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VR対応の3Dスカルプト「Kanova」


FoundryがVR対応の3Dスカルプトソフト「Kanova」を公開予定のようです。技術的なフィードバックを得るのが目的で、早期アクセス版は無料公開のようです。
Kanovaには2014年に買収したADF技術(Adaptively Sampled Distance Fields)を使用しているようです。modoとのファイル互換が予定されているようですが、ぜひmodoにもADFスカルプト機能を搭載して欲しいですね。
http://store.steampowered.com/app/730550/Kanova/

Kanovaについて

Kanovaはシンプルで使いやすいVR対応3Dスカルプトアプリケーションです。Foundryが開発した特許取得済みの 3D Adaptive Distance Field(ADF)テクノロジを使用しています。市場にある他のツールとは異なり、Kanovaは純粋なVR形式、またはハイブリッド/ VRデスクトップアプリケーションとして使用できます。アーティストは、Foundryの3Dコンテンツ作成プラットフォーム、ModoとModo indieにエクスポートすることで、作品をさらに洗練しすることができます。

VRのスカルプトは技術的なツールや用語を学ぶことから解放し、3Dオブジェクトを自然な形で直感的にスカルプトすることができます。 Kanovaのインタラクションのシンプルさは、熟練したアーティストや業界の専門家だけでなく初めて3Dを使用するユーザーにアピールすることを意味します。

主な特長

  • デスクトップモードとVR環境でのKanovaを使用したシーン編集
  • 異なるモデリングツールの選択
  • 複数レイヤーの作成
  • スカルプトとカラーペイント
  • Sketchfab形式のエクスポート

 

早期アクセスにした理由

私たちが開発を進めすぎる前に機能がどのように実装されているかについて、より多くのユーザからのご意見をお待ちしております。 購入ボタンをクリックして(無料)、正直で建設的なフィードバックをお寄せください。

早期アクセスはいつまで?

Kanovaの早期アクセスプログラムが6ヶ月間実行されることを期待しています。 その時点で、私たちは商用製品に進むか、R&D Labに戻って他の適切な製品アイディアにするか決定を下します。

早期アクセスバージョンとフルバージョンの違いは?

Kanova 1.0にはユーザーが要求した拡張機能やバグ修正が含まれます。早期アクセス期間の終わりに達し、適切な製品になってない場合はR&D ラボに戻ります。

早期アクセスバージョンはどんな感じ?

早期アクセスバージョンのKanovaは、VR、デスクトップ、または両方でさまざまなブラシを使用したスカルプトをサポートしています。 VR機器なしでKanovaを使用することも可能です。
マウスとキーボードに加えて、デスクトップ上のペン入力をサポートしています。 VR入力の場合 HTC Vive と Oculus Touch コントローラをサポートしています。現在 Windows Mixed Realityはサポートされてません。

早期アクセスバージョンがはいくつかのバグが含まれている場合があります。定期的に保存することをお勧めします。 パフォーマンスはまだ完全には最適化されていません。ほとんどの場合は適正ですが、まだ改善しています。

ソフトウェアの価格は変わりますか?

早期アクセスプログラムが完了すると価格が上がります。

Tips

modoのパーティクルで波紋を表現

パーティクルとテクスチャリプリケータで水面に広がる波紋の表現について書いてみます。
結論から言うとテクスチャリプリケータはパーティクルごとランダムに消えるような表現ができませんでした。

大まかな設定は前回の「パーティクルでアイテムに穴を開ける」と同じですが、パーティクル位置から発生させたパーティクルをParticle Operatorで制御してます。

パーティクルの設定は以下の通りです。Particle Simulation_1 は発射用で、Particle Simulation_2はコリジョンと衝突したときにパーティクルを発生させる用のシミュレーションです。

スケマティックも前回とほぼ同じです。 Particle Operator の「寿命」を自身の「サイズ」にリンクすることで、パーティクルが発生してから徐々にサイズが大きくなるように設定しています。イーズイン、イーズアウトをより詳細に制御したい場合はチャンネルリレーションシップを使うと便利です。

スケマティックでは「寿命」を「ディゾルブ」にリンクしていますが、テクスチャリプリケータは「ディゾルブ」に対応していないため透明にならないようです。(リプリケータ、ボリューム、ブロブにはディゾルブが正しく反映されます)

