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modoのトランスフォーム配列ツールでアニメーション作成

今回はトランスフォーム配列ツールを使用して、複数のアイテムに手軽にキーを設定する方法を紹介します。

modoはメッシュ生成ツール以外は、アイテムモードでも同じツールを使用することができるという特長があります。
例えば変形タブの「ジッター」「ツイスト」「ベンド」などのツールを使用してアニメーションを作成することができます。その中でも複製タブにある「スキャッタ トランスフォーム」「カーブ トランスフォーム」「トランスフォーム ラディアル 配列」を使うと幾何学的にアイテムを配置出来るので、手軽にフライングロゴっぽいアニメーションを作成することができます。

作成手順です。

  1. テキストツールで適当に文字を入力します。
  2. 「厚み」ツールでテキストに厚みをつけます。
  3. アイテムツリーのメッシュで右クリックして「選択メッシュの統合解除」します。
    「選択メッシュの統合解除」は連結したポリゴン単位を、別のアイテムに分解する機能です。
  4. アルファベット単位に分かれたアイテムを全て選択し、メッシュの中心に「センター」を移動します。
    ファイルメニュー / 編集 / センターをバウンディングボックスへ / センター
    これでアニメーションを作成する準備が整いました。
  5. 全てのアイテムに位置と回転キーを作成します。
  6. 今回は最後にロゴが決まるようにしたいので、綺麗にアルファベットが並んだ状態でタイムラインで後ろのほう、とりあえず90フレームにキーを作成しました。
  7. タイムラインを0フレームに設定します。全てのアイテムを選択して「スキャッタ トランスフォーム」を実行します。
    「スキャッタ トランスフォーム」は指定した範囲内に、アイテムをランダムに配置するツールです。
  8. タイムラインを15フレームに移動して「カーブ トランスフォーム」を実行します。
    「カーブ トランスフォーム」はカーブ状にアイテムを配置するツールです。ツールがアクティブなときは、自由にカーブを編集することができます。
  9. 15フレームのキーをコピーします。タイムラインでキーを選択してCtrl+Cでキーをコピーします。
  10. タイムラインを30フレームに移動して、キーをペーストします。
    タイムラインをスクラブして正しくキーがペーストされたか確認します。今回はキーを設定しやすいように、15フレーム単位で移動と停止を繰り返すように設定しました。
  11. タイムラインを45フレームに移動して「トランスフォーム ラディアル 配列」を実行します。
    「トランスフォーム ラディアル 配列」はアイテムを円状に配置するツールです。位置がずれてるので調節します。配置が決まったらアイテムの回転にキーを作成します。
  12. 45フレームのキーをコピーします。タイムラインでキーを選択してCtrl+Cでキーをコピーします。
  13. タイムラインを60フレームに移動して、キーをペーストします。
    タイムラインをスクラブして正しくキーがペーストされたか確認します。modoは移動ツールがアクティブのときにキーをコピーすると、位置のキーのみがペースト対象になります。タイムラインスクラブして回転のコピーがミスってたのに気がついたので、回転ツールをアクティブにしてペーストしました。
  14. 最後のテキストが完成するキーが90フレ-ムにあるので、タイミングを変更します。
    タイムラインでキーを選択して、タイムラインでマウス右ドラッグしてキーを75フレーム移動します。ちなみに複数のキーをセント無くしている場合は、Ctrl+マウス右ドラッグ でキーをスケールすることができて便利です。これだけでも十分アニメーションしてますが、「ソフトラグ」デフォーマを使用して自動で揺れる動きを設定してみます。
  15. スケマティックビューの「追加」メニューを表示し、アイテムを選択してから「Soft Lag」をダブルクリックします。
    この作業はアイテム1個ずつおこなう必要があります。複数のアイテムを選択した状態で「Soft Lag」を実行すると、なんか上手く動きません。あと必ずスケマティックビューの「追加」メニューを使用してください。アイテムツリーにも同じようなメニューがありますが、アイテムツリーのメニューからはメッシュに「Soft Lag」が適用されません。

アニメーションを再生すると、アイテムがスプリングのように振幅しているのが確認できると思います。ソフトラグの「強さ」は値が大きいと揺れが停止するまでの時間が早く、低いと長く揺れ続けます。ソフトラグは「デフォーマキャッシュ」と相性がよくないので、必ずデフォーマキャッシュをOFFにした状態で調節するといいです。

画面キャプチャだとフレーム数が足りないので、フレームレートの高い画像も貼っておきます。簡単にそれっぽいアニメーションが作成できたのではないでしょうか?
単純なキーフレーム制御なので細かな微調整も簡単です。「Soft Lag」の変わりに「Lag Effector」を使ってみるのも面白いかも知れません。

今回はテキスト使ってフライングロゴっぽくしてみましたが、同じ手法で機械的な物が組み上がるようなアニメーションも作れるんじゃないかと思います。直線的に配列したアイテムをベンドして~とか、ツールの組み合わせでいろんなアニメーションが作れると思います。

たとえば「スキャッタ トランスフォーム」と「カーブ トランスフォーム」を交互に使用して、カーブで文字を書くと下の画像のようにカウントダウンのようなアニメを作れます。ボックスなので寂しい感じですが、ちゃんとしたモデルを使用すると面白い画面になると思います。

下の画像は「トランスフォーム配列」を使用して立体的に並べた例です。最初の下から上にアイテムがスケールして現れる動きはトランフォームデフォーマとリニアフォールオフをアイテムインフルエンスに接続して表現しています。揺れはソフトラグの「強さ」を何パターンか値を変えてランダムさを設定してみました。

パーティクルを使用して同じようなアニメーションを作成することもできますが、MoGraph的な使い方はまたの機会に書いてみたいと思います。

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