

 

レイアウトパネルのリストペイン改善

多くのパネルの「ツリースタイル」リストペインにさまざまな新しい機能が追加されました。ビューのカスタマイズ性が向上し、ドラッグアンドドロップの並べ替えや階層の調整が簡単になります(シーンエディタ、グラフエディタ、キー設定など)。

 

強化されたコンフィグ管理

  • LayoutとModelerは両方とも別々のKeyとMenu設定ファイルを持っています
  • アプリが設定のクリアを要求するときは、LW2019.1.cfg、LWM2019.1.cfg、Extension Cache-64、およびLWHUB2019.1.cfgのみを削除して再構築する必要があります。カスタマイズされたホットキーとメニューを保存できるようになりました
  • Reset Configsコマンドプラグインは、カスタマイズされたホットキーとメニューを維持しながら、前の項目で言及されたファイルをクリアします

 

VPR

レイアウトウィンドウの下部に追加されたオプションのプログレスバー。複数のビューポートがVPRに設定されている場合、プログレスバーは複数のバーに分割され、VPRに設定されている各ビューポートのバーが表示されます。

 

新しいOpenGLビューポートオプション

グリッド、モーションパス、カメラ、ライト、ボーン、ヌルアイコンなど、レンダリング不可能なすべての要素を非表示にします。

 

LightWaveネットワークレンダリングコントローラ

  • シーンファイルはNRCの下のウィンドウにドロップできるようになりました。
  • ノードピックアップを使用すると、インターネット上の任意の場所にあるマシンにアクセスするためのIPアドレス(v4またはv6)を入力できます。

 

機能強化

Unreal EngineへのLightWave ブリッジ

  • Unreal Bridge用の新しい赤、緑、青チャンネルのサポートを追加しました。
  • 小さなオブジェクトが多いシーンのメッシュ送信のパフォーマンスが向上しました。

 

FBXインターチェンジの機能強化

  • Interchangeパネルに転送モード用の2つのオプションがあります。あなたは、どちらかの資産を追加したりアニメーションを交換できます。アセットの追加は以前からのデフォルトの機能でしたが、アニメーションの置き換えは新しい機能で、すでにアニメーション化されているアイテムの上にアニメーションを転送するために使用します。
  • 完全なシーンまたは個々の要素を一方の側からもう一方の側にドラッグアンドドロップできます。
  • FBXインターチェンジを使用してマテリアルをPrincipled BSDFとしてインポートすることができます。

 

ノードエディタ

ImageとImage Sampler Nodeはスカラー出力としてRed / Green / Blue / Alpha / Lumaを提供します。

 

OpenVDBの機能強化

  • Mesh To Volumeノードは入力メッシュの頂点からパーティクルシステムを作成できます。
  • ソルバーとガスソルバーは、スタティックコリジョン用のレベルセットグリッドに加えて、ダイナミックコリジョン用の速度グリッドを受け入れるようになりました。

 

フィジカルスカイの強化

  • Physical Skyバックグラウンドシェーダは、柔らかくなった水平線を使用するようになりました。
  • Physical Skyはグラウンドを含みます。地面はアルファチャンネルで[環境]リストの[Physical Sky]の上に配置されている項目で色付けできます。

 

セルシェーダの機能強化

新しいCel Integratorはライトカラーをサポートしますが、LightWave 2015とは異なります。グラデーションはライトごとに個別に評価されます。これにより、セルシェーディング用のライト単位のバッファが可能になります。

 

Pythonの機能強化

  • LightWaveにインストールされたPythonはv2.7.16になりました。
  • PCoreコンソールはMark IIにアップグレードされました。
参考資料

手描きのスタイルに映像を変換するフリーソフト「EbSynth」

手描きのスタイルに映像を変換するフリーソフト「EbSynth」がリリースされました。

EbSynthはビデオに1つ以上のリファレンスになるキーフレームとして描かれたスタイルでレンダリングします。これはユーザーが完全にカスタマイズ可能な手描き見た目でビデオを制作できるように設計されています。YouTubeの回答によると機械学習ではないらしい。
https://ebsynth.com/

