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CG News

Quixel Mixerベータ版を無料公開

QuixelはPBRテクスチャ編集ソフト「Mixer」のベータ版を無料公開すると発表しました。
https://quixel.com/blog/2019/1/30/the-year-of-mixer

ベータ期間は1年以上あるようです。Mixerの開発にはPhotoshopプラグインだったNDOとDDOのホームを作成する意図があると説明しています。MixerはMegascansの一部としてのみ利用可能でしたが、Quixelは無料ベータ期間が終了すると$99の永久ライセンス方式で利用可能になることも発表されました。

https://quixel.com/mixer

DDOは購入してましたが、新規に作り直すと発表され初期バージョンは無料公開されてました。現在はDDO自体がダウンロード出来ない状態で不安に思ってましたが、開発が続いてたということかな?

Tips

modoのレンダリングウィンドウで進行状況を表示しない方法

modoのレンダリングウィンドウで、レンダリングの進行状況を表示しない方法について書いてみます。

modoはレンダリング実行時に、オレンジ色のバケット単位でレンダリングの進行状況が表示されます。レンダリングの進捗が見れるのでミスがあった場合に気がつきやすくて便利なのですが、進捗表示はレンダリング速度に影響します。

進捗を100%サイズで表示していると画像のアップデートの処理ぶんレンダリングが遅くなり、3.313%のように表示サイズを小さくすると少し早くなります。これはレンダリングウィンドウのサイズを変えてレンダリングしてみると、速度に差が出るのを簡単に確認できると思います。
静止画であれば問題になることは少ないと思いますが、アニメーションの場合は少しでもレンダリングが速いほうが嬉しいと思います。

 

レンダリングコマンド

進行状況を表示しないようにするには、render.animation コマンドのオプションを使用します。

render.animation {C:\Output\FileName_} png16 2

コマンドフィールドに入力してEnterを押すと、進行状況を表示せずアニメーションのレンダリングが実行されます。レンダリングが完了すると最後のフレームがレンダーウィンドウに表示されます。

コマンドリストを検索すると、render.animation の引数について書かれているのがわかると思います。

render.animation <filename:string> <format:string> <options:integer> <group:&item>

<filename:string>は出力先のファイルパスとファイル名を設定します。ファイルパスのような引数は{}で囲んで指定します。<format:string>は出力形式、<options:integer> がレンダリングオプションです。<group:&item>はレンダーパスの設定です。今回レンダーパスは使用してないので省きました。引数がない場合はシーンの設定でレンダリングされます。

コマンドリストにはオプションに関する説明がありませんが、以下のようになってるらしいです。

  • 1 : NOT_WAITING // 次のフレームをレンダリングするまで待機しません
  • 2 : NO_IMAGE // 進捗画像を表示しない
  • 4 : IC_ONLY // ICのみレンダリング
  • 8 : NO_CLEANUP // レンダリング終了後にクリーンナップしない
  • 0 : RENDER_ANIIM // アニメーションをレンダリングしていることを示すためにrender.animationによって使用される。

今回は進捗を表示したくないので「2」を使用しました。このオプションはデバッグ用に用意された物で、現在でも上記のオプション通りに動作するかはわかりません。

アニメーションをレンダリングするときに使うと、時間の節約になって便利かもしれません。ちなみに進捗状況の表示サイズが大きいとレンダリングが遅くなる問題はAfter Effectsでも発生するし、modo同様にビューを縮小するとレンダリング速度が速くなります。

 

参考

https://community.foundry.com/discuss/post/721479

Tips

Mayaのコマンド ライン レンダラを使用したバッチレンダリング

Maya のコマンド ライン レンダラ Render.exe (mayabatch.exe)を使用したバッチレンダリングの方法について書いてみます。複数のシーンファイルを連続してレンダリングしたい場合に便利です。

 

バッチファイル作成

例えばCut_001.ma、Cut_002.ma、Cut_003.maのように複数のシーンファイルがあって、全てのシーンをレンダリングする場合について書いてみます。

テキストエディタを使用してRender.exeと.maファイルへのパスを記述し、拡張子を.batにして保存します。バッチファイルは行ごとにコマンドが実行されるので改行には注意してください。