波紋が消えるシーケンスデータを設定すれば寿命に合わせてアニメーションするんじゃないかと思って試したましたが、レイヤーの不透明度と同様に同じフレームで全てのパーティクルが消えてしまいました。もし渇するとリプリケータで波紋のメッシュを発生させて、シェーダーノードを使ってメッシュとのレイ判定をバンプに設定すればうまく行くかも知れません。

波紋のテクスチャは Gradient Fill レイヤーを使用しました。Gradient Fill は放射状のグラデーションを手軽に作れるので便利です。レイヤーエフェクトは「バンプ」に設定して、テクスチャリプリケータに Particle Simulation_2 を設定することでパーティクルの位置に波紋を発生させています。
上記の通り波紋が個々に消えるタイミングは上手く制御できなかったので、単純にレイヤーの「不透明度」に100から0に変化するキーを設定しました。


 

今回はSFっぽいエフェクトにも使えるように、パーティクルが衝突したタイミングで波紋を発生させたかったかったのですが、残念ながらテクスチャリプリケータでは表現できないようでした。単純に雨の波紋を作りたい場合は「Rainレイヤー」を使用すると簡単かもしれません。

次回も引き続きパーティクル制御で、オブジェクトが砕けるような表現について書いてみたいと思います。

Tips

modoのRainレイヤー

modoには「拡張 : Modo テクスチャ」として147種類のプロシージャルレイヤーが搭載されています。他の3Dソフトに比べてかなり強力です。今回はそんなプロシージャルレイヤーのRainについて書いてみます。

Rain レイヤーはその名の通り雨で水面に波紋が発生するような表現に適したレイヤーです。「時間」に0~100%を繰り返すカーブを設定することで、ループする波紋を簡単に作成することができます。ちょっとした雨の表現が欲しいときに便利かもしれません。

Rain レイヤーに限らず拡張 : Modo テクスチャには「時間」というパラメータを持ったレイヤーがいくつか存在します。「時間」を持ったレイヤーはアニメーションでループ可能なので、ゲーム向けの素材作成なんかにも使えるんじゃないでしょうか。

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Foundryが新しいクラウドベースのVFXプラットフォーム 「Athera」発表

 

Webブラウザ経由で Nukeファミリ、Katana、Modo、Mari、Cara VR、V-Ray、Houdini、BlenderなどのVFXツールにアクセスできるサービス「Project Elara」が「Athera」という名称になったようです。GPU、ネットワーク、ストレージ機能などクラウドサービスプロバイダに Google Cloud Platform を使用するみたい。4月26日からAtheraのトライアルをリクエストすることが可能。
https://www.foundry.com/news-awards/athera-announcement

Webブラウザ経由でVFX向けという挑戦的なサービスですが、対象は大きなスタジオではなく、フリーランサーやインディーズを目指しているらしい。ライブ撮影中の作業や、クライアントのオフィスでの作業を想定してるみたいです。
http://www.cgchannel.com/2018/04/foundry-unveils-athera-its-new-cloud-based-vfx-platform/

ベータプログラムにはさまざまな規模の企業が含まれていますが、主にフリーランサーや小規模なスタジオをターゲットにしています。

そのようなアーティストにとって Athera の主な利点の1つは、ビジネスを運営するために高価なハードウェアを購入または維持する必要がないことです。すべてがクラウドで実行され、ディスプレイだけがユーザーにストリーミングされます。

Atheraは現代のほとんどのブロードバンド接続でうまく動作するはずです。Netflixを4Kでストリーミングできる環境、データセンターとの距離が近ければ接続速度は十分に速くなります。

Atheraはアメリカ西海岸、 西ヨーロッパ、東海岸、おそらく東ヨーロッパ、南アメリカ、オーストラリアに続くデータセンターで利用できるようになります。

Foundryは最初は単一の「資格」を提供することを明らかにした。1人のユーザーに仮想のワークステーションと、その上で実行されるソフトへ最大300時間のアクセスが与えられ、レンダリングはノード単位で課金されます。

Atheraを通じて入手可能なソフトウェアには、Foundry製品 Nukeファミリー、Modo、Mari、Katana、Houdini、V-Ray、Blenderが含まれます。ショットガンのサポートは発売直後に行われますが、Mayaや3ds Maxの予定がありません。

Mazerolle氏によると、Foundryは開発中にAutodeskと少し作業しましたが、最終的にはベータを続けることを拒否しました。「ベータユーザーからAutodesk製品、特にMayaに多くの欲求があった」と同氏は述べた。しかし、Autodeskは私たちが望んでいたほど熱心ではなかった。

