Service

参考資料

EpicGamesがArtStationを買収

EpicGamesがクリエイターコミュニティのArtStationを買収したようです。これにあわせてマーケットプレイスの手数料の引き下げ、年末までアートステーションラーニング無料化が発表されました。

https://magazine.artstation.com/2021/04/artstation-is-joining-the-epic-games-family/
https://www.epicgames.com/site/ja/news/artstation-is-now-part-of-epic-games

ArtStation Marketplaceで収入アップ

本日よりArtStation Marketplaceでの販売者の収益の可能性を大幅に拡大します。標準的な手数料を30%から12%に引き下げます。プロメンバーの場合、手数料は20%から8%に下がり、セルフプロモートの場合は5%になります。新しいArtStation Marketplaceの手数料の詳細については、収益計算機をご覧ください。

 

ArtStation Learningが2021年末まで無料

2021年の残りの期間、アートステーション・ラーニングをすべてのメンバーに無料で提供します。アートステーション・ラーニングは、アーティスト向けのストリーミングビデオサービスです。このサービスの特徴は、業界のプロによる増え続けるコンテンツライブラリに無制限にアクセスできることです。アーティストは、自分のペースで様々なアートのトピックを学び、スキルを高めることができます。まずはartstation.com/learningにアクセスしてください。

参考資料

Scan the World

ダビデ像、ミロのビーナスなどダウンロードして3Dプリント可能な17,000以上のスキャンデータが公開されてます。

https://www.myminifactory.com/scantheworld/

オープンソース博物館

Scan the Worldは、民主化された3Dスキャン技術を用いて、3Dプリント可能な彫刻や文化的工芸品を共有し、無料でダウンロードできるデジタル文化遺産の広範なエコシステムを構築することを目的とした、コミュニティによる意欲的な取り組みです。
文化を身近なものにするために、コミュニティはスキャン、ストーリー、創作物を共有することが奨励されており、有形の遺産を大衆に届けることを目的としています。

 

概要

「Scan the World」は、3Dプリンターで印刷された文化遺産を、驚くほど具体的な方法で楽しむことができる野心的な取り組みです。このコミュニティ主導のプロジェクトでは、インターネットにアクセスできるすべての人が、デジタル画像では得られない感情的なインパクトのある方法で、物質的な文化を体験することができます。
この共同の生きたネットワークは、地理的な場所や社会経済的な背景の障壁を取り除き、あなたにとって重要な3Dプリント可能な人工物に関わり、見て、スキャンし、コピーを所有することを可能にします。この共同作業は、有名な歴史的工芸品と同様に、文化的に重要なルーツを持つ家庭用骨董品についても行われています。

あなたの貢献は、技術と芸術の間のギャップを埋めるために働きます。教育者、スキャナー、ストーリーテラー、アーティスト、メーカー、歴史家、芸術愛好家、世界中を旅する人など、様々な人がそれぞれの文化の一部を共有することに情熱を注いでいます。
SCAN THE WORLD」は、あなたの見解、ルーツ、工芸品、物語を世界と共有することで、あなたの文化的アイデンティティをより豊かにすることを目的としています。あなたの個人的な遺産に対する理解を深めるためのスペースを提供し、あなたの祖先の語られていない物語を豊かにするための自由を与えます。このイニシアチブは、文化を地図上に戻し、自分のルーツや帰属意識につなげ、自分自身についての理解を共有し強化する機会を提供するために生まれました。あなたは、あなたより前に生まれた世代の結果なのです。このネットワークの真の姿は、共有された、オープンアクセスの、未来の博物館であり、あなたによって、あなたのために作られたものです。

CG News

Deadlineがライセンスフリーモードを10に拡張

レンダリング管理ソフトDeadline 10.1.15.2がリリースされました。今回のアップデートからライセンスフリーモード使用できるワーカーの数が2から10になり、使用制限が緩和されたようです。数台のPCでレンダリングするぶんには十分使えそうです。

https://docs.thinkboxsoftware.com/products/deadline/10.1/1_User%20Manual/manual/release-notes.html#deadline-release