“C:\Program Files\Autodesk\Maya2017\bin\Render.exe” -rd “C:\BatchFolder\Output” “C:\BatchFolder\Cut_001.ma”
“C:\Program Files\Autodesk\Maya2017\bin\Render.exe” -r sw -s 1 -e 5 -of tga -rd “C:\BatchFolder\Output” “C:\BatchFolder\Cut_002.ma”
“C:\Program Files\Autodesk\Maya2017\bin\Render.exe” -r sw -s 1 -e 12 -of png -im “Cut_003_” -fnc “name#.ext” -rd “C:\BatchFolder\Output” “C:\BatchFolder\Cut_003.ma”
cmd /k

コマンド ライン レンダラはフラグを設定して、シーンファイルの設定を変えてレンダリングすることができます。

1行目が最も単純な記述方法です。フラグ -rd はレンダリングした画像の出力先を指定するものです。

2行目 -r はレンダラの指定で sw はMayaソフトウェアです。mr はメンタルレイです。
-s 1 -e 5 はフレームレンジで、開始フレーム数と終了フレーム数です。
-of tgaはイメージフォーマット。
-rd “C:\BatchFolder\Output”はレンダリングした画像の出力先のディレクトリ指定です。

3行目 -im “Cut_003_” は出力ファイル名です。-im “<Camera>/<RenderLayer>/Cut_003_<Scene>_<RenderPass>” のように「ファイル名プリフィックス」を使用してフォルダを作成したりレンダーレイヤーの名前を使用することできます。
-fnc “name#.ext”は連番番号と拡張子のフォーマットの指定です。

基本的には「レンダー設定」のフラグを覚えると便利に使えます。

.batをダブルクリックするとコマンドプロンプトが起動してレンダリングが実行されます。レンダリングが終了したらコマンドプロンプトを閉じて完了です。

 

環境変数

Mayaはシステムの環境変数によってUIの言語やプラグインパスが定義されていますが、バッチファイルを使用すると環境変数を指定してMayaを起動することができます。

例えばMayaを英語で起動したい場合は、以下のようなバッチファイルを作成します。

SET MAYA_UI_LANGUAGE=en_EN
“C:\Program Files\Autodesk\Maya2017\bin\maya.exe”

バッチレンダリングでも同様のことができます。例えば以下のようにプラグイン(モジュール)のバージョンを指定してレンダリングすることができます。

SET MAYA_MODULE_PATH=C:\Modules\PluginVersion_100\
“C:\Program Files\Autodesk\Maya2017\bin\Render.exe” -r sw -s 1 -e 5 -of png -im “AAA_” -rd “C:\BatchFolder\Output” “C:\BatchFolder\Cut_001.ma”
SET MAYA_MODULE_PATH=C:\Modules\PluginVersion_130\
“C:\Program Files\Autodesk\Maya2017\bin\Render.exe” -r sw -s 1 -e 5 -of png -im “BBB_” -rd “C:\BatchFolder\Output” “C:\BatchFolder\Cut_001.ma”
SET MAYA_MODULE_PATH=C:\Modules\PluginVersion_151\
“C:\Program Files\Autodesk\Maya2017\bin\Render.exe” -r sw -s 1 -e 5 -of png -im “CCC_” -rd “C:\BatchFolder\Output” “C:\BatchFolder\Cut_001.ma”
cmd /k

Mayaはマイナーバージョンでも細かくバグが増えて動作がおかしくなることが多いので、Mayaに問題があるのかプラグインが問題かテストするときに、複数のプラグインバージョンでレンダリングをテストするときに便利です。

 

参考

コマンド ライン レンダラの共通フラグ

https://knowledge.autodesk.com/ja/support/maya/learn-explore/caas/CloudHelp/cloudhelp/2016/JPN/Maya/files/GUID-0280AB86-8ABE-4F75-B1B9-D5B7DBB7E25A-htm.html

環境変数

http://help.autodesk.com/view/MAYAUL/2016/JPN/?guid=GUID-925EB3B5-1839-45ED-AA2E-3184E3A45AC7

Tips

AfterEffectsでaerenderを使用したバッチレンダリング

After Effects のaerender.exeを使用したバッチレンダリング方法について書いてみます。複数のプロジェクトを連続してレンダリングしたい場合に便利です。

 

バッチファイル作成

例えばCut_001.aep、Cut_002.aep、Cut_003.aepのように複数のプロジェクトファイルがあって、全てのプロジェクトをレンダリングする場合について書いてみます。

