参考資料

Enemies – real-time cinematic teaser | Unity

ゲームエンジンのUnityを使用したリアルタイムデモが公開されています。これまでのUnityを使用した映像に比べると、だいぶリアルなルックになってますね。凄い。

https://unity.com/ja/demos/enemies

 

Unityのビジュアルクオリティの水準を高める

Enemies は、ハイエンドで魅力的なコンテンツを作成するための Unity プラットフォームのパワーと能力を示すもので、あらゆるクリエイティブチームがそのビジョンを完全に実現することができます。
リアルタイム3D(RT3D)技術は、クリエイターが求めるビジュアルクオリティや臨場感を実現するために、常に進化を続けています。

 

Unityのデジタルヒューマン

Unity初のリアルなデジタルヒューマンを搭載した「The Heretic」の作業を発展させたのが「Enemies」です。改良点は以下の通りです。

  • より優れた4Dパイプライン
  • GPU上のスキンアタッチメントシステムにより、高密度メッシュを実現(例:桃色毛羽)。
  • 虹彩にコースティクスを適用し、よりリアルな目を実現
  • 新しいスキンシェーダー
  • 血流シミュレーションとしわマップのためのテンション技術により、細かいディテールのためのフェイシャルリグが不要になりました。

 

エネミーを支える技術

High Definition Render Pipeline(HDRP)のすべての機能が改善され、Adaptive ProbeボリュームやScreen Space Global Illumination(SSGI)など、いくつかの新システムが導入されました。
リアルタイム・レイトレース反射、レイトレース環境オクルージョン、NVIDIAのDeep Learning Super Sampling(DLSS)のネイティブサポートにより、デモは4Kでネイティブ解像度並みの画質で実行可能です。

 

ストランドベース・リアルタイム・ヘアソリューション

主人公の非常にリアルな髪のために、DemoチームとUnityのR&Dチームは、ストランドベースの髪のオーサリング、インポート、シミュレーション、レンダリングのための全く新しいヘアソリューションを共同開発しました。
このソリューションは、Alembic形式のデータを出力するすべてのオーサリングツールに対応しています。Enemiesでは、Maya XGenを使用し、Weta Barbershopでパイプラインを検証しています。

 

リリース情報

このデモは、3月23日~25日に開催されるGame Developers Conference(GDC)のUnityブースで紹介され、参加者はスタンドアローンとして、またはUnity Editorで動作させてチェックすることができます。

デモチームは、2022年第2四半期にHairソリューションとアップデートされたDigital Human Packageをリリースする予定です。ご期待ください。

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