CG News

Storm 0.2.5

スタンドアロンのシミュレーションツール「Storm」の0.2.5がリリースされたようです。https://effectivetds.com/resources/fx-tools/storm/

v0.2.516

  • すべての数値パラメータおよびブールパラメータにエクスプレッションを追加できる
  • キャッシュとイメージの書き込みが高速化され、堅牢性が向上
  • SPHシステム追加
  • Linux版を追加
  • フォースは、粒状のまとまりに応じて、風のモードまたは強さで機能します
  • マニピュレータハンドルがオブジェクトを通して表示されるようになり表示が改善されました
  • 静的Alembicジオメトリの読み取りが高速
  • より堅牢なフローティングライセンスをオプションとして提供
  • Alembicパーティクルエクスポートの修正とより多くのチャンネルの書き込み
  • すべてのシステムでbinファイルの読み取りが可能
  • コライダーはprtポイントファイルを直接読み取ることができます
  • パラメータアニメーションとエクスプレッションの処理がより堅牢に
  • フォールバックパスをシーンファイルの一部にエクスポート
  • その他
  • バグフィックス
参考資料

CGモデルにディテールを追加するツール「Nexture」

フランスのCronobo VFXが開発するディテール生成ツール「Nexture」。
NextureはCGモデルにディテールを追加する方法を提供することを目的としたまったく新しいツールです。人工ニューラルネットワーク(ANN)とカスタム画像合成アルゴリズムを組み合わせて、参照パターンバンクからCGテクスチャマップにディテールを転送します。
https://cronobo.com/

AIを使用したディテール生成というと、映画アリータ毛穴生成を思い出しますね。以下のURLインタビューが公開されています。元々VFXとは関係ないエンジニアの方がテクスチャ転写技術に興味を持って作ったのが始まりのようです。数週間以内にインターフェースがあるソフトウェアをリリース予定らしい。
https://beforesandafters.com/2019/06/20/ever-felt-you-might-need-a-texture-micro-details-synthesizer/

概要

NextureはAIを使用して単一のテクスチャから多数のバリアントを合成します。最も細かい部分を統合しながら、テクスチャの構造に合った新しい画像レイヤーを生成します。

4Kディスプレイスメント

 

参考資料

Cascadeur: Making a somersault from scratch

物理ベースのキャラクターアニメーションソフト「Cascadeur」の新しいチュートリアルが公開されています。
軽く使ったところ初見で簡単に使える感じのソフトではありませんでしたが、チュートリアルを見るとインハウスソフトらしい最適化されたソフトなのがわかります。もう少し物理ベースの凄さが見てわかると興味わくんですけどね。

CG News

リアルタイムモーショングラフィックス ツール「Notch 0.9.22」

リアルタイムモーショングラフィックスおよびVFXオーサリングツール「Notch 0.9.22」が発表されました。

リアルタイム レイトレーシング、リアルタイム HDRI ライティング、リアルタイム デノイズ、Substance Designer インテグレーション、シャドーキャッチャー、NotchLCのAdobeプラグイン、Unicodeのサポート、BlackTraxとXsensの統合、300以上の新機能、更新、および修正が含まれているとのことです。

Notch Builderのライセンスはレンタルのみ、Base版は£99/月、Professional版は£189/月です。
https://medium.com/notchblog/notch-0-9-22-is-out-today-d4a46961dcbf

Tips

modoってどんなソフト?

modoってどんなソフト?という人向けに、modoの紹介記事を書いてみたいと思います。

目次

・modo とは?
・modo の特長
・modo の使用用途
・modoのお勧めポイント
・modo の歴史

modo とは

modoはFoundry (旧Luxology) によって開発されている統合型3DCGソフトウェアです。Windows、Mac OS、Linuxで動作します。モデリングUVスカルプト3Dペイントリギングアニメーションダイナミクスレンダリングなど3DCGに必要な機能を搭載しています。

価格とライセンス形態

modo 13.0の時点でライセンス形態は2種類です。買い切りの「永久ライセンス」と、レンタルの「サブスクリプション ライセンス」です。ソフトウェアは1年間に3回「13.0」「13.1」「13.2」のように分割方式で機能追加されます。
https://www.foundry.com/products/modo#editions

  • 永久ライセンス $1799
  • サブスクリプション ライセンス $ 59 /月、$ 599 /年

ちなみに2018年に新規で購入されたmodoの75%はサブスクリプションだったそうです。以前に比べ価格が上昇しているので、個人ユーザーより企業で導入されることが多くなってるようです。

 

Modo indie

機能が制限されたModo indieという製品もあります。価格はサブスクリプションベースで¥ 1480/1 ヶ月、¥ 3480/3ヶ月、¥ 6080/6ヶ月。ソフトウェアは1年間に1度だけ、前年の最終バージョンにアップデートされます。
https://store.steampowered.com/app/401090/MODO_indie/?l=japanese