テキストエディタを使用してaerender.exeと.aepファイルへのパスを記述し、拡張子を.batにして保存します。バッチファイルは行ごとにコマンドが実行されるので改行には注意してください。

“C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS6\Support Files\aerender.exe” -project C:\BatchFolder\Cut_001.aep
“C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS6\Support Files\aerender.exe” -project C:\BatchFolder\Cut_002.aep
“C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS6\Support Files\aerender.exe” -project C:\BatchFolder\Cut_003.aep
cmd /k

.batをダブルクリックするとコマンドプロンプトが起動してレンダリングが実行されます。レンダリングが終了したらコマンドプロンプトを閉じて完了です。

プロジェクトファイルは、あらかじめレンダーキューを追加してファイルの出力先を設定して「レンダリング」ボタンを押すだけの状態にしておく必要があります。

 

引数

aerenderは引数を使用してレンダリングするフレームやコンポジッションを指定することが出来ます。個人的には全く使わないけど、テストしたのでメモっておきます。

以下は「CompositionA」というコンポジッションをレンダリングして、任意のディレクトリにファイル出力する例です。

“C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS6\Support Files\aerender.exe” -project C:\BatchFolder\Cut_001.aep -comp “CompositionA” -output C:\BatchFolder\Output\Cut001_[####].psd
cmd /k

ちなみに -comp がないと -output を使用してファイルパスを変えられません。マニュアルには「引数を指定しない場合は、レンダーキュー内のコンポジションすべてがレンダリングされます。この場合は、–project、–log、–output、–v、–mem_usage および -close 引数のみが使用され、その他の引数は無視されます。」と記載されてますがCS6では動作しません。-comp がない場合は「-comp がないので-output引数は無視されます。」という警告がでます。

–output を使用すると出力パスと出力ファイル名を指定することができますが、拡張子を変えててもファイルフォーマットは変わらないようです。

 

監視フォルダーモード

バッチファイルを使用して監視フォルダーモードを実行することもできます。「監視フォルダーモード」は複数のPCがフォルダを監視し、レンダリング可能なプロジェクトがあればフレーム単位で分散レンダリングしてくれる機能です。

テキストエディタを使用してAfterFX.exeと、 -wf を使用して監視するディレクトリを記述し、拡張子を.batにして保存します。

“C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS6\Support Files\AfterFX.exe” -wf C:\BatchFolder\

「監視フォルダーモード」でレンダリングするには「レンダリング制御ファイル」 が必要です。ファイルメニューの「フォルダを収集」実行時に作成されます。

 

レンダリング制御ファイル

レンダリング制御ファイルは「フォルダを収集」を実行すると.aepと同じディレクトリに「プロジェクト名_RCF.txt」という形で作成されます。

テキストファイルの中身はこんな感じで、使用するPCの上限などが書かれてます。

After Effects 11.0v1 Render Control File
max_machines=5
num_machines=0
init=0
html_init=0
html_name=””

レンダリング完了後は以下のようになる。

After Effects 11.0v1 Render Control File
max_machines=5
num_machines=1
init=1
html_init=1
html_name=”Cut001_00.htm”

item1=(Finished,1,1,0)

レンダリングが完了するとレンダリング制御ファイルにレンダリング済みのフラグが書きこまれ、「監視フォルダーモード」のレンダリング対象から除外されます。「init=1」を「init=0」に変えると再度レンダリング対象になります。

 

参考

aerenderの引数はマニュアルに記載されています。
https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/using/automated-rendering-network-rendering.html

CG News

modo用ノードベースマテリアルエディタ「NoMo」公開

modo用のノードベースマテリアルエディタ「NoMo」が公開されています。価格は£45、現在アーリーアダプター価格で25%OFFとのことです。
https://gumroad.com/l/ZvnKx

現在はmodoのスケマティックでできることと同じ程度の機能ですが、modoのスケマティックより拡張した物を作りたくて開発中とのことです。将来的にノードライブラリとカスタムモードを作成したいとのこと。またノードにプレビューを追加する予定らしいです。
https://community.foundry.com/discuss/topic/145287/nomo-published-a-node-based-material-editor-for-modo

オリジナルのスケマティック追加してるのが面白いですね。modoはこういう拡張性もあるんだね。

 

