2018年10月

CG News

Trapcode Suite 15 リリース

Trapcode Suite 15がリリースされました。新機能で目を引くのは Particular 4 と Form 4 にフルードダイナミクスが追加されたことでしょうか。動作が軽ければ面白そう。
https://www.redgiant.com/blog/2018/10/30/trapcode-suite-15/?utm_source=twitter&utm_campaign=TCS_15&utm_medium=social

 

PARTICULAR 4 新機能

FLUID DYNAMICS

新しい流体物理エンジンを使用して流体エフェクトを作成します。パーティクルはあたかも実際の流体を動かしているかのように動作します。4のカスタマイズ可能な流体挙動から選択してください。

DESIGNER

パーティクルエフェクトを作成するには、アップデート デザイナーでこれまでより簡単です。エミッタ、パーティクル、フィジックス、およびAUXパーティクルにあらかじめ設定された動作とスタイルの調整可能なブロックを追加します。また、ワンクリックでカスタマイズ可能なパーティクルエフェクトを追加することもできます。

335 + PRESETS

完全にカスタマイズ可能な335以上のデザイナープリセットを使用しましょう。Ver 4では流体力学などの強力な機能を示す35以上の新しいプリセットを含みます。ライブラリを探索して、流体、火、宇宙飛行、花火、銃口フラッシュ、爆発、煙などを作成するための美しいデザインのエフェクトを見つけてください。

価格

フル:$ 399
アップグレード:$ 149

 

FORM 4 新機能

FLUID DYNAMICS

新しい流体物理エンジンを使用して流体エフェクトを作成します。パーティクルはあたかも実際の流体を動かしているかのように動作します。4のカスタマイズ可能な流体挙動から選択してください。

DESIGNER

パーティクルグリッドを作成するには、新しいデザイナーでこれまでよりも簡単です。フォーム、パーティクルなどのプリセット設定とスタイルで調整可能なブロックを追加します。また、ワンクリックで完全なカスタマイズ可能なパーティクルエフェクトを追加することもできます。デザイナーは即座のビジュアルフィードバックを提供し、効果を直観的かつ創造的な方法でプレビューすることができます。

150以上のプリセット

完全にカスタマイズ可能な150以上のデザイナープリセットを使用しょう。フォーム4には新しい流体機能を示す20以上の新しいDesignerプリセットが含まれています。ライブラリを探索して、流体アニメーション、背景、モーションデザイン要素などを作成するための美しくデザインされたエフェクトを見つけてください。

価格

フル:$ 199
アップグレード:$ 99

CG News

V-Ray Next for Maya リリース

V-Ray Next for Mayaがリリースされたようです。GPU版もだいぶ完成度あがってそう。

新機能

アダプティブ・ドームライト

もはやポータルライトは不要です。V-Ray Next の新しいアダプティブ・ドームライトは自動的にシーンを分析し、よりノイズの少ない「屋内の」イメージベース・ライティング照明を提供します。

高速IPR

IPR(インタラクティブレンダリング)を再設計し、快適なフィードバックを提供します。

IPR中の高速デノイズ

ビューポートでインタラクティブレンダリング利用中に、ほぼリアルタイムでデノイズを適用できます。(NVIDIA社 AI denoiserを使用)

デバッグシェーディング/選択オブジェクトのみ表示

インタラクティブレンダリング中に、作業中のテクスチャー/マテリアル、オブジェクトのみ表示する事ができます。エラー解析用の表示(AO,法線、UV、ワイヤー)もメニューで切り替えて表示できます。

ビューポートIPRでプレイブラスト

ビューポートIPRを使って、非常に高速にプレビューアニメーションをレンダリングできます。高品位なプレビズアニメーションが短時間で得られます。

刷新された GPU レンダリング・コア

新しいアーキテクチャーに刷新されたV-Ray GPUコアはより強靭になりました。多くの重要なV-Ray機能をGPUでサポートした事で、実際のプロダクション・シーンをGPUでレンダリングする事ができます。

GPU ボリュームレンダリング

V-Ray GPUでフォグ、煙、炎などのボリューメトリック効果のレンダリングに対応。V-RayVolumeGridのサポートする OpenVDB, Field3D, Phoenix FDのキャッシュをGPUで高速レンダリングできます。

