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m:s 日記
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2004/12/28

messiah:studio2.1リリース。 
時期的に遅くなってしまいましたが^^;
何とか時間が出来たので使ってみました。

0.1のバージョンアップなので、大きな機能追加は無く
細かな仕様の見直しと細かな修正がメインでした。
新しい機能的には以下の感じ。

アニメイト関連
・KeyCommandManagerでWorld View関係の操作が増えた。
・World ViewでCtrl+MMB(中マウスボタン)で範囲拡大
・パーティクルのエミッター形状が、正常に動作するようになった。
・パーティクルにRandomization ブロック追加
・オニオンスキンを適応する対象項目が増えた。
・EditSphereが、変更前のポジションを表示。
・数値入力のスピナー?(上下の矢印)でのRMB、MMB、LMBクリックによる数値増減の変化。

レンダー関連
・TextureMapノードでHDRIマッピングの仕様変更。追加の設定。
・Gradient & Fresnel の規格統一とアンドゥー対応。反復設定の追加。数値反転、カラー反転の追加、リセット(コンテキストメニュー)
・チャンネルのテクスチャ追加箇所が色で明示的に表示。
・Ansiotropic 、TextureDeformer シェーダーの追加。Basic Shader、Color Correction、Doll Eyes 1.2 、MinMax シェーダーの修正。

これ以外にもいくつも変更が加わっています。
詳しくは、別途ダウンロード可能になったマニュルを参照。

EditSphereの変更前のポジションを表示は良い感じですが、
回転はモーションビルダーやmaxの用に扇状の表示の方がいいと思いますね。



質感系でアンドゥー対応は良い感じです。LWも対応してもらいたい所。
グラディエントのカラーバーも、
インターフェイスの伸縮にマッチした使いやすい物になって来たと思います。



しかし、古いファイルでクラッシュしたり、インポートした質感でクラッシュしたり。
animate関連の機能が充実してる事もあってか、 今回はレンダー関連の機能にスポットが当たってる感じですねー(じゃないと困りますけど^^;)

しかも知らないうちに、
Professional Version 、Workstation Versionのバージョン分け
messiah:animate 値下げされてるし・・・ゲフ。

Workstation Versionは他の3Dソフトと連携出来ない見たいですが、
lwsを読み込んだこの程度のシーンすらタブ切り替えが重くなってる訳でして
messiah:studioのみでアニメーションからレンダリングまで完結させるのは厳しいかと^^;

希望としてはmodoなんかと吸収統合されて、
柔軟なインターフェイスと、安定した動作でモーション、レンダリングが出来れば
今後ともアップグレードしようと思うのですが・・・
ディスプレイス品質は凄く良いと思いますし。

え〜タイヤとホイールが欲しいので、
譲渡可能な「Professional Version(美品)+ネットでダウンロードしまくったサンプル&プラグイン時代までさかのぼることの出来る思い出CD付き」
を必要としている方がいましたらご連絡くださいw

まだmessiah:developが登場する予定は生きてるのかー
http://www.cgtalk.com/showthread.php?t=193631

2004/11/27

最近はめっきり使ってないmessiah:Studioですが^^;
そろそろmessiah:Studio2.0cの影が見え始めましたね。
http://206.145.80.239/zbc/showthread.php?t=22061&page=1&pp=15 
Taronさんの作例ですが、マッスルボーンにdisplacementを貼ってる見たいです。
TextureDeform機能との事。
ムービー見ると皮膚、筋肉がリアルに見えます。
盛り上がる腱もdisplacementの様ですが、
ポリゴンモデルで形状をコントロールするのに比べ、非常にリアル感ありますね。
マップはZBrushで書かれてる見たいです。
ZBrushは有機モデリングの究極のツールな感じがしますね〜

上のモデルのスキンの質感については、こちらで解説されています。
良くわからなかったBasicShaderの詳細な解説もあります^^;
http://www.cgtalk.com/showthread.php?t=187770&page=1&pp=15 
なるほど〜光の回り込みをコントロールできるようなシェーダーだったんですね。


m:s2.0cではSSSにも手が入ってる感じですね。
BasicShaderも新しくカラースライダーが見てとれます。

これもCGTalkで見かけたのですが、
プレビューのモデルを変更出来るみたいです。
http://www.cgtalk.com/showthread.php?t=184403 