概要

Modosプロシージャルテクスチャを利用して複雑なテクスチャの作成をスピードアップする、Modo用のノードベースのマテリアルエディタ。

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Kanova スタンドアローン製品としての開発終了

Foundryが開発していたVR対応の3Dスカルプトソフト「Kanova」のスタンドアローンソフトとしての開発終了が発表されています。2018年にベータテストしながらどのような製品にするか検討するということで公開されていましたが、スタンドアロンソフトとしてリリースすることは無くなったようです。今後は既存のソフトに統合されるのかな?
https://steamcommunity.com/app/730550/discussions/0/1743358239838983230/

 

Kanovaスタンドアロン開発は終了しています

悪い知らせと良い知らせの両方があります。残念ながら我々はKanovaのスタンドアローン製品としての開発を終了しています。KanovaはFoundryでここで取り組むべきエキサイティングなプロジェクトでした。 Vilya HarveyがADFテクノロジを使って行った作業は他に類を見ないものです。

KanovaはVR環境における立体スカルプト/モデリングの可能性を調査することを目的とした研究プロジェクトとして始まりました。研究の観点からそれは大成功でした。スカルプトはもちろんボリュームの操作に関して始めるべき自然な場所でした。ただしスカルプト専用の新しいアプリケーションを既存の一連の3Dツールと一緒に市場に投入することは、戦略的には有利ではありません。それはまた、私たちが提供したいワークフロー向上の結束を私たちの製品ユーザーに提供しません。

9ヵ月前のKanovaの公開中および公開後に私たちが受けたフィードバックは、私たちの技術的研究と市場調査の両方にとって非常に役に立ちました。私達はここFoundryの舞台裏で常に新しいアイディアや技術をいじっていて、その過程でアーティストを巻き込むことができたのは素晴らしいことです。意見を表明した皆さんのおかげで良いことも悪いことも私たちにとって助けになりました。

Kanovaは現在の状態で利用可能なままになります。私たちはそれを使っている人々からそれを奪いたくありません。さらに、これはKanovaの開発の終わりであるかもしれませんが、それはADFの開発の終わりではありません。 ADFは開発が非常に困難なテクノロジです。それは非常にデータ量が多く、初期のパフォーマンスとサーフェース品質の課題を提示しました。これはまた私達にDCC VR開発について多くのことを教えてくれました。私たちは自分たちの予想をはるかに超えてこれらの問題をうまく解決できました。将来の形態が特にKanovaではないとしても、私たちが知っている技術が商業的に実行可能であることを知っています。

CG News

AdobeがAllegorithmicを買収

AdobeがAllegorithmic社(Substance Designer、Substance Painter)を買収したようです。突然の買収に見えますが、Adobeは2年間Allegorithmicの投資家として協力関係にあったとのことです。
https://theblog.adobe.com/adobe-acquires-allegorithmic-substance-3D-gaming/

今回の買収によりPhotoshop、After Effects、Project Aero、最近のARコンテンツ作成ツールなどのCreative Suiteに加え、「フラッグシップ製品」としての開発がさらに進むようです。

メールによると今のところライセンスに変化はないっぽいですが、永久ライセンス買っておくか悩む。

ライセンスは今のところ変化しません。あなたの現在のライセンスは更新を実行し取得し続けます。私たちは、Adobeの家族に参加するように、我々はまた、今後数ヶ月の間に、新たな、より柔軟なサブスクリプションの提供を発表します。後日これらのライセンスオプションの詳細を共有します。

Allegorithmicはmodoの旧開発元Luxologyと協力してimageSynthというソフトを販売していました。スタンドアロン版はmodoと同じNexusフレームワークを使用していたので、 Allegorithmicはmodoと兄弟感がありました。今後Adobe製品とどんな形で進化するのか気になります。

Tips

modoのバッチレンダリング

modoのヘッドレスモードを使用したバッチレンダリングの使い方について書いてみたいと思います。
複数のシーンを連続してレンダリングする場合に便利です。

 

ヘッドレスモードとは

ヘッドレスモードはGUIのないmodoです。WindowsのコマンドプロンプトやOS Xのターミナルを使用してmodoを操作します。GUIがないためメモリが少なく済み、レンダリング中のプレビュー表示がないためレンダリング速度も少し早くなります。
ヘッドレスモードはGUIで使用できるほとんどのコマンドが使用できるので、特定のパラメータを変更してレンダリングすることができて便利です。