Tips

modoのレイオフセット係数

modo 11.2 以前のバージョンではデフォルト設定でローポリをレンダリングすると、レイトレースのセルフシャドーがバキバキして目立つという問題がありました。

modo 901 頃からは Render 設定の「レイオフセット係数」を調節することで、この問題を回避する事ができます。「レイオフセット係数」はプロパティーには表示されないため、チャンネルビューポートで編集する必要があります。ローポリモデルをレンダリングするときは知ってると役に立つかもしれません。

 

「レイオフセット係数」はレイトレースをオフセットさせるためのパラメータなので、値を大きくすると影が出なくなったり不正確な形になります。

 

このレイトレースの影は「レイトレースシャドーターミネーター問題 (Raytrace Shadow Terminator Problem)」というレイトレーシングアルゴリズムの一般的な問題らしいです。LightWave、Maya Software 、Octaneなど他のレンダラーでも同じような問題を発生させることができます。大抵の場合は回避用のパラメータがあって、デフォルトでは目立たない値が設定されています。

 

modo 12 はこの問題が発生しなくなったという話を見かけたので「レイオフセット係数」のデフォルト値が変わったのかと思いましたが、値は変わっていないようです。何かレンダリングの計算が変わったのかしら?

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Python Mesh Operator for MODO

Pythonを使用してカスタムメッシュを生成するmodo用のプラグインがリリースされました。
最近のノードベースの3Dソフトには、大抵Pythonノードがある気がします。私はスクリプト書けませんが、本当は標準機能であった方がよい系の機能な気がします。
https://gumroad.com/l/pyMop

 

概要

カスタムメッシュ操作を簡単に作成することが、今までにないほど簡単です!
私は3K行以上のコードを書いているので、ユーザーは多くの信じられないことをするために平均で〜10行のコードを書くだけで済みます。または、コードを忘れてサンプルを使用してください!

このプラグインはテクニカルとアート両方のためのものです。このmeshOpのメリットはコードを知る必要はありません。ノードにプリロードされ、新しいノードが頻繁に出てくる例がたくさんあります。

  • Curve Deformer with Rail Curve
  • Replicator Merge to Mesh
  • Particles to Points (Live!)
  • Pyramid Primitive
  • Dynamic weight/rgba map
  • Flip poly
  • Falloff Weight
  • Matrix Blending
  • Simple Triangle
  • Particle Rail Curve

PyMopの他のユーザに譲渡/売却するための例をエクスポートすることができます。このプロセスは、ワンクリックでネイティブの.lpk形式を使用してサンプルをパッケージ化するために合理化されています。
これによりユーザがmodoに直接ドラッグ&ドロップしてPyMop Editorにサンプルを追加することができます。exampleフォルダにpngを追加するだけでカスタムアイコンを追加することもできます。

MODOの手続き型モデリングシステムの不足している部分を埋めるのに役立つ例を作成するので、キットはますます役立ちます。

完全なPythonコードエディタが付属しています
  • 正しい行エラーの報告
  • カスタマイズ可能な構文の強調表示色
  • 折り返し
  • スペースとタブの表示
  • コードが保存されているかどうかを示すアウトラインカラー
サポートされている追加入力
  • Other Meshes
  • Curves
  • Falloffs
  • Particles
価格
  • インディーズ:$100K未満($20 USD)
  • プロ:$100K以上($50 USD)
  • ソース:完全に文書化されたソースコード($ 300 USD)

あなたの好みに合わせて微調整したり、深く掘り下げてこのプラグインのあらゆる部分がどのように作成されたかを学んでください!

*このノードはTDSDKではなくpython apiを使用することに注意してください。しかしTDSDKの使用を試してみることを止めません。そうする前にあなたのシーンをバックアップしてください。
他のソフトウェアの開発と同様、しばらく毎回クラッシュします。誤って9の代わりに8つの値を持つ行列を設定するのと同じように。いくつかの例ではTDSDKを使用して行列を扱います。 これらはほとんどうまくいき、奨励されています。

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DaVinci Resolve 15

DaVinci Resolve 15がリリースされました。なんとコンポジットソフトのFusionが統合されているようです。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/

編集、カラーコレクション、オーディオポストプロダクション、ビジュアルエフェクトの革新的なツールを、ひとつのアプリケーションに統合!