GPU バケットレンダリング

GPUレンダリングで「バケット型」のレンダリングをサポート。これにより Cryptomatte エレメントの出力もサポートします。

フィジカル・ヘアーシェーダー

新しいV-Rayフィジカルなを使用して、より良いハイライト、照明の分布でヘアーを表現できます。メラニン色素コントロールを使用すると、ブロンドからブルネット、赤毛まで、あらゆる髪の色を簡単に表現できます。

METALNESSパラメーター

“Metalness”による反射コントールに対応。リアルタイム系と同じ物理シェーダー用テクスチャーをV-Rayマテリアルでも利用いただけます。

新しいトゥーンシェーダー

簡単にアニメ調のスタイルでレンダリングを行うトゥーンシェーダーと、より高度なライン制御ができるように改良されたVRayToonを搭載

V-Ray Layered Texture

レイヤー毎のブレンドモード、レイヤーマスクに対応した新しいレイヤーテクスチャーを提供

レイヤー化 Alembic に対応

レイヤー構造を持つ Alembic 1.7 フォーマットをサポート – Alembicデータのより迅速かつ効率的な処理と更新を可能にします。

V-Ray Cloud

Maya上から1クリックで直接V-Ray Cloudサーバーにジョブを送信できます。

 

 

CG News

Storm 0.2 リリース

スタンドアロンの粒状シミュレーションツール「Storm 0.2」がリリースされたようです。

より速いビューポート表示、より良いパーティクル/デフレクターの相互作用によるパフォーマンスの向上が含まれます。また、SDFの作成と視覚化の改善、時間の経過とともにパーティクルを再リンクしたり、パーティクルを殺したり、パーティクルを変形させたり、パーティクルをジオメトリでスリープ/アウェイクさせたりする機能も追加されています。内部ジオメトリのスケーリングと同様に、アダプティブサブステップが可能になりました。

この新しいリリースでは、アニメーションのショートカットや、さらに多くのデータをPRTとしてエクスポートする機能も追加されています。インポートはAlembic経由のカメラインポートをサポートしました。MacOSのバージョンが利用可能になりました。

Tips

modoのフォールオフ プローブでパーティクルを制御

フォールオフプローブでパーティクルを制御する方法について書いてみます。
modoにはカーブプローブやフォールオフプローブという、カーブや3D空間の位置を利用してリギングするための便利ノードが搭載されています。特にフォールオフプローブは位置を利用して大量のパーティクルをシーケンシャルに制御できるので、モーショングラフィックなんかで便利に使えます。

フォールオフプローブを使用すると、以下の画像のようにフォールオフの影響範囲内のパーティクルを制御することができるようになります。

スケマティックはこんな感じです。

Particle Operator に「位置」を追加して、Falloff Probe の「位置」にリンクします。Falloff Probe の「出力」をParticle Operatorの「速度」や「サイズ」にリンクすると、フォールオフ内のパーティクルを制御することができるようになります。
Radial Falloff 内のパーティクルは Channel Waveformを使用して「速度 Y」を制御して上下移動させています。また Linear Falloff と Relationshipを使用して、下から上にかけてパーティクルのサイズが小さくなるように設定しています。

パーティクルは Particle Generator を使用して等間隔にパーティクルを発生させてます。Source Emitterの「パルス」を設定することで、 Particle Generator の1頂点から1パーティクルだけ発生するように設定してます。
プリミティブのCubeをそのまま使用しているので、シーンのサイズが100mほどあります。Channel Waveformの「振幅」の値が大きいのはこのためです。

 

フォールオフは3D空間でアバウトに影響範囲を指定できるのが便利なため、バージョンアップのたびにフォールオフチャンネルが追加されたノードが増えています。代表的なところだとメッシュの変形、デフォーマのインフルエンス、チャンネルモディファイヤ、フォース、パーティクル モディファイヤ、テクスチャ、プロシージャルモデリングなど、多くのノードでフォールオフを使用することができるようになってます。

 

パーティクルの上下移動程度であればフォースにフォールオフを設定しても同じようなことができるのですが、少し複雑な制御にフォールオフを使用したい場合に、どんな感じでノードを組めばいいのか忘れがちだったのでフォールオフプローブの使い方の記事を書いてみました。

ちなみに、当初は Channel Waveform の「オフセット」をアニメーションさせる予定でしたが、「オフセット」はフォールオフの外側にも影響がでてしまいました。CSV Point Cacheでパーティクルのキャッシュを作成して、カメラをパーティクルコンストレイントで動いていないパーティクルにくっつければフォールオフ内だけ動いて見えるようにレンダリングすることもできます。