改善点

  • ライセンスフリーモードで許可されるワーカーの数が、2から10に増えました。
  • Deadlineが、MongoDB 4.2をサポートするようになり、新しいRepositoryをインストールする際にMongoDB 4.2.12をインストールするようになりました。
  • ホワイトスペースを含むリポジトリパスにコマンドを送信すると、リモートコマンドの実行に失敗することがある不具合を修正しました。
  • アプリケーションロードバランサーの背後にある場合に、リモート接続サーバーがリクエストを受け付けないという問題を修正しました。
  • Env:<EnvVariable>フォーマットを使って、Deadline InstallersとDeadline Commandにパスワードを指定する機能を追加しました。
  • Free on AWSのライセンスに、GovCloudや中国を含む追加のAWSリージョンのサポートを追加しました。
  • .NET Coreをバージョン3.1.113にアップグレードしました。
  • PATH環境変数を上書きした場合に、DeadlineSandboxが失敗するバグを修正しました。
  • 1台のマシン上で同時に実行できるリモート接続サーバは最大1台に強制しました。
参考資料

Project PLATEAU ver1.0 リリース

Project PLATEAU ver1.0 がリリースされました。商用利用可能な3D 都市モデルが公開されています。

Project PLATEAUは現実の都市をサイバー空間に再現する3D 都市モデルの整備・活用・オープンデータ化するプロジェクトで、全国56 都市の3Dモデルを公開予定とのことです。

https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi03_hh_000074.html
https://www.mlit.go.jp/plateau/

この3Dモデルはセマンティクス(意味情報を持つ)モデルで、建築物の名称、用途、建設年、属性情報が含まれています。このためデータフォーマットにCityGML 2.0を採用してるとのこと。これらの情報を元にしたモデルの活用方法として「都市活動モニタリング」「防災」「都市計画」「バーチャル都市空間」などが提案されています。

 

3D都市モデル東京都23区

全国56 都市に先駆けて東京都23区の3Dデータが公開されています。ファイルフォーマットはCityGML、3D Tiles、FBX、OBJ(予定)、このデータは商用利用可能らしいです。

https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau-tokyo23ku

 

 

PLATEAU VIEW

3Dデータの使用例としてPLATEAU VIEWが公開されています。

PLATEAU VIEW

 

 

東京23区ぶんのモデルをmodoに読み込んでみました。FBXファイルは細かくオブジェクトがわかれてるので、FBXファイル単位で1つに統合しました。全740アイテム。モデルを全部読み込むには使用メモリ量が多く必要です。軽くはないですが、思ったより動いてます。

参考資料

東映アニメーションとPFN、AI技術によるアニメ制作効率化の実験的取り組みを共同で実施

AIを使用したアニメの背景美術制作支援ツール「Scenify」、実験映像では背景美術の約2/3に使用されてるとのことです。

PFNは機械制御系の企業という印象でしたが、Pixivの自動彩色キャラクター生成アニメのメカデザインや群集制御など、ここ数年はAIを使用したクリエイティブ関連の技術で目にする機会が増えてます。

https://www.preferred.jp/ja/news/pr20210312/

 

AI技術を活用してアニメ制作を効率化すべく、PFNの深層学習による画像変換技術、セグメンテーション技術などを映像制作に活用する実験的な取り組みを共同で行いました。

その中で、東映アニメの新規IP研究開発チーム「PEROs」が本年2月に公開した、佐世保市を舞台にした実験映像『URVAN』(ウルヴァン)の背景美術制作に、PFNが開発するアニメの背景美術制作支援ツールScenify™(シーニファイ)が活用されました。

実在する佐世保の風景をアニメ調・サイバーパンク調の2つの画風で表現しており、現地で実際に撮影された風景写真からScenifyでアニメ調の背景素材に自動変換することで、美術クリエイターが画像の前処理工程に要する時間を従来の約1/6に大幅短縮することができました。
Scenifyは、同作品で制作した背景美術の約2/3に使用されています。この技術の活用により、美術クリエイターは作業負担・工数を削減することができ、クリエイティブの自由度・振れ幅が大きいサイバーパンク調の背景制作により多くの時間を充てることが可能になりました。

