2019年3月

参考資料

Towers Prototype Trailer

「Towers」というゲーム用に作られたプロトタイプビデオが公開されてます。「6人のコア開発者、12月間で作られたゲームのプロトタイプ」だそうです。異世界感のある雰囲気がいい感じです。
https://www.dreamlit.games/

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Minuscule 2 Trailer

映画「Minuscule 2」のトレイラー。デフォルメされた昆虫がかわいい。フォトリアルな背景が綺麗です。

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「コードギアス 復活のルルーシュ」メイキング

「コードギアス 復活のルルーシュ」のメイキング記事が公開されてます。モデルのリテイクやリグの作り直し、担当者が何度か変わる、スケジュール的な問題など、様々なこだわりと苦労がうかがえる記事です。
とても大変そうですが、アクションシーンのCGには作画のような独特のリズムや動きが出てるように見えますね。
https://cgworld.jp/feature/201903-codegeass1.html

 

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参考資料

なぜ作ったゲームが面白くならないのか?基礎にして奥義「フロー理論」

ゲームの面白さや体験を「フロー理論」を使用して改善することができるという記事。なかなか面白くて興味深い。https://note.mu/kaerusanu/n/nc80f9523bb8e

フロー理論とは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC_(%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6)

フロー (英: Flow) とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。

明確に列挙することができるフロー体験の構成要素。

  1. 明確な目的(予想と法則が認識できる)
  2. 専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)
  3. 自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。
  4. 時間感覚のゆがみ – 時間への我々の主体的な経験の変更
  5. 直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)
  6. 能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)
  7. 状況や活動を自分で制御している感覚。
  8. 活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。
CG News

Tropism Beta Demo

modo用の樹木生成プラグイン「Tropism」のデモ映像が公開されています。もうすぐ発売らしい。プロシージャルモデリング用のオペレータのため、枝の成長をアニメーションさせることができるようです。GLで高速に表示するためのプレビューモードもあるらしい。

CG News

Houdini 17.5

Houdini 17.5が発表されたようです。

Houdini 17.5の主な機能

  • 新しいプロシージャル依存グラフ
  • PDG:ユーザーインターフェース
  • PDG:ステロイドのレンダリングオペレータの改良版
  • PDG:VFX生産パイプラインを「アセスメント」する手段
  • PDG:機械学習ワークフローにおける将来の可能性
  • シミュレーション:分散流体シムのサポート、Vellumマルチフィジックスの更新
  • ビューポート:新しいGPUベースのスモークシェーダ、Principledシェーダ
  • ワークフロー:主要なSOPに書き換え、新しいマルチ出力表示オプション
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Weta Digitalのフェイスパイプライン:アリータ バトルエンジェル

映画アリータのフェイシャルに関する記事が公開されています。一般向けなメイキング動画が公開されていましたが、より詳細な内容の記事です。

アリータは予告見たとき、実写を加工してるのかと思いましたがフルCGなんですね。国内の映像用途のディープラーニングは実験中な感じしますが、海外では普通にワークフローに組み込まれてるのが興味深いです。
https://www.fxguide.com/featured/weta-digitals-remarkable-face-pipeline-alita-battle-angel/

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Tips

modoのアイテムインフルエンス

modoのアイテムインフルエンスについて書いてみます。アイテムインフルエンスはアイテムのトランスフォームを変形する機能です。アイテムインフルエンスとフォールオフを組み合わせると、複数のアイテムをデフォーマを使用してアニメーションすることができます。

 

インフルエンスを説明するために、少し回り道になりますがmodoのデフォーマ構成について書いてみます。

 

modoのデフォーマ

modoのデフォーマはプロシージャルモデリングやパーティクルシステムと同じようにノードベースの設計になっています。modoのデフォーマは主に以下のノードで構成されます。

  • アイテム
  • インフルエンス
  • エフェクタ

「アイテム」は変形対象になるアイテムです。「エフェクタ」はベンドやマグネットのように、どんな風に変形するか指定します。「インフルエンス」はどこを変形するか指定します(ウェイトマップやモーフマップなど)。

Soft Lag、Push Influence、MDD Influenceのようにインフルエンスとエフェクタ両方の機能を持った特殊なデフォーマも存在しますが、modoではこれらのノードを組み合わせることで、様々な変形アニメーションに対応しています。

 