 

質感の設定はGradientを使用しています。入力パラメータで「ロケータまでの距離Y方向の距離(オブジェクト空間)」を使用して上下方向の色と、「ロケータまでの距離」を使用してRadial Falloffの距離で「ルミナンス色」と「ルミナンス量」を制御してます。

単純なシーンですが、modoのレンダリング力のおかげでそれっぽく見えるんじゃないかと思います。

 

参考資料

CGレイアウトを改善する10のヒント

ソニーピクチャーズイメージワークスのシニアレイアウトアーティストが、より良いCGレイアウトを作成するための10のヒントについて書いています。面白そうだったのでメモっておきます。
http://www.cgchannel.com/2018/10/10-essential-tips-to-improve-your-cg-layout-work/

 

レイアウトはプロダクションパイプラインの最初のステップで、画面に何が表示されるかを決定します。うまくいけば視聴者はカメラの存在に気付かないでしょう。しかし、うまく行かないと視聴者はストーリーから注意をそらすことになります。

この記事では、より良いカメラレイアウトを作成するためのいくつかのルールを実行します。初期のヒントは基本的な概念を紹介し、ストーリーボード、アニマティクス、ライブアクションのフィルム編集に共通しています。後のヒントは3Dアニメーションのレイアウト作業に特有のものです。

 

1.カメラの高さを使用してキャラクターの力関係を伝える

カメラが俯瞰すると視聴者は被写体を支配するように感じます。キャラクターに高いカメラアングルを使用すると、彼は無力かそれほど重要ではないように見えます。

ローアングルショットはキャラクターを支配的に見せつけ威圧的に見せます。ローアングルとハイアングルの間のカットは、2つのキャラクター間の力関係をしめすのに役立ちます。

目の高さの下にあるローアングルショットは、キャラクターを支配的に見せつけ、脅迫的に見せます。ローアングルとハイアングルの間のカットは、2つの文字の間のパワー関係を記述するのに役立ちます。

 

2.カメラの配置を使用して、視聴者とキャラクターの関係を制御します

POVショットは主観的です。カメラがキャラクターの軸上に配置されると、視聴者はそれを一人称視点として扱います。会話シーンではPOVショット間を切断することで、キャラクター間の感情的なつながりや会話の強さを高めることができます。

プロファイルショットは客観的です。カメラがキャラクターに垂直に配置されている場合、視聴者はそれを直接的には会話に参加せず、遠くから見ることで第三者の視点として扱います。

両方のタイプのショットを一緒に使用すると、会話の進行として視覚的な強さで遊ぶことができます。

 

3.ロングレンズを使用してキャラクターを集める

選択したカメラレンズによって視聴者の空間認識が決まります。 ロングレンズ(焦点距離が70mmを超えるもの)は空間を圧縮します。ワイドレンズ(焦点距離が35mm未満のもの)は空間を広げます。

これはキャラクターと環境との関係に対する視聴者の認識を決定します。 上記の画像ではキャラクターはシーンと同じ位置に配置されていますが、ロングレンズ(この場合は150mmのレンズ)で撮影すると、ロボットは少年のすぐ後ろに立っているように見えます。

別の顕著な違いは被写界深度です。 ワイドレンズはロングレンズと比較して浅い焦点を持っており、キャラクターをバックグラウンドから分離することが重要な場合に効果的に使用できます。

 

4.フレーミングキャラクター用の「すべきこと」と「すべきではないこと」

ショットをフレーミングするときに、キャラクターの頭の上にスペースを残してください。従来はキャラクターがフレームの上部に詰め込まれていないことを確認するために、頭の上に最小限のスペースを残す必要がありました。ヘッドルームが多いほどキャラクターは小さく見えます。頭がフレームの一番上に触れたら、キャラクターの顔をより窮屈にする方がいいです。額を切るのは正常に見える。

キャラクターが側面を見ている場合、彼らの凝視のためのスペースが必要です。彼らがより多くのプロファイルを持つほど、より多くの「ノーズ ルーム(鼻先方向の空間)」が必要になります。これは「リードルーム」または「ルッキング ルーム」とも呼ばれます。

クローズアップをフレーミングするときは、フレームをキャラクターの首に置かない方がいいです。生首に見えることがあります。

同様の不快な錯覚は、フレームの縁がキャラクタのジョイントの1つ以上を通過するときに起こります(膝、肘、足首など)。それは人が自分の体から何かが欠落しているように感じます。この問題を回避するにはカメラの幅を広げたり、よりぴったりとクロップしてください。

