2018年12月

CG News

ZWrap for ZBrush

ZWrap for ZBrushがリリースされたようです。ZWrapは既存のトポロジを自動的にモデルにフィットさせるプラグインで、3Dスキャンされた人物のトポロジに変換を高速化するツールです。価格は$ 99 /年。
https://www.russian3dscanner.com/zwrap/

以前から似たようなソフトがあったなと思いましたが、スタンドアロンソフトのWarpXをZBrushに移植したものみたいです。

Tips

modoのリプリケータのランダムタイム変動

modoのリプリケータにある「ランダムタイム変動」について書いてみたいと思います。


リプリケータはアイテムを手軽に複製する機能ですが、アイテムにアニメーションが設定されている場合はアニメーションした状態で複製します。単純にアニメーションを複製すると、すべてのアイテムの動きがそろってしまいます。リプリケータの「ランダムタイム変動」を使用すると、アニメーションにランダムな時間の変化を設定することができます。

アイテムのトランスフォームにアニメーションを設定してる場合は、こんな感じにランダムにずれてアニメーションが再生されます。

 

デフォーマで変形したアイテムはビューポートで「ランダムタイム変動」を確認することができないので注意が必要です。下の画像はスケルトンで円柱を変形した例です。

レンダリングした場合は、正しく「ランダムタイム変動」が効いているのが確認できます。ビューポートで確認できないのがちょっと不便ですね。

アニメーションを特定のフレーム以降から再生したい場合は、「タイムオフセット」を使ってアニメーションの開始フレームを調整するといいです。

「量子化カウント」はアニメーションのパターン数を指定する機能です。例えば3を設定するとランダムなアニメーションのパターンが3種類になります。確認してませんが「量子化カウント」の値が小さい方が、メモリの使用量が少なくなったりするのかな?と思います。

リプリケータを使用してアニメーションしてるモデルを複製する場合は、「ランダムタイム変動」を使用すると手軽にランダム感が設定できて便利ですね。

ちなみにmodo11からリプリケータのパフォーマンスが大幅に向上しましたが、modo11.2~12.2でデフォーマを使用したメッシュに「ランダムタイム変動」を使用すると、ビューポートのアニメーション再生パフォーマンスが悪くなる問題が発生しているようです。レンダリング時のみ「ランダムタイム変動」に値を設定するといいかもしれません。

Tips

modoをカスタマイズした設定の保存方法

modoのバージョン間で、カスタマイズした設定を引き継ぐ方法について書いてみたいと思います。

modo901以前は一年に1度メジャーアップデートが行われていましたが、modo10以降は10.0、10.1、10.2のように1年間に3回アップデートされるポイントリリース方式になりました。これらのマイナーバージョンはそれぞれ初期設定が異なるため、ショートカットや初期設定をカスタマイズしているとマイナーバージョンごとに設定が初期化されてしまい不便です。

modoではユーザーがカスタマイズした設定は個別の.CFGファイルに書き出して管理します。設定をファイルを書き出すのはMaxやLightWaveなど他の3Dソフトと同じですが、modoは特定のフォルダにファイルを入れておくと全てのmodoバージョンから設定を参照してくれるので便利です。

設定ファイルの保存方法

modoのカスタマイズした設定ファイルの保存方法は、ファイルメニューの「ファイル / 設定の書き出し」を使用します。

画像では「一部出力」に「 (全て) 」を使用していますが、「初期設定」や「キーマッピング」など、カテゴリ別に保存することもできます。保存したファイルはmodoの「Configs」フォルダに入れます。

C:\Users\ (ユーザー名) \AppData\Roaming\Luxology\Configs

modoは起動時に自身のバージョンのコンフィグファイル「MODOxxx.CFG」を読み込みます。次に「Configs」フォルダ内のCFGを読み込み、重複している設定については後から読み込んだCFGの設定を使用している気がします。

.CFGファイルはテキストエディタで編集することができます。設定を変更するごとに別々の設定ファイルとして書き出し、必要な部分をコピペしてファイルを維持するといいと思います。

 

modoの初期設定ファイル

modoの初期設定は以下の「Luxology」フォルダにバージョンごと保存されています。

C:\Users\ (ユーザー名) \AppData\Roaming\Luxology

modoの初期設定ファイルを削除すると、インストール直後の状態になります(インストールしてるKitsは除く)。カスタマイズした設定ファイルを「Configs」フォルダに入れたら、modoの初期設定ファイルを一時的に移動してカスタマイズした設定ファイルが正しく読み込めてるかテストしておくと安心です。

 

参考

音声付きで丁寧に解説されています。