DaVinci Resolve 15は、プロフェッショナルなオフラインおよびオンライン編集、カラーコレクション、オーディオポストプロダクション、ビジュアルエフェクト機能を統合した、世界初のソリューションです。DaVinci Resolve 15は極めて柔軟性が高く、必要に応じて様々なツールセットを簡単に使い分けられるので、個人アーティストはクリエイティビティを無制限に発揮できます。

新機能!

Fusionのビジュアルエフェクトおよびモーショングラフィックの完全な統合、Fairlightオーディオの驚異的な新ツール、処理速度や品質に焦点を当てた100種類近くの機能強化!
DaVinci Resolve 15は、Fusionのビジュアルエフェクトおよびモーショングラフィックを完全に統合しました!新しいFusionページは完全な3Dワークスペースを提供。ベクトルペイント、キーイング、ロトスコーピング、テキストアニメーション、トラッキング、スタビライゼーション、パーティクルなどの作業用に250種類以上のツールを搭載しています。

Tips

modoのパーティクルでアイテムに穴を開ける

パーティクルとテクスチャリプリケータでアイテムに穴を開ける表現について書いてみます。
大まかな設定は前回の「パーティクルでアイテムを濡らす」と同じですが、今回はパーティクルがコリジョンと衝突したら消滅して、新たにパーティクルを発生するように設定しています。

パーティクルの設定は以下の通りです。Particle Simulation_1 は発射用で、Particle Simulation_2はコリジョンと衝突したときにパーティクルを発生させる用のシミュレーションです。

スケマティックも前回とほぼ同じです。 Particle Operator の「衝突イベント」を自身の「消滅」にリンクすることで、コリジョンに衝突したタイミングでパーティクルを消滅させている点が違います。

レンダリングの設定は Constant レイヤーのレイヤーエフェクトを「ディゾルブ」に設定し、テクスチャリプリケータにParticle Simulation_2 を設定してアイテムに穴が開いたように見せています。単純ですね。

 

パーティクルがアイテムと衝突するだけなら「パーティクルで文字を書く」と同じで、新たにパーティクルを発生させなくてもいいんじゃないか?と思うかもしれません。

最初はそう設定していたのですが、テクスチャリプリケータの「ランダムサイズ」「ランダム回転」を使用すると、アニメーションレンダリング時に、一部のパーティクルでフレームによってパーティクルのサイズや回転が変わってしまうという問題が発生しました。原因は謎ですがコリジョンの影響でフリップしているように見えたので、新しくパーティクルを発生させることで問題を回避出来ました。

 

他にも穴を開けるような表現をする場合は、リプリケータとレンダーブーリアンを使うこともできます。下の画像では色を設定していますが、マテリアルの設定でディゾルブを100に設定すると透明にくり抜くことができます。
レンダーブーリアンはメッシュの形状を使用して複雑なくり抜きができますが、メッシュが重なっている箇所で望ましくないレンダリング結果になることがあります。欲しい表現に適した方法を選択するといいと思います。

 

次回も引き続きパーティクル制御で、雨の波紋のような表現について書いてみたいと思います。

Tips

modoのパーティクルでアイテムを濡らす

今回もパーティクルとテクスチャリプリケータでアイテムを濡らすような表現について書いてみます。
大まかな設定は前回の「パーティクルで文字を書く」と同じですが、今回はパーティクルがコリジョンと衝突したら、パーティクルを発生するように設定しています。

 

パーティクルの設定は以下の通りです。Particle Simulation_1 は流れ落ちるパーティクル用で、Particle Simulation_2はコリジョンと衝突したときにパーティクルを発生させる用のシミュレーションです。

modoではパーティクルから別のパーティクルを発生させたい場合は、Particle Simulationノードを複数作成します。Particle Simulation 間の連携は Collector / Emitter ノードを使用します。Particle Operator はリンクされた Particle Simulation のパーティクルを制御するためのノードです。

このスケマティックでは Particle Simulation_1 に Particle Operator をリンクし、「特長の追加」から「衝突イベント」と「位置」を追加しています。
「衝突イベント」はコリジョンと衝突した場合に、衝突したことを出力するチャンネルです。これを Collector / Emitter の「パーティクル放射」にリンクすることで、コリジョンに衝突したタイミングでパーティクルを発生させています。
「位置」はそのままパーティクルの位置です。 Collector / Emitter にも「位置」を追加してリンクすることで、 Particle Simulation_1 の個々のパーティクルの位置からパーティクルが発生するようになります。Particle Operator と Collector / Emitter の ◇ をリンクするのを忘れがちなので要注意です。