 

5. 180度ルールに従います

正しいカメラの配置は、視聴者がシーンのどこにいるのか、どの方向に見ているのか、動いているのかを混乱させないようにします。 ここでは向かい合っている2人のキャラクターのオーバーヘッドビューがあります。 それらの間に架空の線を引いてみましょう。

撮影したカメラをラインの片側に配置すると、カメラの視点がシームレスに切り取られます。


しかし、カメラの配置があるショットから次のショットにラインを横切ると連続性が失われます。キャラクターは画面の一方の側から他方の側に飛び、向き合っているようには見えません。

 

6. 20%と30°ルールに従って連続撮影を行う

同様のカメラアングルまたは2つのカメラビューを編集すると、ジャンプカットが作成されます。連続性の変化が激しくなり、視聴者はカメラがちょうど変化したことを知るようになります。 意図的な効果が得られない限り、これは映画制作にはお勧めできません。

ジャンプカットを避けるには、20%と30°ルールに従ってください。カッティングするときにはカメラ間で、被写体の大きさが少なくとも20%変化し、角度が30度ずれなければなりません。 図では2台の青色カメラの間のカッティングは自然に見えます。 青と赤をカッティングすることでジャンプカットが起こります。

例えば画像Aと画像Bはサイズが異なり、カットが自然に見えるようにカメラ角度は異なりますが、画像Aと画像Cはあまりにも似ています。 AとCを一緒に編集すると、結果はジャンプカットになります。

同じ理由から、あるショットから次のショットに同じレンズを使用することはお勧めしません。

 

7.キャラクターをカメラの動きに導く

これまでは映画撮影の基本的なルールについて論じました。 では3Dソフトウェアで仮想カメラを作成する方法について説明します。 基本的なルールはバーチャル世界に適用されますが、考慮すべき他の事項もあります。

私が多くの学生リールで見られる1つの間違いは、あたかもあらかじめ行動を予測したかのようにカメラがそれに従っているキャラクタの前に動き始めることです。

 

現実にはカメラオペレータは俳優がいつ動くのかを正確に予測することができないため、カメラの動きが数フレーム遅れるとアニメーションがより自然に見えます。

実際のカメラには重さがあることを覚えておくことが重要です。特に大きなフィルムカメラ。 オペレータがカメラをパンするとき、動きの開始時にわずかな遅れがある。 重さを考慮せずにカメラをアニメーションすると、その動きは機械的に見えるか、重力に反しているかのようになります。

 

8.目にプッシュ

プッシュショットでは、キャラクターの目に進むのが最善です。 これは、観客がキャラクターの気持ちに集中し続けるようにします。

 

プッシュポイントが口または他の身体の部位のとき、視聴者はその部位に自然に焦点を切り替え、彼らの集中が失われます。

 

9.カメラをグループ化して整理しておく

カメラを複数の軸で動かす必要がある場合は、3Dソフトウェアでカメラのプロパティをグループ化すると便利です。 一般的にグループにはマスターコントロール、平行移動、回転、揺れ、カメラ自体が含まれている必要があります。 それぞれには定義された役割があります。 たとえば階層のtranslateは、translateにキーを設定するだけです。

 

10.カメラを動かす前に回転軸を設定する

カメラがX軸またはZ軸の移動だけではなく対角線上に移動する場合は、カメラを移動方向に合わせて回転させるとアニメーションが簡単になります。 これはグラフエディタで2つではなく、1つの軸を管理する必要があるためです。

 

対照的にカメラを動かす前に回転させないのはもっと複雑ですが、結果はあまり自然ではありません。

CG News

Adobe CS サポート終了

Adobe CSシリーズのサポートが終了とのことです。Windowsの場合は古いOSと互換が比較的保たれてるので、いきなり動かなくなることは少なそう。

https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html?sdid=19SCDRPS&mv=search&ef_id=CjwKCAjwmJbeBRBCEiwAAY4VVc-fOXL8UQetRNgAm0FAuHBKygWOeKOemkrrXvVxrYesFQ2JxKx9OxoCVJMQAvD_BwE:G:s&s_kwcid=AL!3085!3!247455464587!e!!g!!adobe&gclid=CjwKCAjwmJbeBRBCEiwAAY4VVc-fOXL8UQetRNgAm0FAuHBKygWOeKOemkrrXvVxrYesFQ2JxKx9OxoCVJMQAvD_BwE#creative_suite