また、Scenifyの開発では、背景美術の制作に必須となる、背景画像からキャラクターに接する部分・手前にくる部分(BOOK)を自動的に切り出す「BOOK分け」機能、画像の一部を除去した後の空白を自然に塗りつぶす「スマート塗りつぶし」機能、さらに、Scenifyをクリエイターの制作ワークフローに組み込みやすくするためのプロトタイプUIの開発も行いました。

 

実験映像作品『URVAN』におけるScenifyを利用した背景美術制作の例

素材写真

 

Scenifyによる変換結果(アニメ調)

 

東映アニメ美術スタッフによる最終レタッチ結果(サイバーパンク調)

今後は、東映アニメにおけるアニメ作品(TVアニメーション・アニメ映画)制作にScenifyを適用することを目指して、さらに機能開発を進めていきます。

参考資料

ShutterstockがTurboSquidを買収

ストックフォト、ビデオ、音楽の大手Shutterstockが、3Dアセット販売で有名なTurbosquidを買収したそうです。

https://www.shutterstock.com/press/19438
https://www.turbosquid.com/

プレスリリースによると2月に7500万ドルの取引が完了し、Shutterstockが世界最大の3D市場になるそうです。さらにTurboSquidのPixelSquidは、2Dアーティストの従来のユーザーベースに3Dモデルから派生した画像へのアクセスを提供するそうです。

参考資料

LEDウォールを使用した撮影スタジオ「LED STUDIO」

株式会社サイバーエージェントがLEDウォールを使用して撮影可能なサービス「LED STUDIO」を開始するようです。

LEDウォールを使用した撮影はEpic GamesがUnreal Engineを使用したバーチャルプロダクションツールを提案したり、ILMがマンダロリアンシリーズで本格的に導入したことで最近見かけることが多くなった気がします。古い作品だと2013年公開の映画「Gravity」でライトボックスと呼ばれるLED照明を活用した撮影方法が紹介されてます。

https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=25264

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CG News

NVIDIA Omniverseのオープンベータ開始

NVIDIA Omniverseのオープンベータが開始したようです。Omniverseはコラボレーションプラットフォームで、リモートのチームがGoogleドキュメントのように共同作業できるようにすることです。
グラフィックス、シミュレーション、AIテクノロジー、RTXベースの3Dシミュレーションが統合されてるようです。

https://developer.nvidia.com/nvidia-omniverse-platform

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参考資料

ディープラーニングを使用した線画の自動陰影付け「ShadeSketch」

ディープラーニングを使用した線画とライト方向からシェーディングを生成するサービス「ShadeSketch」。3D的なライティングを考慮してるのが面白いですね。
https://shinya7y.github.io/playground/shadesketch/
https://cal.cs.umbc.edu/Papers/Zheng-2020-Shade/

 

概要

線画スケッチと照明方向の対から詳細で正確なアーティスティックな陰影を生成する全自動法を示した。また、照明方向でタグ付けされた線画と影の対の1000例の新しいデータセットを提供した。
驚くべきことに生成された影は、スケッチされたシーンの基礎となる3D構造をすばやく伝達します。したがって、このアプローチによって生成されたシャドウは、直接使用することもアーティストにとって優れた出発点として使用することもできます。
提案した深層学習ネットワークは手書きスケッチを用い、潜在空間に3Dモデルを構築し、結果として生じる影をレンダリングすることを示した。生成された影は、手描きの線とその下にある3Dスペースを考慮し、セルフシャドウ効果などの洗練された正確なディテールを含んでいます。
さらに、生成されたシャドウには従来の3Dレンダリング方法で実現可能な、リムライティングやバックライトから現れるハロなどの芸術的な効果が含まれています。

 

立方体は、26のライティング方向を示しています。

ユーザは3桁の文字列でライトの位置を指定します。最初の桁はライティングの方向(1から8)に対応し、2番目はデプスプレーン(1~3)に対応し、3番目は特殊な方向である001(真ん前に)と002(背後に)を除いて0です。この結果、照明の方向は8*3+2=26になります。