ためしに、ティーポットに変えてみました。
そこで1つ発見した事があるんですが、
messiahはプレビュー内でも反射のレイトレ計算してますね^^;
左下の赤いマテリアルで、注ぎ口が写りこんでます。

2004/09/09

カナ〜リ時期はずれですが、自分用のメモとして書いておきます^^;

・Taronさんによるmessiahのデモムービー(Siggraph 2004)
http://www.rendernode.com/articles.php?articleId=192
ディスプレイスやら何やらのデモです。

・オフィシャルサイトに、映画での事例追加※グロCGですけどスゴイ!
http://www.projectmessiah.com/x2/projects.htm
 
上のムービーでも登場しますが、 Taronさん製作のBasicShader
全然検証してないですが、何やら使い勝手の良い物なのかな?

・ 同オフィシャルのstudioページにタツノオトシゴ画像追加
http://www.cgtalk.com/showthread.php?t=160345  
レンダリング時間が物凄く掛かってたようですが、Dof、SSS、ディスプレイスと
messiah:studioの新機能を網羅したスバラシイ作品です。
messiahに限らず、ここまで高品質の作品は中々見かけないかも。

・The Art of Noise進化してる模様。スゴイ!
http://www.cgtalk.com/showthread.php?t=163095  

2004/07/14

sub-ixel displacementやらSSSの実験してみました。

↑画像をクリックしてもらえれば分かりますが、球はノイズのディスプレイスを掛けて波打たせてます。
乳白色の鍾乳石っぽくしてみようと思いましたが、何か陶器っぽい質感になってしまいました^^;
SSSで微かに透明度があるのが分かるかと思います。
隣のドムはほぼノーマルのマテリアルです。
メタナーブス掛けてレンダリングの実験用に置いてみました。

使って色々気が付いたのですが、
GIのノイズリダクションが付いてますね。オンにすると各段に滑らかになります。
かなり綺麗になるので驚きです。

シャドーマップはスポットのみで有効なんですね^^;
最近LW使ってないので忘れてましたw
そんな所は似せなくていのにな〜
ただ、 シャドーマップのタイプが3つほどあって、
LWと同じ、物体の距離で拡散処理をする物、エリアライトの高速?があるらしい。
これは凄く良いです!LWにも付けて欲しい。

シェーダーノードの各設定上でMMBクリックすると、
クリックした設定のプレビューが表示されますね。チョット便利。

他に気が付いた事はバグ?と怪しい仕様関連ですが^^;
バンプが入ってると、ノードのカラープレビューにも影響するのは使い難いかも。
SSS関連でバグ?なのかポリゴンがスムージングされずにレンダリングされたり、ソフトごと落ちる場合が結構あります。

プロシージャルオブジェクトにディスプレイスが効かない。
バンプが0で、ディスプレイスを有効にすると黒いレンダリングをする。
ディスプレイス有効で、レンダージオメトリーを変更すると落ちる。
後は、マテリアルトレーが重かったり、ダブルサイドやナーブス関連で、正常な動作なのかエラーでそうなってるのかが謎なレンダリングが多いので、質感追い込むの大変そう。

ノードのプレビューや質感の自由度など、LWには無い魅力があるので早く完成して欲しいですね。
近日中に修正パッチがリリースされるらしいです。
AutoRig2で四足対応らしいので、アニメーション関連の強化も楽しみ。

2004/07/08

messiah:studio2.0リリース。 

messiah:studio2.0リリース予定のアナウンスから、
早2ヶ月近く経過していた訳ですが、やっとリリースされました。

今回の機能追加リスト
Pose System、AutoRig2、Bulge effect、 Item List Filtering、DirectX Export、OnionSkin、Dope Sheet、Python scripting、sub-pixel displacement、normal mapping、sub-surface scattering、color correction、Weight Tool、eye shader、Shader Flow、faster Global Illumination

まだ1時間くらいしか動かしてないので簡単な印象ですが、だいぶ完成に近いです。
今回のバ−ジョンアップは上の機能リストを見ても追加機能が少ない様な感じを受けますが、cgtalkで開発者のLyleさんの発言通りアニメーション作成のワークフローの改善がメインです。
そのため目新しい機能追加はありませんが、色々と使い勝手が上がってます。