  • OBJ、FBX、glTF 2.0のエクスポートが100kポリゴンに制限
  • ベイク処理とレンダリングの解像度が4kに制限
  • コマンド評価オプションは使用不可
  • コマンド、スクリプト、コマンドヒストリパネルは「元に戻す」と「ヒストリー」以外は使用不可
  • Pythonエディタ、サードパーティ製スクリプト、サードパーティ製プラグインは使用不可
  • すべてのファイル形式を読み込むことができますが、lxfフォーマットでのみ保存可
  • エクスポート形式はOBJ、FBX、glTF 2.0 に制限
  • 画像の保存形式はpng、jpg、tiff、tga、exr に制限
  • ネットワークレンダリングは無効
  • 個人使用に限定

 

modo の特長

modoはアーティストと共に開発・成長してきたソフトで、3DCGという複雑な作業をアーティストが使いやすいように開発されてきました。Maya、3dsMax、LightWaveなど他の3Dソフトユーザーが既存のパイプラインへの導入がしやすいよう、操作やUIのスタイルを模倣できるような、カスタマイズ性の高いアーキテクチャーが特長です。

modo単体でもパイプライン全体として機能し、リアルタイムでレンダリング画像を見ながらペイントしたり、ジオメトリから画像を生成して、あとで別のモデルのディテールを描くブラシに利用するような直感的なワークフローを提供します。

 

この説明はマニュアルからの引用ですが、開発者がmodoをどのように捉えているかわかる説明だと思います。そして実際に使ってみて便利に感じるところでもあります。
90年代に開発された3Dソフトは古い時代の作法やプログラム的な都合を引きずった動作が多かったり、データの互換を維持するために同じような機能が複数搭載されていたり、3DCGという複雑な作業をより複雑にしている面がありました。
modoはPhotoShopライクな操作性やUIでデザイナーに使いやすく、機能を継続的にメンテナンスする開発ポリシーを持っているため、機能をシンプルに維持しています。

開発者がmodoについて「使いやすさ、機能性、および価格によってツールをより使いやすくすることで、市場を拡大できると常に考えてきました」と語る通り、アーティストが使いやすいように開発するという方針がmodoの魅力だと思います。

modo の使用用途

modoの使用用途はWeb、映画、放送、CGI、印刷、写真、パッケージデザイン、ゲーム開発など様々です。modoの使用事例はFoundryで公開されてるポートフォリオや、MODO JAPAN Groupのユーザープロファイルで見ることができます。

誤解のないように書いておくと2019年現在、企業が使用するパイプラインの中心には3dsMaxMayaが採用されています。しかし近年は1つのソフトで全ての工程を完結することは減っていて、作業工程ごとに効率的なソフトを使用することが増えてます。
modoは主にモデリングの生産性を高めるために採用されることが多いようです。また標準レンダラーが優秀なことから建築系やプロダクト系の静止画作成に使用されることも多いです。

modoの使用事例でメジャーな物や面白い物をピックアップしてみました。

 

映像制作

ILM

modoを映画で使用している企業といえばILMのアート部門が有名です。PhotoShopの開発者で、現在はILMのビジュアルエフェクトスーパーバイザーのJohn Knoll氏はmodo 201からのユーザーで知られています。 Knoll氏へのインタビューではレンダラーを好んで使用してるとのコメントがあります。

ILMのアート部門では、modoの強力なビジュアライゼーションツールを使用して、速度、柔軟性、および効率を向上させています。modoで開発された3Dコンセプトアートは、Iron Man2を含む多くのプロジェクトで重要な役割を果たしています。Knoll氏はまたレンダラーの出力も気に入っています。「私はMission:Impossible、ShopaholicとAvatar、Rango (Pacific Rimの予告編) の最終的なイメージとしていくつかの番組でModoレンダラーを使っている」と説明しています。

Knoll氏のプライベートプロジェクトからスタートしたローグワンでもmodoを使用していました。初期のティーザームービーにも使用してるそうです。

 

Pixar

PixarはアニメーションにPresto、レンダラーにRenderManなどPixar社自身が開発したソフトを使用してることで有名ですが、モデリングにはMayaやmodoを採用しています。

 

POWER/RANGERS

 

ミスタービーン

 

JACK ET LA MECANIQUE DU COEUR

レンダリングにmodoを使用してるらしい。

 

アニメ

つくもがみ貸します

デジタル作画やレイアウト作業の効率化に使用しているというのが珍しいですね。
https://cgworld.jp/feature/201902-cgw247-tmscam.html

 

ひるね姫

https://cgworld.jp/interview/201804-modo.html

 

ヤマト2202

http://modogroup.jp/user-profile/sublimation_honma01.html

 

フィギュア原型

フィギュアの原型に使用されてるのは面白いですね。
http://modogroup.jp/user-profile/urakawa-takanori.html

http://shop.cgworld.jp/shopdetail/000000000270/

 