ヘッドレスモードのような仕組みはMaya、Max、AfterEffectsなど、アニメーションをレンダリングするソフトには大抵搭載されていて、ネットワークレンダリングなんかに使用されます。

 

バッチファイルとコマンドファイル

modoではヘッドレスモード用のmodoを起動するバッチファイルと、modoのコマンドを記述したテキストファイルを使用してバッチレンダリングをおこないます。

例えばCut_001.lxo、Cut_002.lxo、Cut_003.lxoのように複数のシーンファイルがあって、全てのシーンをOutputフォルダにレンダリングする場合について書いてみます。

 

バッチファイル

バッチファイルは拡張子を.batに変えたテキストファイルです。ヘッドレスモード用のmodo_cl.exeのパスと、コマンドファイルへのパスを記述します。今回は.batと同じディレクトリに.txtファイルがあるのでファイル名だけ書いてます。バッチファイルは行ごとにコマンドが実行されるので改行には注意してください。

“C:\Program Files\Foundry\Modo\12.2v1j\modo_cl.exe” < RenderSettingsFile.txt
cmd /k

 

コマンドファイル

コマンドファイルは拡張子通り普通のテキストファイルです。コマンドファイルにはmodoのコマンドを書いておくと1行ごとに実行されます。

log.toConsole true
log.toConsoleRolling true

scene.open {C:\BatchFolder\Cut_001.lxo}
render.animation {C:\BatchFolder\Output\Cut_001_} PNG16
scene.close

scene.open {C:\BatchFolder\Cut_002.lxo}
@ChangeRenderFrameRange.pl 1 3
render.animation {C:\BatchFolder\Output\Cut_002_} PNG16
scene.close

scene.open {C:\BatchFolder\Cut_003.lxo}
@ChangeRenderFrameRange.pl 1 4
render.res 0 1280
render.res 1 720
render.animation {C:\BatchFolder\Output\Cut_003_} PNG16
scene.close

app.quit

最初の2行はログ出力用のコマンドです。scene.openでファイルを開きrender.animationでレンダリングを実行してscene.closeでファイルを閉じています。render.animationコマンドは引数としてファイルの出力先のパスと出力ファイル名、出力フォーマットを指定しています。

@ChangeRenderFrameRange.pl はmodo標準のレンダリング範囲を変更するスクリプトを使用して、レンダリング範囲を変更する例です。render.resはレンダリング解像度の変更コマンドです。

 

レンダリングの実行

バッチファイルとコマンドファイルの準備ができたら.batファイルをダブルクリックします。modo_cl.exeとコマンドファイルのパスが正しく設定されていれば、コマンドプロンプトが開いてレンダリングの状況が表示されます。レンダリングが終了したらコマンドプロンプト閉じて終了です。

 

今回は単純にバッチレンダリングの例でしたが、ヘッドレスモードはほとんどのmodoコマンドが使用できます。例えばキャラと背景別々のシーンファイルを1つのシーンに読み込んでレンダリングしたり、複数のファイルのパラメータに同じ編集を加えてファイル保存したり、色々な使い方ができて便利だと思います。

 

参考

コマンドラインからModoのレンダリング
https://www.pixelfondue.com/blog/2016/11/3/modo-rendering-from-the-command-line

RenderMonkey

バッチレンダリング用のスクリプトも公開されています。元は有料のキットでしたが無料化されました。
https://github.com/9bstudios/mecco_renderMonkey

バッチレンダリングスクリプト

modoを通常通り起動してPythonスクリプトでバッチレンダリングするという物。レンダリングウィンドウで進捗を見たい場合にはいいかもしれません。https://community.foundry.com/discuss/post/747715

CG News

LightWave 2019 リリース

LightWave 2019 がリリースされました。目を引くのは有料プラグインだったMetamorphicの統合、Unreal Engineブリッジ、FBXへの対応強化、UV機能の強化でしょうか。

USメーカー希望小売価格 $995で発売中。LightWave 3Dの過去バージョンの登録所有者は、2019年3月31日までの間$395でアップグレード可能とのことです。
https://www.newtek.com/lightwave/2019/

チュートリアル
https://www.newtek.com/lightwave/2019/tutorials/

VDBがC4Dのようにメッシュのブーリアンができたり、ガスソルバが追加されて流体計算っぽいことができるようになってるのも凄い。

 