アイテムインフルエンスを説明するために、ジェネラルインフルエンスについて書いてみます。

ジェネラルインフルエンス

ジェネラルインフルエンスはメッシュを変形する最も利用頻度の高いインフルエンスです。ベンドやスケルトン変形など一般的に「デフォーマ」でイメージされるメッシュ変形には「ジェネラルインフルエンス」が使用されます。

下の画像はベンド エフェクタを使用してメッシュを変形した例です。ベンドによってメッシュが変形しているのがわかると思います。

 

アイテムインフルエンス

アイテムインフルエンスはアイテムのトランスフォーム(移動/回転/スケール)を変形する機能です。ジェネラルインフルエンスと違いメッシュは変形しません。計算量が少ないので動作が軽いという特徴があります。

下の画像はベンドエフェクタを使用してトランスフォームを変形したものです。ベンドによってアイテムのトランスフォームが変形していますが、メッシュは変形していないことがわかると思います。

 

アイテムインフルエンスの使用方法

アイテムインフルエンスを使用するにはスケマティックを使用して、アイテムをアイテムインフルエンスにリンクします。

 

アイテムインフルエンスは「移動」「回転」「スケール」を個別に制御可能です。フォールオフを使用するとアイテムを連続的にアニメーションすることができます。

サンプルファイル

 

球体を「シャッター & グルー」でバラバラに粉砕したもの。アドバンスドビューポートなのでフレームレートが少し低いですが、アイテム数が380個くらいならリアルタイムで動きます。

 

modoのサンプルファイルにある車をアニメーションしてみた。アイテムの移動はアイテムインフルエンスの「スケールの影響」をOFFにして、スケールをアニメーションしています。元の組み上がってる状態がスケール100%。

 

アイテムインフルエンスを使用するとブレイクダウン映像のように画面の上からオブジェクトが降ってくるようなアニメーションや、オブジェクトが組み上がるようなアニメーションが手軽に作ることができて便利ですね。同じアイテムを大量にアニメーションする場合には、フォールオフプローブを使用したアニメーション制御がお勧めです。

 

modo 601ではじめてデフォーマを使ったとき、エフェクタとインフルエンスとが分かれてる理由がよくわかりませんでした。他のソフトではエフェクタとインフルエンスがセットで「デフォーマ」として扱われている場合が多かったため、modoのノード構成が複雑に思えました。601の頃はノードベースというのがよくわからなかったというのもあります。

今となってはエフェクタとインフルエンスが分かれてることで、エフェクタが違っても同じようにウェイトマップ等のインフルエンス機能を使用ことができることや、新しいインフルエンスが追加された場合でも既存のエフェクタを組み合わせて使用できるように現在のノード構成になっているのかなと思います。

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Rigging Master Course 3

modo用のリギングチュートリアル「Rigging Master Course 3」の進捗ムービーが公開されています。modoでキャラクターリギング のプロセスを追加する予定とのことです。
https://community.foundry.com/discuss/topic/145422/rigging-master-course-3

著者のRichardさんは元PixarのキャラクターTDの方です。modoのデフォーマシステムは市販のソフトの中では最もPixarのソフトに似ている話を見かけますが、スレッドには「modoは私がPixar(およびRhythm and Hues)で学んだことに基づいて、必要なリグを組み立てることを可能にする唯一のセルフアプリケーションです」というコメントもあり、Pixarに通じるキャラクターリグの解説が期待できそうです。
https://community.foundry.com/discuss/post/1159525

CG News

finalRender for Maya オープンベータ開始

finalRender for Maya のオープンベータが開始されています。現在ライセンスが無料で公開されており、商用プロジェクトでの使用が許可されているとのことです。Max版にあるGPUレンダリングアーキテクチャ搭載前にフィードバックを収集するのが目的だそうです。

finalRenderはVray登場前にGIで存在感のあったレンダラーでした。頑張って欲しいですね。
https://www.cebas.com/?pid=productinfo&prd_id=203

finalRender for Mayaの機能

サポート
  • Windows 64 Bit/マルチコア
  • フォトメトリック、リアルエリアライト
ネットワークレンダリング
  • 真の分散ネットワークレンダリング
  • 標準ネットワークファームレンダリング、バッチレンダリングをサポート
カメラ
  • 実世界物理カメラ露光モデル
  • 複数の現実世界のカメラから選択できる
ライト&シェーダーから選択するリアルワールドカメラ
  • 高度なコースティックレンダリングエフェクト
  • 高度に最適化されたマルチレイヤースキンシェーダー
  • Mayaシェーディングネットワークのサポート