ゲーム

ゲームのアセット作成での使用は、よく見かけます。

ゲームモデリングのワークフロー

https://cgworld.jp/feature/201801-cgw233T2-UE4-2.html

 

Rage

id SoftwareではRageやDoom 4でmodoを使用しています。ゲームで使用されているモデルの大部分だけでなく、レベルデザインにも使用してるようです。

 

Heroes of the Storm

https://community.foundry.com/portfolio/15795/heroes-of-the-storm-character-assets

 

Naughty Dog

The Last of Usやアンチャーテッドを開発するNaughty Dogではコンセプトアーティストがmodoを使用していて、modoのチュートリアルを販売してたりします。

 

The Division

Ubisoftの環境アーティスト チームではかなりの数のモデラーがmodoを使用してるらしい。アセットモデリング、UV、Retopology、Vertex PaintingにMODOを使用しているとのことです。
https://community.foundry.com/discuss/topic/77955/the-division-and-modo

 

Borderlands 2

Borderlands 2の環境アセットの作成に使用してるそうです。
https://www.foundry.com/industries/gaming/borderlands-2

 

広告ビジュアル制作

JVCケンウッド・デザイン

http://modogroup.jp/user-profile/jvc.html
https://www.foundry.com/industries/design-software/jvc-design-visualization-modo

 

DMAX Imaging

 

Trident

 

フットウェア

modoとColorwayはフットウェア業界での採用が多いらしいです。デザインの検討やバリエーション確認に使用してるとのことです。

New Balance

 

Brooks Running Company

 

Keen Shoes

 

個人作家

modoは一通りの機能が搭載されいて、モデリングからレンダリングするまでの工程が早いこともあり、個人作家やコンセプトアーティスト、漫画家さんが使用するのを見かけます。
https://www.autodesk.co.jp/redshift/inio-asano/
https://cgworld.jp/interview/201804-imacprofilms.html
https://cgworld.jp/interview/201708-sawada-2.html

 

Foundryのフォーラムには他の3DソフトからModoに来た人達のスレッドがあります。どんな用途でModoを使用するようになったか見てみると面白いかも知れません。中にはC4DのベータテスターやC4Dのコミュニティーを運営されてた方が、モデリングツールを理由にmodoに切り替えていて興味深いです。
https://community.foundry.com/discuss/topic/126162/did-you-come-to-modo-from-maya-blender-c4d-etc-what-s-your-story

modoのお勧めポイント

modoユーザーとして、個人的に勧めできるところを簡単に紹介してみます。
modoはモデリングツールやレンダラーが特長としてよく上げられますが、使いやすいリギング機能や強力なパーティクルシステムもお勧めです。リギングで使用するコンストレイントや測定系のノードが、パーティクルシステムでも同じように利用できる柔軟な設計になっていることに驚かされました。

modoはLightWaveに似たソフトを期待して使い始めましたが、LightWaveに似ているのはモデリングツールとレンダリング関連機能くらいで、アニメーション機能やノードはMayaに近く、プロシージャルモデリングはMaxに似た独自のソフトウェアに成長してると思います。

modoを使ってて意外とよくできてるんじゃないか?と感じたところをTipsとして公開しているので参考に見てください。モーショングラフィック系の表現にも使えると思います。

 

オープンソースや業界標準フォーマットへの対応

オープンソースや業界標準フォーマットの対応が早い点も特長だと思います。目新しい話題の技術を追加するのではなく、実際に市場で使われている有望な機能を選別して機能追加がおこなわれています。

 

学習リソース

ソフトを学習するためのリソースの重要性を理解していたため、ユーザーが作成したチュートリアルを公式サイトで販売するという3Dソフトの中では珍しい販売戦略を行っていました。これらの有料チュートリアルは、現在modoユーザーは無料で利用できるようになっています。

modo 入門向けコンテンツをまとめた記事があるので、参考にしてみてくださいね。

 

レンダラープラグイン

modoは機能拡張のために様々なKits(プラグイン)や素材集が販売されてます。なかでもV-RayやOctaneRenderのように人気の高いレンダラーがサポートされているので、他の3Dソフトと連携して使用する場合にも同じ品質のレンダリングが得られるという安心感があります。

現在modoのプラグイン関連で弱いのは、FumeFXPhoenix FDのような流体シミュレーション系のプラグインがないことが残念です。OpenVDBを読み込んでレンダリングすることはできますが、現在のところシミュレーションは他のソフトを使用する必要があります。