【キャプチャー左】
・アイテムの追加が、アイコンで表示されたトレイから出来るようになった。
・アイテムリストの上に、アイテムのフィルタリング機能が付きました。プラグイン時代のロック、ハードロックの表示に加え複数のグループタイプでのフィルタリングが可能になりました。
・オブジェクトの表示方法が増え、テクスチャーとワイヤー表示などが可能になった他、キャプチャーにある通りプルダウンから選択する事が可能になり、表示切替のアクセスがしやすくなりました。
・プロシージャルオブジェクトもレンダリングが可能に。ただ球以外は動作が怪しいです^^;

【キャプチャー右】
・カラーピッカーが付いて、使い勝手が良くなりました。
・一から書き直したと言うシェーダーフローはご覧の通り、各段に使い勝手が上がっています。旧バージョンのようにスクロールバーは無くなり、右に縮小表示されたビュー範囲が表示されます。もちろん範囲をドラッグして表示領域を移動させます。ノードの出力設定(プレビュー)は、出力、入力等カラー、透明度、スペキュラ等の情報を表示できる。スバラシイ!
ノードのコピーもアクティブみたいです。
・ディスプレイスとSSSレンダリング。ディスプレイスは思いのほか軽いので驚きました。サブパッチレベル上げてレンダリングするのと同じくらいの速度化かと思ってましたが、実用的なレベルの速度でレンダリング可能です。
SSSはまだ使いこなせていませんが、フォールオフ等がしっかり動いています。
・マテリアルトレーも新しくなり、階層表示で管理可能になってます。
・GLでポットがピンク色になってますが、これはオブジェクトのロールーオーバー色です。LWなんかでアイテムピックに手間どる事がありますが、あのわずらわしさから開放されます。

それ以外で気がついた事。
・パーティクルのレンダリングが可能。スプライトとメタボールポリ。
・インターフェイスにミドルグレーが追加。
・オニオンスキンは、前後フレームの細かな設定と配色が可能!
・ツリーからキーフレームの数値をエディット可能。
・ Weight Toolはプロシージャルオブジェクトやカーブをウェイトの範囲として使うツールで便利なような微妙なような^^;
・ Dope Sheetはスクロールバーが表示されるようになり、オブジェクトが多い場合でも多少安心。
・ Bulge effectは他のエフェクトとどう違うのか正直まだ分かりません^^;。パラメータは確かに多いですが、これ系は1つのツールにまとめてもらった方が使いやすい気がしますね。
・レンダーのプレビューに、以前は球以外に変更可能なプルダウンが表示されてましたが、なくなりました(汗)
・マテリアルのシェーダー、スタンダード固定でまだ非アクティブなまま。
・ライトのシャドーに、シャドーマップを選択可能なプルダウンが・・・非アクティブなまま。
・ 使われていないマテリアルには、×マークが表示されるように。
・アンチがしっかり稼動してます。ソフトは相変わらず動きませんが^^;
ほかの設定は動いてます。 EnhancedはAdaptive SSよりボケるかんじですね。フィルタサイズも1.0、1.5、2.0から選べるのは良いです。
・あとGL表示は相変わらず厳しい感じ。しっかり設定してやらないとリフレッシュがおかしいですね^^;
・マニュアルがHTMLからWINヘルプファイルに変更。結構ボリューム増えてます。

他、詳しくはマニュアル参照の事。
まだ込み入った使い方してませんが、比較的動いてそうです^^;
若干サブパッチ、レンダリング周りに怪しい挙動が残ってますが、
完成度はだいぶ上がっていてて嬉しいですね。

ファーについても、以前から話はありましたが
何らかの方法で利用可能になるようにするそうです。原文こちら
恐らくLWサードパーティーの移植とかなんですかね。

時間が出来たら、も少し詳しく使って見たいと思います。

2004/04/29

messiah:studioの次のアップデートの話が出てました。
近いうちにオフィシャルサイトで情報が更新されるそうです。http://www.cgtalk.com/showthread.php?s=&threadid=122701
ディスプレイスとライティングのサンプルとして
Taronさんが作られた画像が公開されています。