 

Depth Of Field

Caustics

Displacement Rendering

Render Elements

Hyper Shade

Photometric Lights

Network Rendering

Texture Baking

Keep Rendering

Tips

modoのユーザーチャンネルをFBXに出力する方法

modoのユーザーチャンネルをFBXに出力する方法について書いてみます。modoでリギングする場合はユーザーチャンネルを使用することが多いと思います。このユーザーチャンネルの値を他の3Dソフトに渡したいことがあるかもしれません。

modoはユーザーチャンネルの「チャンネル名称」の先頭を「FBX_」にすると、FBXファイルにユーザーチャンネルを出力することができます。

 

出力可能なチャンネルタイプ

modoがFBXに出力可能なチャンネルタイプは以下の通りです。ただし「正数」やベクターモードの出力には問題があるように思います。

  • 正数
  • 浮動小数点
  • 距離
  • 角度
  • パーセンテージ
  • クォータニオン
  • 焦点距離
  • XYZ
  • RGB
  • RGBA
  • UVW

 

全てのチャンネルタイプを追加してFBX出力して試してみた。

 

Mayaに読み込んだ画像、カスタムアトリビュートとして読み込まれてるのがわかる。一部のチャンネルタイプと値が読み込まれていない。

 

3dsMaxに読み込んだ画像、Mayaと比べるとAngleの値がおかしいのとキーが正しく読み込めてないような気がする。MaxってRGBAのUI存在するんだね、知らなかった。

 

キーフレームの出力

ユーザーチャンネルにキーフレームを設定している場合、modo 12.2以前のバージョンではエクスポート時にmodoがクラッシュするので注意が必要です。

modoからMayaに出力する場合は「浮動小数点」タイプ「スカラー」モードのチャンネルを使用しておくのが無難に思います。またユーザーチャンネルの読み込みはFBXインポーター側の対応状況にも依存するので、事前に調べておく必要がありますね。

CG News

ZBrush 2019

ZBrush 2019が発表されました。大きく扱われてるのはNPRですが、フォルダー機能、インターセクションマスカー、Zリメッシャー v3.0が便利そうですね。今回から月額プランが追加になったようです。
https://pixologic.jp/zbrush/zbrush-2019/

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Tips

modoのパーティクル モディファイヤ

modoのパーティクル モディファイヤについて書いてみたいと思います。モーショングラフィックのような規則的なアニメーションを手軽に作成することができます。

 

パーティクル モディファイヤとは

パーティクル モディファイヤはメッシュの頂点やシミュレーションされたパーティクルのトランスフォーム情報(位置/回転/スケール)を編集することがでるノードで、Replicatorでアイテムを複製するときに使用すると便利です。

 

 

例えば Particle Look At Modifierを使用すると、Replicatorで複製されたアイテムが指定したアイテムの方向に回転することができます。

 

Particle Modifier

Particle Modifierノードは最もシンプルな機能のノードで、パーティクルにトランスフォームを加えることができます。フォールオフと組み合わせると、フォールオフの範囲内のパーティクルにだけ影響をあたえることができます。

サンプルファイル

 

フォールオフはテクスチャにも使用することができます。うろこがめくれると、質感が変わるような表現にも便利に使えます。サンプルファイルの質感の設定がちょっと雑です。

サンプルファイル

 

アドバンスドビューポートとGradientを使用した例。アドバンスドビューポートはGradientが表示出来て便利なのですが、テクスチャのフォールオフなど、もっと色々な表示に対応してくれたら面白いんですけどね。

パーティクル モディファイヤはモーショングラフィックのような用途以外にも覚えておくと便利だと思います。他のパーティクルモディファイヤの解説ムービーを貼っておきます。

 

参考

Sentinel Skin Transition Effect

https://cgi.tutsplus.com/tutorials/sentinel-skin-transition-effect–cms-22497

 

Particle Modifier

 

Particle Look At Modifier

 

Particle UVT Modifier

 

Particle Snap Modifier

 

Particle Sieve Modifier

 

Particle Audio Modifier

 

関連

modoではVertex Transform Mapを使用すると、パーティクルごとに手動でトランスフォームを編集することができて便利です。静止画用途で便利に使えると思います。