 

旧製品(Creative Suite – CS)サポート終了のお知らせ

すでに販売を終了しているCreative Suite(CS)製品をお使いいただいているお客様は、 Windows 10やMac OS High Sierraなど最新のOS環境では、製品のインストールができなかったり、使用中に不具合が生じたりする場合があります。また、セキュリティのアップデートや技術サポートも提供されませんので、パソコンやOS入れ替えの際はご注意ください。
安心して最新環境をご利用いただくために、この機会にぜひCreative Cloudをご検討ください。

Tips

AEでアニメ風の波打ちぎわの作り方

水着回に欠かせないアニメ風の「波打ちぎわ」の作り方について書いてみたいと思います。

海の記号としてよく見る気がしますが、それほど重要な要素でないためかアップのカット以外では止め絵が多いように思います。最近だと「ISLAND」の波がいい感じでしたね。
CGはじめたての頃は動く波打ちぎわを作りたかったけど難しかった気がするので、こんな感じで作るとこんな絵になるよ。という感じの参考になればいいなと思います。

波打ちぎわの作る工程は大まかに3工程です。

  1. 波打ちぎわの素材を作る(白波の素材、波で砂浜がぬれる素材、波のマスク素材)
  2. 波のように動かす
  3.  波を配置する

それでは行程ごとに解説してみたいと思います。

 

波打ちぎわの素材を作る

波打ちぎわの要素、素材を作ります。
波打ちぎわを絵として思い浮かべたとき、構成する要素として欲しいのは以下の4種類くらいでしょうか。欲しい表現によってもっと多くなると思います。

  • 白波
  • 波で砂浜がぬれる
  • 波のマスク素材
  • 背景 (砂浜。海)

それでは要素をAfterEffectsで作っていきます。

 

白波1

よせては返す白波を作ります。

適当に平面を作成して水平にパーティクルを発生させます。パーティクルは「Particular」を使用しています。EmitterのTypeは横長のBoxで、Size Over Life と Opacity Over Life で時間経過と共にパーティクルを小さくして消しています。波全体の消え方を制御するためにパーティクルの数と、サイズにキーを設定してます。
パーティクルはGravityで下に落ちる単純な設定ですが、PhysicsのTurbulence FieldのOffsetにキーを設定して波っぽい揺らぎを加えてます。

後の工程で波の移動アニメーションを6秒にしたので、2秒15フレを中心にキーを設定しています。ちなみに緑色の部分は透明で、コンポジッションの背景色です。

念のためParticularの変更したパラメータも乗せておきます。パーティクルがそれっぽく見えるかはレイヤーの移動距離など相対的ものなので、シーンの作りに応じて調整する必要があります。
AfterEffectsはレイヤー選択して U キー2回押すと、デフォルト値から変更されたパラメータだけ表示できて便利です。

 

ちなみにエミッターの位置をアニメーションする方法も試したましたが、白波の密度が薄くなってしまうのと、引き波の動きがレイヤーを移動した方が好みの感じに仕上げることができました。

 

白波2

手描きの波にあるような記号的な白波も作ります。

平面に「タービュレントノイズ」を適用して、フラクタルの種類を「にじみ」にして微調整します。「展開」にキーを設定してノイズをアニメーションさせます。次に「レベル」を適用してコントラストを上げて線のように設定します。ヒストグラムにキーを設定して線の幅をアニメーションさせています。
色の白い部分以外は透明にしたいので、ノイズレイヤーの下に白平面を作成して「ルミナンスキー マッド」に設定します。最後にマスクを使用して上から下にかけて透明になるようにしました。

 

白波3

白波1と白波2を使用して波が動くアニメーションを作成します。

白波の素材の上に「調整レイヤー」を追加し「メッシュワープ」でアニメーションします。メッシュを波っぽくギザギザにしてしますが、アニメーションの途中で直線的になりすぎない方がいい感じに仕上がると思います。
白波2にはマスクを追加して、波模様があらわれるタイミングを調節しています。

 

波で砂浜がぬれる

砂浜がぬれたとき用の素材を作ります。

黒い平面を作成して 白波3で作った「メッシュワープ」のアニメーション設定済みの「調整レイヤー」をコピーします。
砂浜のぬれた感じをだすために「ブラー (滑らか) 」で少しぼかします。
レイヤーは「不透明度」をアニメーションさせて徐々に透明にします。砂がぬれた後に、水が浸透してちょっと乾いて見せるためです。