 

modoの課題

いいところだけ書くのは公平ではないので問題点も書いておきます。
現在modoが抱える問題としてよく上げられるのがパフォーマンスの問題です。以下のような場合にビューポートやツールの応答速度が遅くなる場合があります。

  • 1アイテム内のポリゴン数が多い
  • シーンのアイテム数が多い
  • マテリアルの数が多い
  • キャラクターアニメーションの再生/編集速度

アイテムの数、マテリアルの数が多いと遅くなる問題は建築系やCADデータを扱うユーザーから多く聞かれる問題で、データをインポートした場合に遭遇することが多いようです。扱うデータ量が多くなると遅くなるのはどのソフトでも共通した問題ですが、modoの場合は少し耐性が弱いようです。
modo、blender、C4D、Houdiniを使用した比較では Houdini > modo > blender > C4Dの順で、modoのビューポート性能は決して悪くないのですが、アイテムとマテリアルの数の多さが組み合わさるとパフォーマンスが低下するようです。

個人的に一番残念なのが、キャラクターアニメーションを再生した場合やアニメを作成するときのレスポンスが悪いことです。この問題はフォーラムで多くの書き込みを見ることができます。Foundryもこの問題を把握しており改善に取り組んでいるとのことです。

パフォーマンスの問題が解決すればmodoはモデリング、アニメーション、レンダリングと全ての工程で魅力的なソフトになると思うので、今後の改善に大いに期待しています。あと参照機能が作りかけなので、Maya程度に参照機能を強化して欲しい。

 

modoのフォーラムでは次のバージョンでの改善要望を書き込むスレッドが毎年立てられます。どんな要望が多いか見ると、現在のmodoの課題がわかると思います。基本的に専用ソフトの最先端機能にはかなわないけど、モデリングやレンダリング、セットアップに関する評価が高いように思います。
https://community.foundry.com/discuss/topic/144117/modo-13-wishlist

modo の歴史

最後にmodoの歴史についてまとめて見ました。ソフトの成り立ちを知ると、どんなソフトか見えてくることがあります。

2002年 Luxology 創設

modoはLightWave 3Dのコアチームが創設したLuxologyという会社で開発されました。
Luxologyの創設者はLightWaveを開発した Allen Hastings氏、Stuart Ferguson氏、NewTekの3D副社長 Brad Peebler氏の3人、初期のスタッフはLightWave 6~7の代表的な機能を開発したエンジニア達です。

LightWaveは当時ワークフローやテクノロジーの面でアーティストの要求を満たすことが難しく、完全な書き換えが必要と判断されました。彼らはアーティストが使いやすい3Dソフトを目指し、様々な業界のエキスパートからフィードバックを受けながら modo を開発しました。

modoの名前の由来は諸説あるようですが、日本語の「どーも(domo)」からインスピレーションを得たとStuart Ferguson氏がフォーラムに書き込んでいます。

 

2004年 modo リリース

modo は最初のリリース時にモデラーとして販売されたため、モデラーが進化したソフトと思われることがあります。ですが、リリース前の段階からアニメーション、ダイナミクス、レンダリング機能を含む統合型3Dソフトを目指して開発していることが伝えられていました。

開発初期のスクリーンショットからも、スケマティックやノード、タイムライン、レンダリングに関するアイテムが存在していたことがわかります。スクリーンショットにあるNexusは、2Dと3D両方のアプリケーションを開発するためのクロスプラットフォーム アーキテクチャの名称です。Nexusを使用することでmodoのコードの98%はプラットフォームに依存しないとのことです。

modo のレンダラーは当初、LightWaveと同じアプローチに基づくレンダラーを開発予定でした。しかし映画を制作するにあたり、マイクロポリゴンディスプレイスメントマッピング、アンチエイリアシングやモーションブラーの品質、大きなシーン処理に問題があったため、RenderManを参考にした新しいレンダラーを開発することを決めました。
※LightWave 2018ではレンダラーが旧来のものから刷新されました。

その後、modoは段階的に機能追加を行い統合型の3Dソフトに成長して行くことになります。

  • modo 201 ペイントとレンダラー追加。
  • modo 301 スカルプトツール、簡易的なアニメーション、ネットワークレンダリング追加。
  • modo 601 キャラクタアニメーション機能やリジッドボディー&ソフトボディダイナミクスの追加。
  • modo 701 パーティクルシステムやLinux版追加。
  • modo 10.1 プロシージャルモデリング追加。
  • modo 13.0 アニメーションレイヤー、ProRender追加。

 

