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CG News

Rigging Master Course 3

modo用のリギングチュートリアル「Rigging Master Course 3」の進捗ムービーが公開されています。modoでキャラクターリギング のプロセスを追加する予定とのことです。
https://community.foundry.com/discuss/topic/145422/rigging-master-course-3

著者のRichardさんは元PixarのキャラクターTDの方です。modoのデフォーマシステムは市販のソフトの中では最もPixarのソフトに似ている話を見かけますが、スレッドには「modoは私がPixar(およびRhythm and Hues)で学んだことに基づいて、必要なリグを組み立てることを可能にする唯一のセルフアプリケーションです」というコメントもあり、Pixarに通じるキャラクターリグの解説が期待できそうです。
https://community.foundry.com/discuss/post/1159525

CG News

finalRender for Maya オープンベータ開始

finalRender for Maya のオープンベータが開始されています。現在ライセンスが無料で公開されており、商用プロジェクトでの使用が許可されているとのことです。Max版にあるGPUレンダリングアーキテクチャ搭載前にフィードバックを収集するのが目的だそうです。

finalRenderはVray登場前にGIで存在感のあったレンダラーでした。頑張って欲しいですね。
https://www.cebas.com/?pid=productinfo&prd_id=203

finalRender for Mayaの機能

サポート
  • Windows 64 Bit/マルチコア
  • フォトメトリック、リアルエリアライト
ネットワークレンダリング
  • 真の分散ネットワークレンダリング
  • 標準ネットワークファームレンダリング、バッチレンダリングをサポート
カメラ
  • 実世界物理カメラ露光モデル
  • 複数の現実世界のカメラから選択できる
ライト&シェーダーから選択するリアルワールドカメラ
  • 高度なコースティックレンダリングエフェクト
  • 高度に最適化されたマルチレイヤースキンシェーダー
  • Mayaシェーディングネットワークのサポート

 

Depth Of Field

Caustics

Displacement Rendering

Render Elements

Hyper Shade

Photometric Lights

Network Rendering

Texture Baking

Keep Rendering

Tips

modoのユーザーチャンネルをFBXに出力する方法

modoのユーザーチャンネルをFBXに出力する方法について書いてみます。modoでリギングする場合はユーザーチャンネルを使用することが多いと思います。このユーザーチャンネルの値を他の3Dソフトに渡したいことがあるかもしれません。

modoはユーザーチャンネルの「チャンネル名称」の先頭を「FBX_」にすると、FBXファイルにユーザーチャンネルを出力することができます。

 

出力可能なチャンネルタイプ

modoがFBXに出力可能なチャンネルタイプは以下の通りです。ただし「正数」やベクターモードの出力には問題があるように思います。

  • 正数
  • 浮動小数点
  • 距離
  • 角度
  • パーセンテージ
  • クォータニオン
  • 焦点距離
  • XYZ
  • RGB
  • RGBA
  • UVW

 

全てのチャンネルタイプを追加してFBX出力して試してみた。

 

Mayaに読み込んだ画像、カスタムアトリビュートとして読み込まれてるのがわかる。一部のチャンネルタイプと値が読み込まれていない。

 

3dsMaxに読み込んだ画像、Mayaと比べるとAngleの値がおかしいのとキーが正しく読み込めてないような気がする。MaxってRGBAのUI存在するんだね、知らなかった。

 

キーフレームの出力

ユーザーチャンネルにキーフレームを設定している場合、modo 12.2以前のバージョンではエクスポート時にmodoがクラッシュするので注意が必要です。

modoからMayaに出力する場合は「浮動小数点」タイプ「スカラー」モードのチャンネルを使用しておくのが無難に思います。またユーザーチャンネルの読み込みはFBXインポーター側の対応状況にも依存するので、事前に調べておく必要がありますね。

CG News

ZBrush 2019

ZBrush 2019が発表されました。大きく扱われてるのはNPRですが、フォルダー機能、インターセクションマスカー、Zリメッシャー v3.0が便利そうですね。今回から月額プランが追加になったようです。
https://pixologic.jp/zbrush/zbrush-2019/

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Tips

modoのパーティクル モディファイヤ

modoのパーティクル モディファイヤについて書いてみたいと思います。モーショングラフィックのような規則的なアニメーションを手軽に作成することができます。

 