続きを読む

参考資料

FlowScape

自然環境を描くためにスケッチアプリ「FlowScape」がリリースされたようです。価格は$10。
https://pixelforest.itch.io/flowscape

FlowScapeはスタンドアロンアプリケーションで、樹木、茂み、花、岩、丸太、動物などのアセットをペイントすることができる。環境は空、効果音、カメラと照明をリアルタイムで調整することが可能。現在、3Dシーンをエクスポートすることはできないらしい。

CG News

物理ベースのキャラクターアニメーションソフト「Cascadeur」

物理ベースのキャラクターアニメーションソフト「Cascadeur」のクローズドベータ版が発表されました。
https://cascadeur.com/en

CascadeurはEndorphinのような物理ベースのシステムと、ポーズ、タイミング、パスなどのキーフレーム機能を組み合わせたものっぽいです。物理ベースのアニメーションとMocapデータを組み合わせて、物理的に正しい動きを失うことなく変更することもできるらしい。

Cascadeurの歴史が10年に及ぶ社内ツールとして開発され、最近ではNekkiのShadow Fightシリーズの一部として使用されてるとのこと。

 主な機能

  • 物理ベースのキャラクターアニメーション
  • 短時間で高品質のアニメーション
  • モーションキャプチャに追加または置換
  • キャラクターアニメーションを扱うのに適した簡単なインターフェース
  • キャラクターのリグのクイックセットアップ
  • 初心者でも素晴らしい結果を達成するための素早い学習
Tips

modoのパーティクル色

modoのmodoのパーティクル色ついて書いてみたいと思います。

Particle ModifierやParticle Generator、Particle Operatorノードには「色」というチャンネルがあり、パーティクルに色の情報を設定することができます。

パーティクルに設定した色を使用するには Particle Sampleノードの「パーティクル色」を使用します。スケマティックにParticle Sampleを追加して、マテリアルの「ディフューズ色」にリンクすると、リプリケータを使用して複製したアイテムに「パーティクル色」を適用することができるようになります。

 

下の画像はParticle Modifierの「色」で設定したグラデーションを使用して、リプレイケータで複製した球に色を設定したものです。Capsule Falloffを使用して色を設定する範囲を指定しています。

スケマティックはこんな感じです。

Particle Operatorはベースになる色を設定するのに使用しています。パーティクル色はデフォルトで黒色なので、Particle Operatorに特性「色」を追加して演算ノードで1を設定して白色にしています。ただしパーティクルが発生したフレームは色が適用されず必ず黒色になるようです。パーティクル色を使用する場合は発生直後のパーティクルをレンダリングしないようにする必要があるかも知れません。

 

単純な表現であればグラディエントテクスチャを使用して同じようなことができますが、
パーティクル色を使うとスケマティックを使用した複雑な表現ができるようになります。
たとえば下の画像のように、ポリゴンメッシュに距離が近いパーティクルに色を設定することができます。

スケマティックはこんな感じです。

基本的にはレゴブロック風の表現と同じ処理で、Intersectノードを使用してメッシュとパーティクルの距離を出力して、Relationshipノードを使用してメッシュに近い場合に任意の色になるように設定しています。

Intersectノードはmodo標準機能だと、コンストレインの「交差サーフェイス」で使用されるノードです。IntersectノードのTypeはデフォルトでLineになっているのでSurfaceに変更します。このTypeチャンネルは凄く重要なパラメータなのですが、プロパティには表示されないので、チャンネルビューポートで設定する必要があります。

Intersectはメッシュチャンネルとアイテムの位置情報を使用するので、ToroidのワールドチャンネルをMatrix Composeして「トランスフォーム入力」にリンクします。Matrix ComposeやMatrix Constructが何かわからない場合はマトリクスチャンネルの記事を読んでみてください。

 

Particle Generatorをエミッターにして等間隔に発生させたパーティクルを使用すると、ドット絵っぽい表現になります。

ちなみにParticle Generatorについてる「色」は、タイプが「配列」のときは正常に動作しないので注意が必要です。「放射状」では正しく色が反映されます。Particle Generatorは簡単にテストしたいときによく使うので、ちょっと罠っぽいですね。

タイプが配列の場合、グラデーションが無視される。

タイプが放射状の場合、グラデーションが適用される。

 

パーティクル色はスケマティックと連携すると色々面白い表現ができそうです。モーショングラフィックにも最適ですね。