2012年 Foundryと合併

Luxology と Foundry の合併が発表されました。Foundry は元々AfterEffects用のエフェクトプラグイン「Tinderbox」を開発していた会社です。その後Digital Domainによって開発されていたNUKE、Weta Digitalによって開発されたMari、Sony Pictures Imageworksによって開発されたKatanaなど、ハリウッド映画制作で使用されていた社内製ソフトウェアの開発を引き継ぎ一般に販売することで知名度が上がりました。現在Foundry のソフトはハイエンドな映画制作に欠かせない物になっています。

Foundry との合併にはJohn Knollの影響があったされています。合併によってmodoの開発はCOLORWAY、MARI、NUKE、KATANAの各チームの間様々なやり取りや技術的な恩恵を受けることになります。

Nukeとmodoレンダラーとの連携

 

2016年 アップデート方式の変更

modo 901までは年に1回のメジャーアップデートする方式でした。modo 10以降は年に3回の分割アップデートする方式に変更されました。またバージョン表記が「901」のような番号表記から、Foundryが使用する「10.0 V1」のような表記に変更されました。

アップデート方式の変更は、1回のリリースで広範囲に変更が行われるとソフトの安定性がそのなわれるリスクがあるため、分割アップデートすることによってソフトの安定性を維持するのが目的です。さらにmodo 10以降はパブリックベータを開始し、ソフトの安定性強化に力を入れるようになりました。

modoはバージョンアップごとに多くの機能追加が行われましたが、ツールが機能しない場合があるなど比較的不安定なソフトでした。Foundry合併後は品質管理に力を入れるようになり、modo 10シリーズを通してソフトの安定性の向上に注力したため、最新バージョンのmodo 13では比較的安定性が改善しているように思います。

 

2019年 modo 13シリーズ

modoは11シリーズ以降、継続してアニメーション機能の強化とパフォーマンスの改善が継続的に行われてきました。アニメーション機能の強化に関してはmodo 13シーリーズ後半で、かねてより計画されていたNLA(ノンリニアアニメーション機能)が開発中であることが語られています。

パフォーマンスの改善に関しては、現在問題点をプロファイリングする作業に取り組んでいるとのことです。modo 13シリーズの説明には「MODO 13 はシリーズが進むにつれてこれまで期待されていた機能を実現させ、さらにはマルチスレッディングと巨大なシーンのパフォーマンスを大幅に改善することを目指しています」との記載があり、modoが不得意とする大規模なデータやアニメーションのパフォーマンス改善が期待されます。(追記、残念ながら13シリーズではマルチスレッドを含む大きな改善には至らなかったようです)

 

ちなみに2019年現在、Luxology初期メンバーだった Stuart Ferguson氏Matthew Craig氏Gregory Duquesne氏Arnie Cachelin氏はAppleに所属しているようです。AppleはARやVR関連で「3D UI Frameworks Engineer」を募集していたので、今後のApple製品にmodoっぽさを感じる時が来るかもしれませんね。
Stuart氏と言えばNexusの開発担当でしたが、現在はプロシージャルモデリングの開発を担当していたMatt Cox氏に引き継がれているようです。今後もNexusを基盤として開発が継続されるようです。

 

 

modoがどんな3Dソフトか、なんとなく役だったなら嬉しいです。

CG News

CACANi 2.0

自動中割アニメーションを作成できるソフト「CACANi 2.0」がリリースされたようです。
https://cacani.sg/
https://www.youtube.com/playlist?list=PL453xPZwguXKhatLx_GxioxEN2WV0AYy9

 

2.0の新機能

より良いアニメーション生成、ストロークマッチング

ストローク順序の再一致を使用して 、キーフレーム間のストローク一致の問題を修正するための修正を加えることができます。ストロークを結合 オプションと一緒にストロークを組み合わせることもでき ます。

動特徴点 モード、あなたはそれを自動的に描画した後、各ストロークの端と鋭い角に特徴点を割り当てることができます。これにより、中間結果が改善されます。また、フィーチャポイントのモーションパスを重ね合わせることで、より自然に見える中間のモーションを作成できます。

オクルージョンとセグメントの隠蔽

重なっている要素を描画するときは、セクションをフレームごとに非表示にするために余分な時間を費やす必要があります。新しい 境界ストローク と 閉塞ストロークの オプションを使用すると、この手動作業を減らすことができます。ストロークを境界線として指定すると、複数のフレームにまたがって自動的に線分を非表示にしたり表示したりできます。すべてレイヤーにグラップする必要はありません。

また、マスク以外に新しい クリッピングマスクの作成 オプションを使用すると、領域外のストロークを非表示にすることができます。

適応ストローク幅調整

描画時および描画後の線幅の細線化および太線化は、[線の太さ調整]パネル および[線幅の変更 ]オプションを使用 すると、どちらもはるかに簡単になりました 。ストローク幅も編集時に自動的に調整されます。