パーティクル モディファイヤとは

パーティクル モディファイヤはメッシュの頂点やシミュレーションされたパーティクルのトランスフォーム情報(位置/回転/スケール)を編集することがでるノードで、Replicatorでアイテムを複製するときに使用すると便利です。

 

 

例えば Particle Look At Modifierを使用すると、Replicatorで複製されたアイテムが指定したアイテムの方向に回転することができます。

 

Particle Modifier

Particle Modifierノードは最もシンプルな機能のノードで、パーティクルにトランスフォームを加えることができます。フォールオフと組み合わせると、フォールオフの範囲内のパーティクルにだけ影響をあたえることができます。

サンプルファイル

 

フォールオフはテクスチャにも使用することができます。うろこがめくれると、質感が変わるような表現にも便利に使えます。サンプルファイルの質感の設定がちょっと雑です。

サンプルファイル

 

アドバンスドビューポートとGradientを使用した例。アドバンスドビューポートはGradientが表示出来て便利なのですが、テクスチャのフォールオフなど、もっと色々な表示に対応してくれたら面白いんですけどね。

パーティクル モディファイヤはモーショングラフィックのような用途以外にも覚えておくと便利だと思います。他のパーティクルモディファイヤの解説ムービーを貼っておきます。

 

参考

Sentinel Skin Transition Effect

https://cgi.tutsplus.com/tutorials/sentinel-skin-transition-effect–cms-22497

 

Particle Modifier

 

Particle Look At Modifier

 

Particle UVT Modifier

 

Particle Snap Modifier

 

Particle Sieve Modifier

 

Particle Audio Modifier

 

関連

modoではVertex Transform Mapを使用すると、パーティクルごとに手動でトランスフォームを編集することができて便利です。静止画用途で便利に使えると思います。

CG News

CHAOS CLOUDサービス開始

V-Rayのクラウドレンダリングサービス「CHAOS CLOUD」が利用可能になったようです。20クレジットを無料配布中のようです。
https://www.chaosgroup.com/cloud

 

概要

新しいクラウドレンダリングサービス、Chaos Cloudを開始しました。Chaos Cloudは5年間のR&Dと6か月間で600万フレームと50万以上の仕事をレンダリングした広範なベータプログラムによって支えられています。これらのテストのおかげで、アセットを追跡したり、ライセンスを管理したり、仮想マシンを設定したりすることなく、1フレームをレンダリングする時間でアニメーション全体をレンダリングできます。

 

Chaos Cloudを試すと20個の無料クレジットがもらえます

V-Ray for 3ds Max, Maya, Rhino, Cinema 4D, Revit, Modo, Houdini , SketchUp (Next and 3.6 editions)は、Chaos Cloud内のボタンを介してアクセス利用可能です。

Chaos Cloudの機能は次のとおりです。

SmartSync

SmartSyncテクノロジを使用すると、データをChaos Cloudに一度アップロードするだけで済みます。その後はシーンの変更された部分だけを再同期します。アップロード時間を最小限に抑え、作業中の迅速な繰り返しを保証します。

SmartVault

Chaos Cloudを介してアップロードされたすべてのデータは安全なSmartVaultデータベースに保存され、簡単に呼び戻したり追加のレンダリングを行うことができます。SmartVaultはアセットの「指紋」を追跡しているため、名前の付け方、使用されているシーン、またはローカルの場所に関係なく、それらを再度アップロードする必要はありません。

ライブビューとリモートコントロール

Chaos Cloudインターフェースは完全にブラウザベースであるため、スマートフォンを含むほぼすべてのデバイスからそれを制御できます。ライブビューとリモートコントロールを使用すると、ユーザーは進行状況を監視したり、画像をプレビューしたり、インターネットを使用してどこからでもレンダリングを一時停止したりキャンセルしたりできます。

 

価格設定

一部のクラウドレンダリングサービスとは異なり、Chaos Cloudの価格はすべて込みです。ライセンス、アップロード、ダウンロード、保存、またはすぐにレンダリングジョブを開始するための隠れた料金や追加料金はありません。

Chaos Cloudクレジットのパッケージを購入することができます。これは数量割引で利用できます。今のところパッケージは100クレジット$100から始まり、価格はより大きなパッケージでは1クレジットあたり55セントにまで下がります。

