CG 日記

modo 901 使ってみた2

901キャラ関連、軽くパフォーマンスを見てみた。使用したファイルは801のサンプルファイル Big-Green_Guy-Column.lxo Liam_Walk__ACS_Rig.lxo
キャラクター関連のアニメ再生能力は、GreenGuyのシーンでタイムラインスクラブ時に、801で1FPS以下のシーンが901で2.4FPSになった!うん、2倍以上になってるんだけどね(^^; LiamWalkのシーンはもう少しマシな感じ。
表示周りの設定を軽くなるように切り替えると、10FPSくらい出ることがあってギリギリ実用範囲になるのだけど、いまいちオプションの影響が把握出来ない。
ちなみにOpenSubD使用しても思ったほど早くならない。タイムラインスクラブするとディスプレイスが一時的にOFFになるんだけど、もしアニメ再生時の最適化的なオプションが何処かにあるのなら、設定によっては使い物になるかも。

プロパティUIの移動や拡縮、アイテム選択関連は体感的に早くなってるのを感じる。アイテム選択後にチャンネルホールする速度も早くなってるので、全体的に早くなってるのは確かな感じ。

GL関係はFoundry内に専用チームが設けられてて、継続的にアップデートするみたいなので、もう少し最適化されたら嬉しいかなぁ。表示切り替え関連が安定してないので(^^;

901は毎度のごとくマニュアルには載らない実験的機能が搭載されてて、今回はmesh.octreeでボリュームやブロブをメッシュか出来るように拡張されてるらしい。

901初版リリースという事も合ってか、フリーズが多い感じがする(´Д`υ) フリーズするとAutodesk製品みたいに、エラー送信ダイアログが表示されるようになった。

フィジカルマテリアル、特性上必ずブラーリフレクションONになるのだけど、マテリアルの反射レイ1024、アンチ512、リファイメントシェーディング 0.1pix、リファイメント閾値 1.0%、のようにサンプリングに高い値を設定してもノイズが消せない気がする。

ポリベベルをアクティブにすると、ベベルボタンの下にツールプロパティーが表示されるw 将来的なUIのプロトタイプかな。フォールオフのプルダンで▼アイコンを表示しなかったり、UIポリシーがブレはじめてる。901は十分エレガントなので、そろそろUI変更するのやめて(´Д`υ)

マニュアルに記載ないけど初期設定拡張されてて、デフォアイコンのサイズとか設定出来るみたい。

アドバンス表示のグラディエント、対応してる入力は限られているけど、思ったよりちゃんと動いてるw この表示モードは変形やツールの対応とか、大がかりな開発が必要だったらしい。なので色々表示が変だったりする(^^;

901はポコポコ落ちる。新機能だけ見てるからというのもあるけど、メインのタブ切り替えでも落ちる。アドバンス表示を使うと、他のビューの表示も変になったりする(´Д`υ)

フォーラムでもベンドエフェクトを使用したシーンで、セットアップに切り替えると角度が無視されるとか既存機能も問題あるみたい。本格的なSP1まで待った方がいいかもしれない。

ISO設定、カメラじゃなくてアウトプットの方に追加されてたのか。見当たらないわけだ。デジカメじゃなくて、フィルム感度って事かしら?

オーブンサブディビの効果発動条件。オープンサブディビ追加しただけでは駄目で、レガシーサブディビではなく、キャトマルに明示的に変更する必要があるみたい。

トーラスに細分化2回かけたオブジェクトに、ベンド変形加えただけのシーンだと、レガシーサブディビの2倍、キャトマルの20倍くらい早い。それでも20FPS程度。現状、キャラクターの変形ではほとんど差がわからないw

チャンネルのコピペ出来るようになったのと、プロパティを直接スケマティクにドラッグ出来るのは地味に便利。

ダイナミクス系は前のバージョンと互換切り捨てすぎ。パラメータが消えてる物があるので、同じ物理計算を再現出来ない。801の時もそうだったけど、ダイナミクスはデータ互換の破壊的アップデートが多い。

Gradient Fill テクスチャはプロシージャル的にマップを生成してるので、将来的には他のプロシージャルもビューポートで確認出来るマップを生成するようになったら便利かも。元々LWはGL表示系に力入れてたので、modoもリアルタイム表示に力入れていただきたい。

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