より良いUI、ショートカットのカスタマイズ

メニューとUIが改善され再編成されたため、より多くのオプションを選択できるようになりましたが、画面の乱雑さは増えません。 タイミング、 オニオンスキン (以前にライトボックス)は、 ナビゲータ と Celのバンクパネルは 他のパネルが小さく変化し、機能およびユーザインターフェースにおいてより劇的な変化を見てきました。

ショートカットキーを割り当てるとき明快さのために、ショートカットの カスタマイズウィンドウが再編成されました。デジタルスタイラスボタンを設定するための追加セクションも追加されています。

パフォーマンスの向上

ストロークとカラー領域の処理に関する基本的な機能の多くは書き直されました。その結果、CACANiの複雑な描画(1フレームあたりのストローク数が1000を超える)を処理が高速化され安定化していますが、メモリ使用量は減少しました。

特に詳細な図面を扱うときは、[ 地域カラーを常に更新 ]という新しいオプションを オフにして、図面の応答をさらに速くすることができます。

ラスタレイヤとビデオレイヤ

新しい ラスタレイヤを 使用すると、従来のピクセルベースの方法で図面を描画や編集できます。色分解サブレイヤは、メインラインアートに影響を与えずにハイライト領域とシャドウ領域を描画するのにも役立ちます。

さらに、ビデオレイヤーを使ってビデオフレームをロード、表示、編集することができます 。またレイヤーの調整をスピードアップすることができる スタートセル画 と 終了Cel オプション。

オーディオレイヤーは通常のセルと似ており、移動も可能です。

ラスターラインアートを変換する

Rasterize Image Layerを使用して 、ビデオフレームと外部画像をCACANiラスタレイヤに変換してさらに編集することができます。[ラインアートを抽出] および[ レイヤーを ベクトル化] オプションを使用して、ラスターラインアートをCACANiベクトルストロークに変換することもでき ます。

複数のセルとフレームにわたる編集

選択した機能を複数のフレームまたはセルにまたがって使用できるようになりました。 コンテキストメニューから[すべてのフレームを選択]オプションを使用する か、ショートカットキーで設定することもできます。

複数のセル画やフレーム編集をサポートするツールと機能には、 選択ツール と 適用ストロークテーパリング、 変更ストローク幅、 ランダム化はストローク、 転送/グループ化の情報を交換し、 境界ストローク設定の転送 や、様々なフレーム編集やフレームタイプの変換オプション。

新しいフレームタイプとフレームタイプ変換

フレームを繰り返しを メモリ使用量を増加させることなく、Celのバンクでフレームを表示します。また、さまざまな種類のフレーム間での変換をより柔軟に行えるようになりました。最後に、コンバージョン後にタイミングパネルのタイミングが影響を受けないように細心の注意を払っています。

オニオンスキンフレームをすばやく切り替える

Offpegフレームを割り当てた後は、ショートカットキーを使用して、アクティブフレームとOffpegフレームの表示をすばやく切り替えることができます。

ギャップクロージングのスピードアップ

リージョンの描画と同時にギャップを閉じるなど、さまざまな方法でギャップを閉じることができます。さらに、 描画時に[クリング時にポイントを追加 ]オプション、または描画 後に[ ストローク接続ポイントを追加 ]オプションを使用できるようになりました 。

カラーパレットのロードと保存

カラーパレット は簡単に再利用できます。それらを.csfファイルとして保存し、新しい作業ファイルに再ロードします。

キャンバス、カメラ、書き出し設定

キャンバスの印刷サイズ と DPIを設定でき ます。[ アニメーション情報] セクションでは、アニメーションの詳細を図面に含めることができます。サイズはカメラツールを使ってさらに調整できます 。これらの情報とペグ穴は、個々の図面と一緒にエクスポートできます。

MOVビデオコンテナフォーマットを使用して、透明ビデオをエクスポートすることもできます。これは画像シーケンスの他に、さらなるビデオ編集または他のソフトウェアでの合成のために最大のビデオ品質を維持するもう1つの選択肢です。

After Effectsへのエクスポート

Adobe社のレイヤーとフレーム情報を個々のイメージとしてエクスポートするだけでなく、インポートすることができます。コンポジットソフトウェア内にJSXファイルをロードすることで、CACANiのレイヤーとフレーム構造を維持し、ポストプロダクションワークフローにスムーズに移行できます。