ネットワークアーキテクチャ

ギャラリー

結果の例。このシステムは、バイナリシャドウとソフトシャドウを生成できます。

アーティスティックな制御

私たちの影と色を組み合わせる。

(a) 入力スケッチ
(b) 照明方向710の影
(c) 照明方向001,730,210からの影を合成した複雑な照明条件での影
(d) 照明方向001,210,220からドットとソフトシャドウを合成してマンガ風に仕上げた私たちの影
(e) 市販のソフトで着色したスケッチ
(f) (e)と(b)を合成したもの
(g) (e)と(c)を合成したもの
(h) 原画家のイメージ
©nico-opendata

 

バーチャル照明

芸術的な線画にシャドウイングシステムを適用した例。

26の個別の照明方向からの結果。

CG News

スミソニアンオープンアクセスを開始

280万の2D/3DデータをCreative Commons Zeroとしてパブリックドメインにリリースしました。3Dデータの数は2,200以上で、スミソニアンのデジタル化プログラムオフィスによって作成されてるとのことです。
https://3d.si.edu/
https://www.si.edu/openaccess/updates/21st-century-diffusion

本日、スミソニアンオープンアクセスを開始し、280万の2Dおよび3D画像と、173年にわたるスタッフが作成したデータをCreative Commons Zeroとしてパブリックドメインにリリースしました。スミソニアンオープンアクセスの目標は、世界中の人々が国のコレクションをあらゆる目的で利用できるようにすることです。発見を行い、新しい知識を構築し、新しいアートや創造的なプロジェクトを開発して、世界を少し違った視点で見られるようにすることです。

Creative Commons Zero

https://creativecommons.jp/sciencecommons/aboutcc0/

CC0 とは、科学者や教育関係者、アーティスト、その他の著作権保護コンテンツの作者・所有者が、著作権による利益を放棄し、作品を完全にパブリック・ドメインに置くことを可能にするものです。CC0によって、他の人たちは、著作権による制限を受けないで、自由に、作品に機能を追加し、拡張し、再利用することができるようになります。

3Dモデルは解像度に応じてフル、中、低の3種類からダウンロードできるようです。高解像度のテクスチャも含まれていました。
https://3d.si.edu/object/3d/orbiter-space-shuttle-ov-103-discovery:d8c636ce-4ebc-11ea-b77f-2e728ce88125

参考資料

リアルタム“Deepfakes”

スイスの世界経済フォーラム(WEF)でリアルタイムのインタラクティブな顔置換を実演したさいのインタビュー記事が公開されています。
https://www.fxguide.com/fxfeatured/real-time-deepfakes/

Pinscreenの研究には、新しいディープラーニング、データ駆動型、幾何学処理アルゴリズムの開発が含まれる。ハオ・リー氏自身は、アバターの作成、顔のアニメーション、髪のデジタル化、動的な形の処理、悪意のある偽物の拡散を防ぐための最近の取り組みなどで有名になった。
Pinscreenはディープフェイクを検出してユーザーに誤解を知らせる研究グループのリーダーだ。FacebookとGoogleもこの分野で積極的に活動している。GoogleのプレジデントであるSundar Pichai氏は最近、「ディープフェイクの発見は、私たちの前に立ちはだかる最も重要な課題の1つである」と投稿しており、Googleは合成ビデオの検出を支援するため、オーディオとビデオの両方のデータセットをリリースしている。
Pinscreenの研究は94%という高い検出精度レベルに達しているが、これは知られている著名人(実際の映像の大量のサンプルを使って)だけのものだ。

デモに使用しているのはRGBのみの普通のLogitech Webcam。リアルタイムで難しい部分は次のこと。

  • 大量のデータを処理し、より深いネットワークでより良いモデルを訓練する能力
  • 高解像度フレームを生成する機能
  • タスクを並列化/スケジュールする機能

リアルタイムでない場合はより高い解像度とより自然な結果を生成できるそうです。頭の回転や照明を自然に処理できるとのこと。