パーティクルの速度や重量のによりますが、パーティクルが線のように発生しない場合は Particle Simulation_1 の ステップ数を 8 など大きな値を設定すると「衝突イベント」の回数が多くなり、線のようにパーティクルを発生させることができます。

レンダリングは前回同様に Constant レイヤーをテクスチャリプリケータで設定しています。濡れたマテリアルを作成して「レイヤーマスク」、あと「バンプ」を追加してます。

次回も引き続きパーティクルとテクスチャリプリケータで、オブジェクトに穴を開ける表現について書いてみたいと思います。

Tips

modoのパーティクルで文字を書く

パーティクルとテクスチャリプリケータ機能で文字を書くような表現について書いてみます。パーティクルとコリジョンの設定方法がわからない場合は、modo Japan Groupのチュートリアルがお勧めです。

パーティクルの制御は見たままで単純です。エミッターを文字の形になるように一筆書きでアニメーションしています。文字間は「放射レート」にキーを設定してパーティクルが出ないように設定しています。
エミッターの設定は放射タイプを「均一」に変更して、一定間隔でパーティクルが発射されるようにしています。さらに「速度継承」をOFFにして、エミッターの移動がパーティクルに影響をあたえないように設定しています。

 

コリジョンの設定も単純で「跳ね返り」「マージン」「パーティクル衝突粘性」を 0 にします。これで平面にあたったパーティクルがその場で停止します。

 

文字部分のレンダリングはテクスチャリプリケータ機能を使用します。単色の線を表現する場合は Constant レイヤーを使うのが手軽です。Constant レイヤーは単色塗りつぶし専用のレイヤーです。ブレンドモードで画像の色味を少し変えたい場合なんかにも便利に使えます。

 

テクスチャリプリケータの機能が把握出来れば、作り方は簡単に想像できたんじゃないでしょうか。次回はもう少し手間の掛かったパーティクル制御でアイテムが濡れる表現について書いてみます。

 

参考

CG News

Arnold 5.1

新しいToonシェーダが組み込みこまれたようです。絵を見た感じシェーダーベースのラインに見えます。どんな感じか使ってみよう。
https://www.solidangle.com/news/arnold-5-1/

 

トゥーンシェーダー

Contour Filterと組み合わせて提供されるノンフォトリアリスティックレンダリング(NPR)ソリューションの一部として新しい Toonシェーダ が統合し、信じられないほど新しいスタイルや効果を実現しやすくなりました。Arnoldは美しいフォトリアリスティックな画像を作成することで長い間知られていますが、多くのユーザーがトゥーンやノンフォトのルックを可能にする機能を求めています。この新しいシェーダは非常に幅広い選択肢を広げます。

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After Effects CC 2018.1

After Effects CC 2018 年 4 月リリース(バージョン 15.1)がリリースされました。
https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/using/whats-new.html

新機能

  • マスタープロパティ
  • 高度なパペットツール
  • Adobe イマーシブ環境
  • 強化された VR 平面から球体
  • エッセンシャルグラフィックスパネルの強化
  • プロパティリンクピックウイップ
  • モーショングラフィックステンプレートをプロジェクトとして開く
  • データ駆動型アニメーションの強化
  • ビデオリミッター
  • カラー補正とカラーマネジメントの強化
  • パフォーマンスの向上(強化された GPU メモリの使用、グレインエフェクトの CPU パフォーマンスの強化)
  • ビデオおよびオーディオ形式のサポートの更新(Camera Raw 形式のサポートの強化、ハードウェアで高速化された H.264 デコード、BMP、GIF およびアニメーション GIF 形式のインポーター、MPEG-1 オーディオレイヤー II 形式のサポート)
  • チームプロジェクトの強化
  • ファイルが見つからないことを示すダイアログボックスの集約
  • 環境に無いフォントダイアログボックスの無効化
  • 複数のフッテージアイテムに対するプロキシの無効化
  • プロジェクトパネルでコピーし、選択したフォルダーにペースト
  • プロパティの参照テキストレイヤー
  • アンカーポイントを新しいシェイプレイヤーの中央に配置
  • 「テキストからシェイプを作成」または「テキストからマスクを作成」で、選択したレイヤーの上にレイヤーを作成
  • 比較(暗)、比較(明)、ソフトライト描画モードの更新
  • レイヤーメニューコマンドの集約
Tips

modoのパーティクルの基礎

パーティクルの基礎で、パーティクルで発生しやすい問題の対処方法について書いてみたいと思います。

パーティクルが震える

パーティクルが平面とコリジョン判定するようなシーンで発生しやすいのが、パーティクルが静止せずプルプル動き続ける現象です。

これはコリジョンアイテムのダイナミクス設定「パーティクル衝突粘性」のデフォルト値の 50 mm 原因です。「パーティクル衝突粘性」を 0 または 100 mm など大きな値にすることで解決することができます。