CG News

ZBRUSH 2019.1

ZBRUSH 2019.1が公開されたようです。
https://www.zbrushcentral.com/t/zbrush-2019-1-now-available/216270

 

機能追加

ZBrush 2019.1はワークフローの改善や、ZBrushの使用感を強化する複数の内容を追加いたしました。

  • 新しい分割表示モードが追加されました。 現在のサブツールを他のサブツールから孤立表示にし、残りのサブツールを片側のスクリーンにて表示を行う機能です。
  •  ZBrushCentral.com コミュニティからキュレーションが行われた画像が、(一定時間経過後)スクリーンセーバーとして表示される機能が追加されました。他のOSのスクリーンセーバーと異なり、こちらはZBrushのアプリケーション画面にのみ影響を与えます。
  •  新しい”グループ交差”モードがスムースブラシモディファイアに追加されました。
  •  GOZにアップデートが加えられ、Adobe Photoshop® 2019、 Autodesk Maya 2019 と Autodesk 3DS Max 2020に対応しました。
  •  FBXフォーマットにて、カメラのインポートやエクスポートを行う際に最大64カメラ分サポートを行えるようになりました。インポートされたカメラは、ドローパレット内のカメラ選択機能のリストにて確認が行えます。FBXは、2019のバージョンに対応いたしました。

 

プラグイン

複数のプラグインが2019の追加機能に対応し、安定性や、パフォーマンス改善が行われました。

  •  サブツールマスターに、新しく、非表示頂点を表示する機能が追加されました。
  •  ZAppLink
  •  スケールマスター
  •  3Dプリントハブ、大型STLファイルへの対応や、インポートの際により多くのSTLフォーマットに対応するようになりました。
  •  インターセクションマスカー
  •  FBXインポート/エクスポート
  •  ZBrush to Photoshop
  •  ZColor
  •  デシメーションマスター
  •  画像平面

 

改善点

以下が、ZBrush 2019.1にて改良や、挙動の変更などが加えられた点です。

  •  Editモードを抜ける際に、確認を行うポップアップメッセージが表示されるようになりました。
  •  サブツールフォルダーが上に移動や、下に移動を行う機能に対応しました。
  •  スポットライトにて表示を行われていた参考画像にてダイナメッシュのブーリアン処理を行わないようになりました。(2019と同様にダイナメッシュにて切り抜きを行うにはスポットライトにて“減算”を押す必要があります。)
  •  macOSのショートカットにアップデートが加えられ、Command + Fを押すことでフォルダーを作成できます。
  •  macOSのショートカットにアップデートが加えられ、Command + Ctrl + Fにて新しいフォルダーを作成する代わりにフルスクリーンに切り替わるようになりました。
  •  ネットワークを経由した、ファイルの保存や読み込みに改善が加えられました。

 

安定性や修正項目

ユーザーや、ベータテスターによって挙げられた問題点がZBrush2019.1リリースにて修正されました。

  •  Ctrl + Shiftブラシはスペースキーを押した際に飛ばなくなりました。
  •  すでに利用されているホットキーを割り当てる際に警告が表示されるようになりました。
  •  スナップショット3Dのスナップポイントがキャンバスのズームも考慮してくれるようになりました。
  •  .jpegと.tiffの画像ファイル形式に対応するようになりました。
  •  合計頂点数表示が改善されました。
  •  ブーリアンの生成が改善されました。
  •  クリースレベルスライダーはダイナミックサブディビジョンが有効な際に結果を更新するようになりました。
  •  透過モードが有効な際には、ドットディスプレイモードが無効になるようになりました。
  •  サーフェスノイズエディターの安定性が改良されました。
  •  Editと移動モードに素早く切り替えた際の安定性が改良されました。

 

更新方法

サブスクリプションライセンスを含むシリアル番号を持つユーザーには、使用できる3つの方法があります。

  1. ZBrushを閉じて、それからあなたのコンピュータのそのフォルダを参照してください。そこにあるZUpgraderアプリケーションを実行してください。画面の指示に従ってアップデートをダウンロードしてインストールします。
  2. Windows またはmacOS 用のアップデータアプリケーションをダウンロードしてください。実行する前に、このアプリケーションをZBrush 2019フォルダに置いてください。その後、画面上の指示に従ってください。
  3. ZBrush 2019をアンインストールし、そのフォルダを削除します。次にMy Licensesに ログインします。ここでスタンドアロンZBrush 2019.1インストーラをダウンロードすることができます。それを実行してZBrushを再インストールしてから(要求された場合)再度アクティブにします。

フローティングライセンスをご利用の場合は、ITチームに更新指示を受け取るためのサポートチケットを送信してもらいます。