 

波のマスク素材

波に水の色をつけるためのマスク素材を作ります。

黒い平面を作成して 白波3で作った「メッシュワープ」のアニメーション設定済みの「調整レイヤー」をコピーします。
水の深さをだすために「ブラー (滑らか) 」で大きめにぼかします。ブラーを大きめに設定したぶん、レイヤーの位置を下にずらします。

 

波を動かす

波打ちぎわの素材をアニメーションさせます。

波のアニメーション

寄せ波と引き波のアニメーションを設定します。

白波3のコンポジッションの「位置」を上下に移動するようにキーを設定します。波の振幅は全体で6秒。0~2.15秒で波がピークに達し、残り3.15秒で波がゆっくり引いていくアニメーションにしました。キーはイージーイーズを使ってイーズイン/イーズアウトするようにしています。
波をリピートさせたいので、アニメーションを設定したレイヤーを複製して、波が連続して見えるようにレイヤーの再生タイミングをオフセットします。

今回は波の素材が1種類のため昔のゲーム(ICOとかの時代)のように波がクロスフェードするような設定にしていますが、実際に波を観察すると「寄せ波」と「引き波」がぶつかって寄せ波の距離が「長い」と「短い」を繰り返したりします。もう少しリアルな波を作りたい場合は、寄せ波と引き波がぶつかる素材を入れるといいと思います。

この画像ではコンポジッションの高さが素材と同じ高さですが、もっと高く設定すればよかった。高さが足りなかったせいで最終的な絵の波の発生位置が近すぎてます。。。

 

砂浜がぬれるアニメーション

波で砂浜がぬれる素材をアニメーションします。

波のアニメーションから位置のキーをコピーします。 波のアニメーションと違い、波のピーク位置で停止させます。

 

波のマスクアニメーション

波のマスク素材をアニメーションします。

波のアニメーションから位置のキーをコピーします。
引き波のときに水位が一定の位置から下がって欲しくないので、黒いレイヤーを追加して波形にマスクを作成しています。

 

波を配置する

アニメーションさせた素材を背景に配置します。

アニメーションさせたコンポジッションを3Dレイヤーにして海岸線に見えるように配置しました。作った素材はそのまま順番に重ねています。白波の素材を複製して、白波の影を落としてみました。背景描くの面倒だったので、砂浜と海はグラデーションした平面です。

 

作りは簡単ですが、アニメ風の波打ちぎわに見えるんじゃないかと思います。

上の画像は波に水透明度や深さを意識した感じにしてますが、完全に水色にするとよりセルっぽい感じになります。

CG News

3dsMax用リトポツール「TopoLogiK」

ノードロックライセンス(1台のコンピュータでのみ使用できます) 価格は€30

 

説明

TopoLogiKは3dsmax用の新しいRetopologyツールです
これは3dsmaxのより高度な手順でパラメトリックかつ効率的なリトポロジーを実現します いくつかの機能はBlenderやTopoGunのような他のソフトウェアで見ることができます

 

