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Sculptron 1.0-Alpha 2 リリース

Otoyがアニメーションキャッシュをスカルプトするためのツール「Sculptron」のAlpha 2をリリースしました。開発の初期段階では無料で入手可能です。

このアップデートではUIの再構築、再生とスカルプトが約10倍速く、新しいトゥーンマットキャップが追加されています。
https://render.otoy.com/forum/viewtopic.php?f=7&t=73665

 

新機能

ユーザーのフィードバックを収集し、機能リクエストを実装してUIエクスペリエンスを向上させました!

UI/ワークフロー

UIはデザインと機能の両面で大幅に改良されています。色はOctane Standaloneに合わせて調整され、タイムラインは完全に再編成され、アニメーションのアイコンに置き換えられる予定のブラシアイコンがあります。

また、キーボードを使わずに画面の何もない場所をドラッグして、マウスだけを使って(またはペン)移動できるようになりました。キーフレームの補間モード(リニア、ステップ、カーブ)を導入しました。補間はタイムラインメニュー(タイムライン上の任意の場所でマウスボタンを右クリック)またはタイムラインウィンドウのボタンを使用して変更できます。

スカルプト/再生スピード

スカルプトと再生の速度が大幅に向上し、パフォーマンスが1000%向上しました(アルファ版の約10倍の速さ)。Brush Toolsのフィードバックも修正や微調整され、より自然な感じになりました。

ワイヤフレーム/グリッドモードを新規作成

ワイヤフレームをOpenGLプレビュー用にアクティブ化できるようになり、プリファレンス (Preferences) ウィンドウでいくつかのオプションを使用できるようになりました。グリッドには、カラーや不透明度などの制御可能なオプションもあります。

新しいToonShading MatCap

Toon Matcapも追加されました。

現在Sculptron Item AnimationシステムとAlembic Import/Exportに取り組んでいます。

 

スカルプトロンの特徴

  • 複数のブラシとプロシージャテクスチャを使用して任意の数の3 Dメッシュをスカルプトアニメートします
  • スカルプトアニメーション用のOBJを読み込み
  • アニメートされたキャッシュ(今のところMDDだけだが、将来的にAlembic)をインポートしてスカルプトアニメートします
  • オブジェクトごとに複数のアニメートされたスカルプトレイヤ
  • メッシュをフレームとして読み込み
  • 追加のプロシージャノイズを使用してSDF/VDBボリューム内のメッシュを変換
  • 任意のフレームをOBJとして書き出し
  • アニメーションをMDDキャッシュ(Alembicは近日発売予定)およびOpenVDBとして書き出し

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