「パーティクル衝突粘性」はパーティクルがコリジョンアイテムの表面をどの程度の距離くっつくかという設定です。水がアイテム表面をつたうような表現のときに使用できます。

パーティクルが停止するかしないか微妙なときに、「パーティクル衝突粘性」の値が影響して震える現象が発生するような気がします。

 

パーティクルがコリジョンを突きぬける

パーティクルの速度が速い場合に、コリジョンを突きぬけてしまうことがあります。これは Particle Simulation の「ステップ」の値を大きくすることで解決することができます。
「ステップ」は「シミュレーションを演算」した場合のみ確認できます。シミュレーションの再生ボタンによるプレビューは「ステップ」1 固定なので注意が必要です。

 

パーティクルの軌道がカクつく

パーティクルエミッターの移動速度が速い場合に、パーティクルの軌道がカクカクしてしまうことがあります。これも Particle Simulation の「ステップ」の値を大きくすることで解決することができます。

modoに限らずCGのシミュレーションはデフォルトで1フレーム単位で計算するソフトが多いです。パーティクルの速度やエミッターの移動が速い場合は、1フレーム間隔だと計算精度が足りなくなりコリジョン抜けやカクつきが発生します。そんなときのために1フレーム間隔より細かく計算するための設定が「ステップ」です。計算量は指数関数的に増えますが、正確な計算結果を得ることができます。

modoではパーティクルとメッシュのコリジョンを設定するために「ダイナミックコライダー」を適用すると solver アイテムが追加されます。 solver アイテムにも「演算精度」という「ステップ」と同じような設定がありますが、「演算精度」を上げてもパーティクルの突きぬけには変化がないようです。リジッドボディーやソフトボディーと連携する場合には「演算精度」が影響してくるのかも知れません。

Tips

TurbulenceFDのキャッシュをVDBに変換する方法

LightWaveやCinema4D用のフルードダイナミクスプラグイン TurbulenceFD のキャッシュファイルをVDBに変換する方法について書いてみます。

今まで気がつかなかったのですがTurbulenceFD v1.0 Build 1422(2017-03-23)からbcf2vdbコマンドラインユーティリティが追加されました。bcf2vdbはTurbulenceFDのキャッシュファイル.bcfを.vdbに変換するツールです。このツールはプラグインの圧縮ファイルに含まれているので最新版をダウンロードしてみてください。

変換方法
  1. コマンド プロンプトを起動します。
  2. コマンド プロンプトウィンドウに bcf2vdb.exe をドラッグアンドドロップします。
    ドラッグアンドドロップすると、コマンドプロンプトにbcf2vdb.exe へのパスが表示されます。
  3. スペース キーを押します。
  4. キャッシュファイル.bcfを保存しているフォルダをドラッグアンドドロップして、エンターキーを押します。.bcfと同じフォルダに.vdbファイルが生成されます。

このツールはファイルの保存先やファイル名のパターン、レンダリングする必要がないチャネルを選択することができるようです。

このツールを使うとLightWaveやCinema 4Dで計算したシミュレーション結果を他のソフトで使用することができるようになります。これは便利ですね!

 

参考

https://forum.jawset.com/viewtopic.php?p=6278#p6278

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Colorida Motion FX v1.0

LightWave用のモーショングラフィックプラグインだそうです。
https://www.deepfxworld.com/colorida-motion-fx.php

特徴
  • クローンを使用してシーンをすばやく埋め込む
  • グローバルエフェクトを作成する修飾子を追加する
  • 壮大なモーションエフェクトを成形して彫刻するエフェクタをアニメーション化する。
  • Lightwave 2018のインシデントと簡単に統合できます。
  • ステートレスパーティクル技術を使用してメッシュパーツを簡単にアニメートできます。
動作環境

Lightwave 2018

デモの制限
  • 保存ができません
  • 5アイテムに制限
  • 完全版を購入するためのリマインダー