相変わらずスゴイ画像ですね。
テストとの事で、モデリングやテクスチャ時間が書かれてるのが興味深い。
顔の筋肉と耳の細部にディスプレイスを使用、細かい皺や毛穴もディスプレイスを使用してますね。

膨れている画像を見ると、多重にディスプレイス画像を掛けてるみたいです。
テクスチャも、各設定ごとにマップを書き起こしてる風。
鼻の透明感とか綺麗に出てますね。テクスチャ12時間はすごい。
(加工前の画像を拝めるのは貴重かも)

ただ、質感が詰められてるのでライディングの機能がわからない^^;
ライトは数えられるだけで、手前に2つ。左に1つ。後ろに1つ。
そのうち、レイトレでシャドー付けてるのが1つ。
lyleがGIは使用していないと言ってるので、何の機能なんだろう?
HDRIのSSS対応とかかな?

2.8 Ghz machineで4.75分。ディスプレイスの精度から見て相当メッシュが細かいですね。アンチも高めの設定に見えるので、
レンダリングの速度アップしてるといいな。 アップデートが楽しみ。


The Art of Noise
http://www.screen-dream.de/The_Art_of_Noise.htm
messiah:studio用のプロシージャルテクスチャ集?
時間の合間を見た開発だそうで、
messiah:studioのアップデート後のリリースだそうです。

価格は未定で、ドングル認証を行なうとの事。
シェアウェアになるんでしょうか。なかなか良い感じですね。

2004/01/22

去年の11/30日頃にmessiah:studio1.5cリリース。
ほとんど触れてないんですが、たまには更新しようかと。。
1.5cの機能追加として、モーションのミラーやコピーが簡単に出来る機能が付きました。

感じとしては、 プラグイン版のモーションクリップの簡易版ような感じです。
コピー元とコピー先を選ばなければならないので、ちょっと手軽さに欠ける気がしないでも。階層のモーションでコピー、ミラー出来るので便利。
こちらはComposeのクリップに追加されたミラー機能。
マッスルボーンにスカッシュ、スケール軸の設定が追加。
余り使わないので良く分からんすね(^^;

テクスチャにタイリング・リピート設定追加。GL上でもなんとなく確認できるみたい。

他にもMotionDynamicsやらにも色々機能が増えてますが
知識がまったく追いついてないので良いのか悪いのかすらわからん状態です(^^;
暇になったら、詳しく突っ込んで書きたいですが・・・・
max6サポートは良いんですが、5起動時必ずエラーでますぜ。

11/03の日記でサーフェースの透明度が影に影響しない?と書いてますが
サーフェースの設定 Transmissive Shadowsをオンにすると計算する事に気づきました。それでもサーフェース色は反映されないっぽい。


これまた結構古い情報になりますが、
私が下の方で書いてるLWウェイトの読み込みスクリプトが出ました!
http://home.iprimus.com.au/interpol/WeightImport.zip
まさに頂点分MetaEffectorを作るんですが、
messiahでの読み込みに結構時間が掛かりますね(^^;
オブジェクトの頂点数に直接依存するので、モデルによっては凄い事になります。

使い方は簡単で、mbw_export.lsをLWに登録。
LWからウェイト情報を書き出して、messiahで読み込むだけ。
CG Talkで作者の方も言ってましたが、 標準機能で対応出来るのが一番いいですねー。

こちらで公開されている、頂点アニメーション用のプラグイン
http://www.zoogono.com/goodies.cfm
「Pedit」でも頂点の個数分Nullを作成しますが、
同じように重いので(^^;
messiahがもっと多くの機能を提供すれば、面白い事になるんですけどね。

同じく頂点アニメーション系のプラグイン。
www.ef9.com/ef9/Files/WeightDeformer.zip
こちらはMetaEffectorの影響範囲をシンプルにアニメーションさせる物の気がします。


CG TalkでSSSレンダリングしてる方発見!胃袋のモデルなのがアレですが(^^;
メチャクチャ綺麗なレンダリングされてます。必見!!
こんな風にレンダリングできるんですねー
使う方が使えば、驚く品質の設定ができるもんだなあー。