特徴

これらのツールはすべて参照メッシュ上の連続投影で機能します

ストライプ
  • ペイントストライプ
  • ベジェの結び目を動かす
  • ベジェを変更するノットは曲線を維持しながらカウントします
  • ストライプサブディビジョンを変更してください
  • テーパーエンド
  • 他の端にスナップします
  • 幅の自動調整
  • カスタムエッジリングをストライプのように編集します
  • ブラシ半径
サーフェス
  • ペイントサーフェス
  • ベジェの結び目を動かす
  • ベジェを変更するノットはカーブを維持しながらカウントされます
  • サーフェスの幅と高さのサブディビジョンを変更します
  • サーフェスの後にサーフェスを続けます
  • エッジ選択を拡張できます
  • ブラシ半径
面を作る
  • エッジ、頂点またはコーナーから新しい面を作成します
  • 最も近い頂点またはエッジに自動的にスナップ/結合します
  • エッジループを選択して拡張します
  • 頂点を移動します
  • 面を削除します
ブランチ
  • ブランチをペイントします
  • エンドポイントを移動する
  • 幅と高さのサブディビジョンを変更します
  • ツイストと回転
  • 分岐後に分岐を続行します
  • 開いているブランチを拡張する
ブリッジ
  • 開始エッジループと終了エッジループを選択します
  • ブリッジサブディビジョンを変更する
キャップ
  • キャップホール
  • キャップメッシュを回転させて、完全な向きを見つけます
  • 可能なすべてのケースでキャップ サブディビジョンを変更します
  • リラックス
  • リラックスブラシ
  • 半径と強さの変更
移動
  • 最も近いサブ要素(面、エッジ、頂点)を自動的に探します
  • 最も近い頂点に自動的にスナップします
  • 選択範囲に追加して削除します
  • 選択範囲を移動します
  • 選択範囲を削除するか、またはペイント削除(フェース、エッジまたは頂点)を選択します
  • エッジループを選択します
  • エッジに沿ってスナップします
フリーズツール(変更から面を保護する)
  • ブラシをフリーズする
  • フリーズ&アンフリーズ
  • 全フリーズ&アンフリーズ
  • 面の選択をフリーズ&アンフリーズ
スプリット
  • 最も近いエッジリングの自動検出
  • 新しいエッジループを最も近いエッジに沿ってスライドさせます
  • カスタムの開始エッジから終了エッジまで分割します
カット
  • 頂点にスナップします
  • 端に沿ってスナップ
  • 選択したエッジを削除します
不透明度コントロール
投射距離
ライブプロジェクト(編集可能なポリまたはメッシュを使用してプロジェクトする)
動的なショートカット通知
Tips

modoでマッスルボーンの作り方

チャンネル リレーションシップを使用したリグの応用として、マッスルボーンの作りかたについて書いてみたいと思います。

 

マッスルボーンとは

ボーン(スケルトン)を使用して筋肉の伸縮を表現するリグのことです。デフォーマやシミュレーションで筋肉を揺らしたりする表現が高コストだった時代に、簡易的に筋肉表現をおこなうために利用されていました。今でもリグのデモリールを見ると、肩の変形制御用に伸縮するスケルトンを見かけることがあります。

 

マッスルボーンの作り方

スケルトンを使用する普通のマッスルボーンはチャンネルリレーションシップで簡単に作れるので、今回はこれまで紹介したセットアップの基本機能を組み合わせながら、フォールオフを使用した編集が手軽にできるマッスルボーンを作ってみました。

セットアップモードに入るとフォールオフが表示され、セットアップモード内のフォールオフの位置のメッシュを伸縮します。ウェイトマップを使用せずに変形してるところ面白いんじゃないかと思います。

サンプルファイル

スケマティックはこんな感じで単純です。スケマティックの左から右に解説してみます。

  1. 上腕と手のスケルトンの「ワールド位置」をMeasure Distanceノードに繋いで、アイテム間の距離を求めます。
  2. Measure Distanceの「距離出力」をRelationship ノードに接続してアイテムを制御します。
  3.  Relationshipの「出力」をRadial Falloffの「位置Z」と「スケールY/Z」に接続して、距離に応じてスケールするように設定します。位置はトランスフォームゼロで追加されるトランスフォームアイテムに接続しているので、セットアップモードではマスタートランスフォームで位置の編集ができます。
    フォールオフはデフォーマやダイナミクスのフォースを制御するアイテムのような印象がありますが、単体でデフォーマとして使用することができます。「セットアップ使用」というセットアップモードでアイテム位置を使用して変形する機能があり、この機能を使用することでセットアップモードのフォールオフ位置に変形を加えることができます。
    「セットアップ使用」を使うので、Radial Falloffはスケルトンの親子関係と関係ない構造になっています。スケルトン変形とフォールオフの変形は「デフォーマリスト」の順番で計算されます。このサンプルではフォールオフの変形後にスケルトンの変形を加えています。セットアップモードでの表示の切り替えは、Radial Falloffの「可視」チャンネルにセットアップ静止値を設定することで切り替えています。

Measure Distanceノードの変わりに Measure Angleノードを使用して前腕の角度を使う方法もありますが、人間の腕や脚のように3関節であれば距離を使用することもできますよ。という感じのサンプルにしてみました。
単純に伸縮する筋肉表現したい場合は「スケルトン角度でモーフを制御する方法」のようにモーフを使用して表現することもできます。どの方法を使用するかは好みの問題ですね。

 

LightWaveのボーンには手軽に力こぶを発生させる「筋肉の発生」という専用機能が搭載されていました。ソフトを覚えはじめの頃に1度だけさわっただけですが、変形形状を指定するような設定があれば便利な機能になったのかもなと思います。