参考資料

A Light Touch

手描きの白波がちぎれて消える感じが綺麗でいい感じです。

参考資料

Ralph Breaks the Internet

Wreck It Ralph 2のインターネットを視覚化にプロセスに関するビデオが公開されています。映画見たあとで見よう。

インターネットの大都市を建設することは決して簡単なことではありませんでした。最小の建物はエンパイアステートビルのサイズです。それから世界はキャラクターで占められる必要がありました、インターネットの一般市民(ネチズン)から、ワールドワイドウェブを運営するサービスワーカーやアルゴリズムまで、さまざまです。映画制作期間中、制作チームは絶え間なく変わり、一見無限に見える世界をビジュアライズする上で、芸術的にも技術的にも限界を超えることに挑戦しました。

Tips

modoでキューブが揺れる表現

modoのTransform EffectorとSoft Lagを使用して、並んだCubeアイテムが揺れる表現について書いてみます。

サンプルファイル

処理は単純です。Transform Effectorとフォールオフを使用してPlaneメッシュを変形します。変形が加わった頂点にSoft Lagが作用してバネのように揺れます。CubeアイテムはReplicatorを使用して配置しているので、メッシュを直接Soft Lagで変形する場合に比べて軽く動作します。


Transform EffectorとSoft Lagの変形順はデフォーマリストで指定します。

Soft Lagの動作がおかしい場合は、フレーム間の計算がスキップされないように「デフォーマキャッシュ」や「リアルタイム再生」をOFFにすると改善します。

単純なシーンですが、よく見かける感じの表現が簡単に作れるんじゃないかと思います。

参考資料

アニマのインハウスツール「AnimaToonShader」「Animaline」

アニマさんのインハウスツール「AnimaToonShader」「Animaline」の紹介記事が公開されています。ラインがジオメトリベースなので「FoV補正」のようなパース的なゆがみを補正する機能が面白いですね。

このツールはアニメ「モンスターストライク」でも使用されてるそうです。アニマさんはLWのイメージがありましたが3dsMaxを経て、2018年からMAYAに移行されてるんですね。パイプラインやmGearを含め内製のツール開発されてるのは素晴らしい。

AnimalineとAnimaToonShaderのご紹介

 

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参考資料

アニマのプロダクションパイプライン構築

アニマのプロダクションパイプライン構築に関する記事が公開されてます。パイプラインについて「注力している点として、データフローをアプリケーションに依存しない」とありますがジオメトリキャッシュなのかな?

だいぶ前から海外プロダクションではAlembicを使用したパイプラインが主流になってるとの話を見かけますね。リグなどの複雑なデータが含まれてるファイルをレンダリングに回すとエラーやファイルのロード時間が長くなるため、Alembicを使用した方が映画のような大規模なシーンではメリットがあるようです。国内でも映像向けで増えるのかしら。
https://cgworld.jp/interview/201902-ren-kikuchi.html

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Tips

modoのフォールオフプローブでアニメーション制御

modoのフォールでアニメーション再生のタイミングを制御する方法について書いてみます。modo 12.0以降のバージョンで動作します。

サンプルファイル

スケマティックはこんな感じです。基本的にはカーブプローブを使用したアニメーションの制御方法と同じで、ノードが違ってもスケマティックで同じように処理してるのがわかるかと思います。

木のモデルにキーフレームアニメーションを設定して、DummyMeshにペアレントした物をReplicatorで複製します。
DummyMeshの「ワールド位置」を Matrix Vector ノードでマトリクスに変換してFalloff Probe にリンクします。Falloff ProbeのOutputは、フォールオフと複製されたDummyMeshの位置に応じて0~1の値を出力します。0~1の値を使ってアニメーションを再生したいので、Relationshipノードを Time Offsetノードにリンクしてアニメーションの再生速度を調節します。

カーブプローブを使用した時と違い、フォールオフの値がそのままアニメーションの再生速度になってるので、もう少し処理を考える必要があるかも知れません。

 

簡単な木が生えるアニメーションを作ってみました。

プロシージャルモデリングは道路のように繰り返しコピーされてるような形状を作るときに便利ですね。あとから白線の太さや道幅を調整したいとき、1つのメッシュを変更すれば、他のメッシュにも変更が反映されます。

道路と地面は別々のアイテムとして作ったものを、Merge Meshで1アイテムに統合しています。道路はMerge Mesh後に直線状に複製してVertex Mergeで頂点結合した後、メッシュ全体をベンドで曲げてます。

ベンド後の背景アイテムを移動させることで車が走ってるように見せてます。デフォーマとトランスフォームを組み合わせた定番手法です。